初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
前回の続き。
「慣性の力は、ダンスを踊っている間中、
取り入れるべき」
(第1028話参照)
で、ソノ慣性の力はナニに働きかけるべきか・・・
つまり、
ソノ慣性の力によって、動かし始め、
いったん動き始めたら、
同じく慣性の力にしたがって、
動かし続けるべきモノはナニかと言うと、
“エネルギー”だったんだね。
ダンスは、
「エネルギーを上手くスタートさせ、
一度生まれたエネルギーを無理に止めようとすることなく、
スムーズに流していくのが大事!」ってこと。
さぁて、
この場合のエネルギーって、
どんなエネルギーなのかを考えてみよう。
「それなら、分かるわ。
主なエネルギーは、
音楽エネルギーと床からの反作用エネルギー、
ソレから、
重力のエネルギー、かな」
OK、ソノ通りだ。
慣性力という点から、
それらのエネルギーをみてみようか。
「まず、音楽エネルギーは、
“聞く”ではなく
“聴く”ことができないと
『カラダの中に入ってきた』
って感じがなかなかしないわね。
(第15話参照)
単に耳でボーっと聞くだけではなく、
『カラダの中に入ってきた』感がないと、
カラダが実際の動き、
つまりダンスのスタートを切ってくれないわ。
でも、反対に、
音楽が聴こえてくるようになれば、
『カラダのどこをどうやって動かそうか?』なんて
頭を使わなくっても、アル意味、
勝手に動き出したくなって、動いてくれる。
まさに、ミュージック・ガイダンスね。
後は、そうやって音楽エネルギーから生まれた
カラダの中のアクションを、
いかに素直に表現していくか・・・
それが、音楽エネルギーを
動かし続けることになるんだと思うわ」
「床からの反作用エネルギーは、
いかにスムーズに
足裏からカラダの中に取りこんでいくか
が課題でしょうね。
また、
床に純粋なる自分の体重を乗せる
・・・コレも意外と難儀。
リラックスが難しいからね。
でも、いったん要領が分かると、
コレも音楽エネルギー同様、
床を感じ、
エネルギーが上がってくることをイメージするだけで、
誰でも床からのエネルギーをスムーズ調達することは可能。
なんせ、体重のナイ人っていないからね。
後は、カラダの中を循環させる・・・
コレは
インナーマッスルを活性化させることが最重要課題。
アウターマッスルだけだと、
エネルギーはスムーズに流れないわ」
「重力エネルギーも、
もともとアルモノだから、
後は、任せるだけでいいわけだけど、
難しいのは、いかに楽にバランスを崩すか?
で、そのまんま、崩れ落ちちゃうのではなく、
いかに正しく、重心を次に移していくか
・・・コレが、メッチャ難しいのよね。
でも、
「すべてのダンス・パフォーマンスは
重力によって倒れようとする力に対する、
復元力(もとの状態に戻すように働く力)
によって行われている」
(第825話参照)
から、難しいで終わりにせず、
この辺りの勉強、練習が大事なんでしょうね」
慣性の力を利用し、ダンス3大エネルギーを
スムーズに動かし続けるポイントを、まとめてみよう。
① リキミをなくす
リキムと、エネルギーは滞る
筋肉はエネルギーが流れる導管であることを
もう一度思い出そう
(第121~123話参照)
② エネルギーがアルことを知り、意識的イメージをする
カラダが育てば、
「音楽がアルと思えば、聴こえてきて
床がソコにアルと思えば、エネルギーをカラダが吸い上げ、
重力がアルと思えば、
カラダがソレをキャッチするために揺れ始める」
なんて、メチャスゴ・パフォーマンスも可能になる。
③ インナーマッスルを育てよう
ヤッパ、コレ大事ね。
それから、
より実践的なポイントを後もう少しだけ・・・を次回。
続く第1030話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.184 ~さっそくの“迷子” ~
どのくらい時間がたったのでしょうか。
ドンドンドンドン・・
ドアをたたく音?
なにやら遠くで声も聞こえます。
でも、ワタシはまだ目が開きません。
意識がモウロウとしています。
「夢か・・・」
また、深い眠りに落ち込んでゆきそうになったとき、
ハッキリ耳に入ってきました。
「ジュンコさーん、おるんか?」
怒鳴るような“母”の声です。
瞬間、ワタシは飛び起きます。
アカン、眠ってしまっていた。
あわててカギを開けます。
飛び込んでくる、顔、かお、カオ。
“母”そして“父”“その人”です。
その後ろには、大家さんの姿も見えます。
ナニが起こったのでしょう。
3人の固まった表情から、何も読みとることができません。
でも、ものすごく怒っている?
それが、ホッとした表情に崩れていき・・・
ワタシをギッと見据えて“父”が尋ねます。
「ずっと、ココで寝てたんか?」
あきれ果てたような顔つきです。
コクリうなずくワタシの頭上から、言葉が降ってきます。
「ホンマ、人騒がせな」
「どれだけ捜したと思っているの?」
「オマエさんが鍵を持ったまんまやから、開けられへんし」
「出歩いて、迷子になったん違うか思うて」
ようやく、コトを次第が理解できてきました。
レンタカーを調達し戻ってみると、部屋に鍵がかかっている。
ノックしても返事ナシ。
すると、大家さんが、
「アノ子なら、外に出ていたよ」
ワタシの“探索”が、見られていたようです。
ソコからが大変、
みんなで手分けして近辺を捜索。
どうも、相当心配をかけたようです。
寝ていた時間はなんと2時間弱。
捜索時間は・・・
あぁ、ごめんなさい!
いつも 応援クリック ありがとうございます。
↓ ↓ ↓

とても励みになっています。(ジュンコ)
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(第1028話参照)
で、ソノ慣性の力はナニに働きかけるべきか・・・
つまり、
ソノ慣性の力によって、動かし始め、
いったん動き始めたら、
同じく慣性の力にしたがって、
動かし続けるべきモノはナニかと言うと、
“エネルギー”だったんだね。
ダンスは、
「エネルギーを上手くスタートさせ、
一度生まれたエネルギーを無理に止めようとすることなく、
スムーズに流していくのが大事!」ってこと。
さぁて、
この場合のエネルギーって、
どんなエネルギーなのかを考えてみよう。
「それなら、分かるわ。
主なエネルギーは、
音楽エネルギーと床からの反作用エネルギー、
ソレから、
重力のエネルギー、かな」
OK、ソノ通りだ。
慣性力という点から、
それらのエネルギーをみてみようか。
「まず、音楽エネルギーは、
“聞く”ではなく
“聴く”ことができないと
『カラダの中に入ってきた』
って感じがなかなかしないわね。
(第15話参照)
単に耳でボーっと聞くだけではなく、
『カラダの中に入ってきた』感がないと、
カラダが実際の動き、
つまりダンスのスタートを切ってくれないわ。
でも、反対に、
音楽が聴こえてくるようになれば、
『カラダのどこをどうやって動かそうか?』なんて
頭を使わなくっても、アル意味、
勝手に動き出したくなって、動いてくれる。
まさに、ミュージック・ガイダンスね。
後は、そうやって音楽エネルギーから生まれた
カラダの中のアクションを、
いかに素直に表現していくか・・・
それが、音楽エネルギーを
動かし続けることになるんだと思うわ」
「床からの反作用エネルギーは、
いかにスムーズに
足裏からカラダの中に取りこんでいくか
が課題でしょうね。
また、
床に純粋なる自分の体重を乗せる
・・・コレも意外と難儀。
リラックスが難しいからね。
でも、いったん要領が分かると、
コレも音楽エネルギー同様、
床を感じ、
エネルギーが上がってくることをイメージするだけで、
誰でも床からのエネルギーをスムーズ調達することは可能。
なんせ、体重のナイ人っていないからね。
後は、カラダの中を循環させる・・・
コレは
インナーマッスルを活性化させることが最重要課題。
アウターマッスルだけだと、
エネルギーはスムーズに流れないわ」
「重力エネルギーも、
もともとアルモノだから、
後は、任せるだけでいいわけだけど、
難しいのは、いかに楽にバランスを崩すか?
で、そのまんま、崩れ落ちちゃうのではなく、
いかに正しく、重心を次に移していくか
・・・コレが、メッチャ難しいのよね。
でも、
「すべてのダンス・パフォーマンスは
重力によって倒れようとする力に対する、
復元力(もとの状態に戻すように働く力)
によって行われている」
(第825話参照)
から、難しいで終わりにせず、
この辺りの勉強、練習が大事なんでしょうね」
慣性の力を利用し、ダンス3大エネルギーを
スムーズに動かし続けるポイントを、まとめてみよう。
① リキミをなくす
リキムと、エネルギーは滞る
筋肉はエネルギーが流れる導管であることを
もう一度思い出そう
(第121~123話参照)
② エネルギーがアルことを知り、意識的イメージをする
カラダが育てば、
「音楽がアルと思えば、聴こえてきて
床がソコにアルと思えば、エネルギーをカラダが吸い上げ、
重力がアルと思えば、
カラダがソレをキャッチするために揺れ始める」
なんて、メチャスゴ・パフォーマンスも可能になる。
③ インナーマッスルを育てよう
ヤッパ、コレ大事ね。
それから、
より実践的なポイントを後もう少しだけ・・・を次回。
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vol.184 ~さっそくの“迷子” ~
どのくらい時間がたったのでしょうか。
ドンドンドンドン・・
ドアをたたく音?
なにやら遠くで声も聞こえます。
でも、ワタシはまだ目が開きません。
意識がモウロウとしています。
「夢か・・・」
また、深い眠りに落ち込んでゆきそうになったとき、
ハッキリ耳に入ってきました。
「ジュンコさーん、おるんか?」
怒鳴るような“母”の声です。
瞬間、ワタシは飛び起きます。
アカン、眠ってしまっていた。
あわててカギを開けます。
飛び込んでくる、顔、かお、カオ。
“母”そして“父”“その人”です。
その後ろには、大家さんの姿も見えます。
ナニが起こったのでしょう。
3人の固まった表情から、何も読みとることができません。
でも、ものすごく怒っている?
それが、ホッとした表情に崩れていき・・・
ワタシをギッと見据えて“父”が尋ねます。
「ずっと、ココで寝てたんか?」
あきれ果てたような顔つきです。
コクリうなずくワタシの頭上から、言葉が降ってきます。
「ホンマ、人騒がせな」
「どれだけ捜したと思っているの?」
「オマエさんが鍵を持ったまんまやから、開けられへんし」
「出歩いて、迷子になったん違うか思うて」
ようやく、コトを次第が理解できてきました。
レンタカーを調達し戻ってみると、部屋に鍵がかかっている。
ノックしても返事ナシ。
すると、大家さんが、
「アノ子なら、外に出ていたよ」
ワタシの“探索”が、見られていたようです。
ソコからが大変、
みんなで手分けして近辺を捜索。
どうも、相当心配をかけたようです。
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