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ジュンコ先生の

ホールドのレッスンが続いている。

「ジュンコ先生のブログ内グループレッスンのご案内」


ホールドにおける

トーンのリード&フォローテクニックの実践。

ジュンコ先生の言う
最も分かりやすい
ボディ・トーンのテクニック
とは何だろう?


「では、これからまずは女性の方全員に
ボディ・トーンをリードしてみるわね」

ジュンコ先生はそう言って、
女性一人ひとりと組んでいく。
まずはトシ子さんだ。
右手をトシ子さんの左側肩甲骨辺りにおくと・・・


「あぁ、分かります」
と、トシ子さんは声を上げている。


「どんな感じか、
みんなに言葉で説明してあげて」
とジュンコ先生。


すると、トシ子さん
「ハイ。

カラダの中が伸びていく感じです」



次はカナちゃん。
「わぁ、ホントウだ。

吊り上っていきますぅ~。

お腹も締まってきます」



そして、真理も。

下半身からせりあがってくる感じです。

背が高くなったように感じます」



ジュンコ先生はみんなの方に向き直り、
「ワタシが何をしているのか、
どんなテクニックを使っているのか分かる人!」


平田さんが手を上げた。

呼吸のテクニックですな。
(第7280話参照)

吸うような感じですかな?」


紀子さんは、
「インナーマッスルを使っているのではと思います。
お腹を締める

腹横筋(第304話参照)
腹斜筋(第956話参照)・・
違いますか」


と、和夫が珍しく声を上げた。
「呼吸もコルセット筋も使っているようですが、
一番使っているのは、
吊り上げの筋肉ではないでしょうか。
皆さんの背が伸びたように感じるほど、
トーンがハッキリ変化したので、

インナーマッスルの吊り上げ筋を

最も意識的に操作している


ように思います」



するとカナちゃんが、
「うん、そんな感じです。
みぞおち辺りに最も変化があるんです。

骨盤とアバラの距離が

グーンと離されていく
ようなそんな感じです」



田島さんが言った。
「おなじみ、

大腰筋の操作ですね」



ジュンコ先生がようやく口を開いた。
「ソノ通り。
大腰筋の操作を最も意識的にやっているわ。
大正解よ」

ジュンコ先生の言葉は続く。
「トーンのリードの中で、
相手にハッキリとした変化を与えられるのが、
吊り上げ筋肉の操作なの。
ソノ筋肉が正しく作動しているときは、
今のように、

男性の右手と女性の背中だけの

コンタクトから

トーンを伝えることが可能
よ。

そのとき、必ず腹横筋は作動しているはずだし、
呼吸も止まっていないはず。
なぜだか分かるかしら?」


和夫が答える。
「インナーマッスルの中で
真っ先に反応するのが腹横筋なので、
大腰筋が働いているということは、
もうすでに腹横筋は働いているはずと考えられます。
そして、その腹横筋は呼吸筋でもあるので、
呼吸もすでにしているはず・・・」



「その通りよ」
とジュンコ先生。

「OK、では、今度はカップルになって、
トーンのリード&フォローをやってみましょう。
女性のほうからもリードするつもりで、
しっかりカラダの中を動かしてね。
注目は吊り上げ筋肉よ」


みんなホールドして試しているが・・・


「なんか、全然伝わらないなぁ」
「一生懸命、カラダを吊り上げてもらって、
と思ってやってるんですけど」
とみんな口々に言っている。


ジュンコ先生はソノ様子を見てこんなことを言い出した。
「もし自分のトーンが
相手に思うように伝わらないなら、
たぶん
自分ひとりでの
“自主的ボディ・トーン”の作り方を
見直さなければならない
わね。
極論を言えば、
トーンは相手にリードしよう、
伝えようと懸命にならなくても、

少し意識すれば、

自動的に伝わるもの
だから」


カナちゃんが質問だ。
「それじゃあ、
一生懸命、自分がトーンを作っても、
ちっとも相手に伝わらないときは、
おかしいってことですよね?」



「そうよ。
相手とリード&フォローし合えて、
二人で作ったって時は、
必ず感じるものだからね」


      続く第1024話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.178 ~機内は大変 ~

日本からシンガポールまで約7時間。
ここで、乗り継ぎ、
シンガポールからロンドンまでは、約14時間。
飛行時間は約21時間。
シンガポールでの待機、6時間がプラスされて全部で27時間。

「想像以上にキツイわよ、大丈夫?」
スチュワーデスの“お姉さん”が、
心配そうに言ったのを覚えています。

「そういえば、二人とも海外は初めてだったのよね。
だったら、ヤッパリ、直行便が楽かもよ」
と、自分の勤めているJALを勧め直してくれましたが、
キツイ?楽?
のイメージもわかず・・・。

むしろ、日頃のレッスンでアクセクしていたことを思うと
焦らず、ゆっくり行きたいナァという気分でした。
それに、27時間くらいかかったほうが、
「ロンドンへ来たんだ!」
という、実感がわいて良いんじゃないか、
また、
スチューデスさんとのやり取り、機内食や映画鑑賞・・
渡航プロセス自体に、
“旅を楽しむ”期待感もあったのですが。

して、体験後の感想は、
「こんなに大変だとは・・・」

狭い席、低い天井、
「飛行機の中ってこんなに“詰まってる”んだ」
それが最初の印象でした。

楽しみにしていたスチューデスさんのコスチュームも含め、
最初はもの珍しかった機内の様子にも、
すぐに飽きてしまいました。
機内食は日本から遠くなるほどに、口に合わなくなり、
食べられなくなってきました。
映画を観る元気もありません。
キツイ酔い止めのせいで、ほとんどが寝たまま。
窮屈なカッコウ。
身体中が心地悪さを訴えます。
乾燥のため、肌が突っ張り、唇がガサガサに。

師匠夫妻の待つ、ロンドン、ヒースロー空港に降り立ったときは、
もうヘトヘトに疲れていました。

そして、ソコからもまだまだ・・
アァ、大変は続き。



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