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さあお待たせ!

進化版・後退ウォーク・プラクティス

(靴を脱いで裸足でやってみると分かりやすいよ)

① 両足を肩幅にして楽に立つ。
このとき、スーッと頭が高く感じられて、
静かなリラックス状態。

② そのままで、トウバランスに。
頭が前上方にフーッと持ち上がった感じとともに、
かかとをスーって上げるんだ。
その後、ゆっくりかかとを下ろす、が、体重は乗せない。
体重はトウよりのボール・・かなり前バランスでOK
と、ココまでは第1012話
実践・カラダの内部から後退感覚プラクティス
と一緒。
では、体重を左足に乗せて、右足後退からやってみよう。

③ 右手のひらをみぞおちあたりに置く。
(コレでカラダ内部の変化を感じながらやるわけね)
右足は左足の横にリラックスさせ置いておく。
両足ともかかとは軽くついているが、
②のまんま、前バランスの状態・・・コレがスタートだ。
(右足はやや床からかかとが浮き気味でもOK)

④ みぞおち辺りをジワーッと後退していく。
ポイントは、

ものすごくアクションを小さくすること。

後退感覚は5ミリ、1センチ・・くらい。
ソレと同時に、カラダの内部および、
足裏感覚を変化させていくよ。
体重を、ボールから土踏まず、そしてヒールへと
後退させていくんだ。
(このとき、頭は下に落とさないように)

⑤ さぁココで、右手のひらを通して
ボディ・チェック、やってみよう。
みぞおち辺りがキューって締まっているかな?
両アバラ骨の間が詰まったような感覚があるかな? 
エネルギーが集まってきているような感じかな?
呼吸で言うなら、吐いたような感じかな?

ココまでできたら、
他の部位もチェックするよ。
背中にはやや上へのトーンがあるかな?
右足の太ももが持ち上がりそうになり、
かかとが浮いているかな?

⑥ では、さらにカラダ内部の後退を続けてみよう。
左足指が完全に床から浮いちゃう!くらいまでになったら、
ボディ・チェック
右手のひらしたのみぞおち辺りは、
ググーって締まってるかな?
背中のトーンもきつくなっているかな?
右足、太ももが持ち上がり、
ヒザが緩み、かかとが浮いているかな?
まだ、後退動作は行われていない。

では、骨盤あたりのチェックに移ろう。
まず左側骨盤がやや後傾
(前に突っ張った状態)になっているかな?
右側は、曲がっているかな?

最後に、左ヒザのチェック
ほんの少し、
前にユルミがある程度で、曲がっていない。
かえって、太ももの裏にハリ感があり、
つっぱった感じ?でOK。

⑦ ココまでが、カラダ内部での後退動作だ。
ココから右足後退動作に入っていくためには、
上半身との連動が必須なんだ。
ということで、
右手を前に動かすアクションに入っていくよ。
右足を後ろにゆっくり引きながら、
右腕もゆっくり前に移動するんだ。
ただし、
右足はヒザ、右ヒジ曲がったままでOK。
伸ばす必要はナシ。

⑧ ここで、左手のひらをみぞおちあたリに置いて、
ボディ・チェック。
ソノ部位から、右脚が後ろに引かれ、
右手が前に伸びている感じがあるかな?
右足の引く方向がキモ。
後方やや斜め上ならOK。
左手のひら下では、みぞおちの右側辺りが
ググぐってナナメ後方上に動いている感じ。
左、骨盤前面に触れてみよう。
“右脚が後ろに引かれ、
右手が前に伸びている感じ”
にしたがって、
ゆるんでいく感じがあるかな?
コレが「股関節が軸足(今は左足)を
通り過ぎていっている感覚」だ。
もちろん、上記⑥で突っ張っていた感じはなくなり、
後傾から前傾に移っているはず。

⑨ ⑧の運動を続けながら、ヒザを抜く(ユルメル)
やがて、右足のトウが床にタッチ。
このころ、ヒザが前に送られたって感じになる。

⑩ 両足が前後に広がった状態。
みぞおち辺りが最も前後に伸びたような感じかな?
この延長に、中間バランスが待っているよ。

体重が右足に乗るにしたがって、
左足がカラダの中から引っ張られるように、
ボディの下に寄ってくる。
ソノアクションと連動し、左腕が前に移動。
右腕とスイッチしていくよ。
(このスイッチ感覚がいつ訪れるか、よーく感じてね。
でないと、アレ?腕のフリが変!? 
ショルダーリードみたい!?ってことになっちゃうよ)
右脚かかとがタッチし、ようやく終了。

はぁ~

おっと、後退アクションを続けるときは、
⑧の右足のトウが床タッチの状態から、
右足上では、
最初の①がすでに始まってるんで・・・

さぁ?ついて来れたかな?


      続く第1016話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.170 ~ダンス・ウェアのお話 ~

当時は今のようにダンス・ショップも多くなかったため、
ダンス専用のレッスン着を用意するにしても、大変でした。
また、その数少ない“レッスン・ウェア”にも、
なにやら要らない装飾がついていたり、
テカテカ光った生地の派手系で、粋でシックな服はなく・・・
と言っても、
コレはワタシにとってというだけの話かもしれませんが。

もともと、
フリルやレース使い・花柄・ピンクなど明るい色目・・
といった、
フェミニンな装いには苦手意識のあったワタシにとって、
“ダンス・レッスン・ウェア”そのものが、
最初から難しいものであったようにも思われます。

日頃の生徒サンのレッスンのときも、
メダルテストなど公の行事に参加するときも、
ダンス・ウェアではない普通の服をダンス用として着用していました。
服を選ぶ際チェックしたのは肩まわりが楽であるか?
(スカート・ワンピース)なら、裾(すそ)が広がるかどうか?
生地が薄手で活動しやすいかどうか?
捜せば結構見つかったため、特に困ったこともありませんでした。
 
ところが、ロンドンでのラテン・レッスン着には、
大いに悩み始めたワタシ。
思いはこうです。
“脚を露出したくない”
“カラダのラインをあまり出したくない”
コンプレックスを隠したかったのです。
特にO脚と弱々しい腰のラインを出すのがイヤでした。
しかし、実はソウも言っていられないお話で、
“ぴったりフィットウェア” は必要なのかも、
とも思いました。
カラダを隠すファッションだと、
ボディ・アクションやレッグアクションを学びにくいetc.
つまり、レッスンに支障をきたすかもしれないと思ったのです。

ミナミ・アメ村で、
黒のレオタードとスパッツそして、
ストレッチ素材のミニスカートを購入。

そういえば、レッスン着のことを“その人”に相談すると、
「服を見せに行くのではない。
ダンスを見せにいくのだから」

ごもっとも・・・



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