初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
さてさて、
自主的ボディ・トーンのお話だよ。
「ふと気がついたら、
相手のボディ・トーンと全然合っていない。
インナーマッスルを使ったり、呼吸したり・・・
でも、ちっともリードできない」
「一生懸命吊り上げ筋を使って、
カラダを伸ばしているつもりなのに、
相手のボディはユルんだまんま。
どうしてだろう?」
「女性からもトーンを伝えなさいと言われて、
やってはいるんだけれど、
前の男性は反応ナシ。
なぜかしら?」
と言う方へ、
ボディ・トーンは、
体幹部だけで、
作っているのではありません
へ? いつもは、
「ダンスは体幹部が大切よ」
と言っているジュンコ先生、
ボディ・トーンを作るのに
ボディのほかにドコが大切なんですか?
ジュンコ先生は答える。
「忘れちゃダメなのが、
下よ、下」
へ? 下って“股関節”のこと?
「股関節も重要ね、
でもそれより大事なところがあるわ。
もっと下に」
“ヒザ”かな?
「いいえ、ヒザではないわ。
ヒザは非常に二次的な使い方でOK。
大事なのは、もっと下よ」
じゃぁ “足首”?
「足首は、ソレの次に大事ね。
もっと下よ」
えぇ~ドコなの?
「“足裏”よ」
つまりは、
足裏から、
床の反作用エネルギーが
上がってきているってことを、
忘れているのではないですか?
ってことなんだ。
つまり、
GOODなボディ・トーンは
下から作られるモノなんだ。
ではなぜ、足裏からのエネルギーが
上がりにくいなんて状態になっちゃうのか。
考えられる理由
その1
意識していなかった
・・・慣れない間は
『床から足の裏を通ってエネルギーがやってくる』
と意識しないと上がりにくいんだ。
その2
足裏が硬くなっていた
・・・指が縮こまったりもNG。
ダンサーの足裏は疲れやすく、硬くなりやすい。
そうなるとエネルギーの通りは当然悪くなる。
セルフ足底ケア(第213話参照)は意外と大事。
その3
エネルギーが上がりにくい
バランスだった
・・・まっすぐ、または、バックバランスだと、
エネルギーは上がりにくい。
目指すはやや前傾(第1021話参照)
また、正しく大腰筋が使えると
目指す前傾に立てるともいえる。
さて、正しく自主的ボディ・トーンができたときの
目安も上げておこう。
ボディだけではなく、以下のところが使いやすくなる。
まずは、足裏
次に、足首
そして、股関節
足首および股関節については、
またオイオイ取り上げていきますんで、ヨロシク。
続く第1025話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.179 ~入国審査 ~
ヒースロー空港。
「さぁ、ロンドンにやってきたぞ!」
そんな感動もありません。
まだ、地に足が着いていないようで、頭もフラフラしています。
長時間の飛行が、かなりこたえた感じです。
早く目的地に到着し、安定したい・・・
ところが、ソウはいかないようです。
空港脱出までかなり大変そうなのです。
広い空港内をグルグルしながら、
ようやくたどりついた“入国審査場”の様子にアゼンとします。
ものすごい人が一列に並んで、審査待ちの状態。
しかも、みんなジーッとしている!?
高速道路での事故渋滞さながら、遅々として進みません。
もちろん、見慣れぬ“外国人”がほとんどという異様な光景・・・
「ココでは、僕らも外国人やで」
“その人”が静かに言いました。
最後尾はいったいドコ?
ため息とともに、ソコに並びます。
そして・・・
なんと、
審査を受けるまでに、1時間以上もかかってしまったのです。
イギリスの入国審査は大変厳しいと師匠から聞かされていました。
「不法労働に対するチェックが厳しいからな、
早口の英語で様々な質問を投げかけてくるぞ。
いいか? ナニ言うてるのかわからんのに、
“イエス”やら“ノー”やら適当に返事したらアカンで」
運悪く厳しい審査官に当ってしまうと、
なかなか入国許可が下りないと言うのです。
ただし、入国審査官が質問することは、
入国目的、職業、イギリスでの滞在期間などという
“お決まり”であるとも。
「ややこしいことは言わずに、こう答えなさい」
審査に対する答え方を教えてもらいました。
覚えているのは、こんな単語・・・
“sightseeing, student”
「観光に来た学生」
滞在期間は実際より短く言ったように覚えています。
それで通るのかなと心配でしたが、
審査官はニコッとしてスタンプをポンッ
かなり甘い審査官だったのでしょうか。
審査が終わった後も何かと手間取り、
師匠夫妻との出会いは、
さらに1時間あまりを経過した後のことでした。
いつも 応援クリック ありがとうございます。
↓ ↓ ↓

とても励みになっています。(ジュンコ)
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インナーマッスルを使ったり、呼吸したり・・・
でも、ちっともリードできない」
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カラダを伸ばしているつもりなのに、
相手のボディはユルんだまんま。
どうしてだろう?」
「女性からもトーンを伝えなさいと言われて、
やってはいるんだけれど、
前の男性は反応ナシ。
なぜかしら?」
と言う方へ、
ボディ・トーンは、
体幹部だけで、
作っているのではありません
へ? いつもは、
「ダンスは体幹部が大切よ」
と言っているジュンコ先生、
ボディ・トーンを作るのに
ボディのほかにドコが大切なんですか?
ジュンコ先生は答える。
「忘れちゃダメなのが、
下よ、下」
へ? 下って“股関節”のこと?
「股関節も重要ね、
でもそれより大事なところがあるわ。
もっと下に」
“ヒザ”かな?
「いいえ、ヒザではないわ。
ヒザは非常に二次的な使い方でOK。
大事なのは、もっと下よ」
じゃぁ “足首”?
「足首は、ソレの次に大事ね。
もっと下よ」
えぇ~ドコなの?
「“足裏”よ」
つまりは、
足裏から、
床の反作用エネルギーが
上がってきているってことを、
忘れているのではないですか?
ってことなんだ。
つまり、
GOODなボディ・トーンは
下から作られるモノなんだ。
ではなぜ、足裏からのエネルギーが
上がりにくいなんて状態になっちゃうのか。
考えられる理由
その1
意識していなかった
・・・慣れない間は
『床から足の裏を通ってエネルギーがやってくる』
と意識しないと上がりにくいんだ。
その2
足裏が硬くなっていた
・・・指が縮こまったりもNG。
ダンサーの足裏は疲れやすく、硬くなりやすい。
そうなるとエネルギーの通りは当然悪くなる。
セルフ足底ケア(第213話参照)は意外と大事。
その3
エネルギーが上がりにくい
バランスだった
・・・まっすぐ、または、バックバランスだと、
エネルギーは上がりにくい。
目指すはやや前傾(第1021話参照)
また、正しく大腰筋が使えると
目指す前傾に立てるともいえる。
さて、正しく自主的ボディ・トーンができたときの
目安も上げておこう。
ボディだけではなく、以下のところが使いやすくなる。
まずは、足裏
次に、足首
そして、股関節
足首および股関節については、
またオイオイ取り上げていきますんで、ヨロシク。
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vol.179 ~入国審査 ~
ヒースロー空港。
「さぁ、ロンドンにやってきたぞ!」
そんな感動もありません。
まだ、地に足が着いていないようで、頭もフラフラしています。
長時間の飛行が、かなりこたえた感じです。
早く目的地に到着し、安定したい・・・
ところが、ソウはいかないようです。
空港脱出までかなり大変そうなのです。
広い空港内をグルグルしながら、
ようやくたどりついた“入国審査場”の様子にアゼンとします。
ものすごい人が一列に並んで、審査待ちの状態。
しかも、みんなジーッとしている!?
高速道路での事故渋滞さながら、遅々として進みません。
もちろん、見慣れぬ“外国人”がほとんどという異様な光景・・・
「ココでは、僕らも外国人やで」
“その人”が静かに言いました。
最後尾はいったいドコ?
ため息とともに、ソコに並びます。
そして・・・
なんと、
審査を受けるまでに、1時間以上もかかってしまったのです。
イギリスの入国審査は大変厳しいと師匠から聞かされていました。
「不法労働に対するチェックが厳しいからな、
早口の英語で様々な質問を投げかけてくるぞ。
いいか? ナニ言うてるのかわからんのに、
“イエス”やら“ノー”やら適当に返事したらアカンで」
運悪く厳しい審査官に当ってしまうと、
なかなか入国許可が下りないと言うのです。
ただし、入国審査官が質問することは、
入国目的、職業、イギリスでの滞在期間などという
“お決まり”であるとも。
「ややこしいことは言わずに、こう答えなさい」
審査に対する答え方を教えてもらいました。
覚えているのは、こんな単語・・・
“sightseeing, student”
「観光に来た学生」
滞在期間は実際より短く言ったように覚えています。
それで通るのかなと心配でしたが、
審査官はニコッとしてスタンプをポンッ
かなり甘い審査官だったのでしょうか。
審査が終わった後も何かと手間取り、
師匠夫妻との出会いは、
さらに1時間あまりを経過した後のことでした。
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