初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
ジュンコ先生の
ホールドのレッスンが続いている。
「ジュンコ先生のブログ内グループレッスンのご案内」
テーマ “ロング・コンタクト”から、
ソレ(ロング・コンタクト)に至るまでに
習得しておくべきテクニック
後退アクションへと話はつながってきたのだが。
ロング・コンタクトを取りながら、
お互いに無理を強いることなく自在に踊り続けるには、
進化版・後退ウォークが必須・・・
ジュンコ先生が言う。
「進化版・後退ウォークとは、
その1
カラダの中から後退アクションが起こっていること
その2
股関節・腿・ヒザ・足裏がカラダ内部とつながりを
持って変化すること
そして、ココからがさらに大切よ。
以下ができないと、実践に弱い、
実学にならないテクニックになっちゃうからご用心ね。
その3
上半身、特にフレーム(腕・手)と連動していること
で、当たり前だけど、
その4
相手の前進運動・エネルギーとつながりを持っていること
ジュンコ先生はみんなに向き直り、
「以上の4つを念頭に置きながら、シャドウをしましよう。
と言っても、
一度に4つは無理だろうから・・・
優先順位1番である
『その1 カラダの中から後退アクションが起こっている』
この感覚を大事にしながら、やってみてね」
それぞれシャドウを開始・・・
ところがみんな苦戦している様子だ。
「ちゃんとやろうと思ったら、
難しくなっちゃう」
声を上げたのはカナちゃんだ。
みると、
右足を後退させるとき、左腕を前に振っている。
横にいたノリタケ君が言う。
「それは、ショルダー・リードでしょ?
あ、僕も、ソウなっている(笑)」
ヨシコさんは、
「カラダの中を意識していたら、
ヒザが突っ張ってきて・・・」
坂田さんは、
「いつ、足を後ろに引いていいのか、
タイミングが分からないです」
ソレに対し、ジュンコ先生
「やってみせてちょうだい」
坂田さん、左足に体重を乗せ、
右足から後退しょうとしている様子を
ジュンコ先生に見てもらう。
坂田さんは、カラダでなにやら操作をし、
太ももからまっすぐ足を引いた。
足裏も後ろからキレイに見える状態だが。
すると、
「脚を引くタイミングが速いようね。
脚を脚で動かしたらダメよ」
坂田さんは???
「カラダの中を使って、
その結果、動いたときは必ず実感がアルわ。
実感がないときは、
脚が“自力”で動いてしまっているの。
もっと、焦点を、
みぞおち辺りに絞って感じてみてね」
坂田さんはうなずいて
「やってみます・・・」
ケイコさんが手を上げている。
質問のようだ。
「股関節を使ったつもりが
なんだか腰が抜けてしまっている感じで。
上手く後退につながらないのです」
ケイコさんは言いながらやってみせる。
体重を左足に乗せ、
ソノ上で操作をしているようなのだが・・・
「股関節を使う(時期)のが速いわね」
すると、
横で見ていた佐藤さんが口を挟んだ。
「先に、ヒザを前に送ればいいんですよ。
押し出すように。
ねぇ、そうですよね」
ケイコさんは、試みている。
「ヒザを前に・・・こうかな?
あれ?
カラダの中を使うの忘れていたわ。
わからなくなっちゃった」
佐藤さんが余計なことを言ったから、
という感じで、恨めしそうに苦笑いだ。
ジュンコ先生は言った。
「ヒザを前にという動作は、
股関節を使うよりもっと遅くでいいわ。
しかも自然に使えるから、あえてしない方がいいのよ」
千恵子さんからも手が上がった。
質問だ。
「ヒールで送れなくなっちゃいました。
どこがおかしいのでしょうか」
ジュンコ先生が言った。
「後退のときは
まず“親指で床を押す”
ことから始まるからね。
ヒールで送るアクションは結果の行為なの」
千恵子さんは不思議そうな表情だ。
紀子さんも質問だ。
「カラダの中を後退していくと、
股関節がすぐに緩まずに
いったんは、
ほんの少し突っ張ったように感じる
んですが・・・
これは良い事なのでしょうか?」
ジュンコ先生はニッコリ笑って、
「スゴイ発見ね。
ソレは良い事よ。
OK、後退ウォークに関して色々、誤解もあるようなので、
もう少し詳しくみていくわよ」
続く第1014話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.168 ~ファッショナブルじゃない!? ~
“お土産”以外にも、
渡英へのテンションを下げる小さな事件は続きました。
渡英も間近に迫ったある日のこと、
いつものように生徒サンのレッスンが終わり、
控え室にやってきたワタシに向かって
突然、師匠がこう切り出したのです。
「そうや、
コレを言うておいたらなアカンわ」
大切なことを言い忘れていたような口ぶりです。
そして、ワタシをジーッと見据えながら、
「向こうで(ロンドンのこと)は、どんなカッコウするんや?」
レッスン着のことのようです。
ワタシは口ごもりながら
「あの・・・
ナニか特別なカッコウが必要なのですか?」
すると師匠は、
「特別というわけではないが、
まさか、その“カッコウ”やないやろな」
ソノ目線のさきにあるワタシのカッコウとは・・・
黒いワイドパンツ
そして、
これまた黒のジャージー素材のユッタリ目のトップス。
ほぼ、いつもどおりのいでたちでした。
ドコがおかしいのか、正直分かりませんでした。
「高価なモノというわけではないが、
チャンとしたモノを着ているんだけど」
ワタシは、気分が暗くなります。
何を言われるのやら、ものすごく憂鬱になってきました。
なぜなら、スタジオ勤務を始めた当初、
師匠からよく注意を受けていたことを思い出したからです。
「オマエさんなぁ、
もっと、こうファッショナブルな、
いいカッコウできんのか!?」
“ファッショナブル”と言う言葉がやけに耳に残ります。
そういえば、
“ファッショナブル”からは縁遠かった学連時代をおくってきました。
競技会の時の派手なメークと華やかなドレスと裏腹に、
日頃はほとんどノーメーク、コンサバ地味ファッション。
スタジオ勤務を始めてからも、
その辺の感覚はなにも変わっていませんでした。
して、師匠の言う“ファッショナブルな、
いいカッコウの目安”とは、
「ココに来る生徒サンは、
みんなエエモン身に付けている。
その人の“先生”になるんやから、
生徒サンより、いいモン、身につけるくらいでないとアカン」
師匠の言う“ファッショナブルな、
いいカッコウ”とは、
“高価な服”“ブランド物”という意味のようでもあります。
“高価な服”“ブランド物”を買う余裕も興味もなかったワタシは、
それなりに反省をし、
シフトしたつもりではあったのですが。
さらに師匠は・・・
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進化版・後退ウォークが必須・・・
ジュンコ先生が言う。
「進化版・後退ウォークとは、
その1
カラダの中から後退アクションが起こっていること
その2
股関節・腿・ヒザ・足裏がカラダ内部とつながりを
持って変化すること
そして、ココからがさらに大切よ。
以下ができないと、実践に弱い、
実学にならないテクニックになっちゃうからご用心ね。
その3
上半身、特にフレーム(腕・手)と連動していること
で、当たり前だけど、
その4
相手の前進運動・エネルギーとつながりを持っていること
ジュンコ先生はみんなに向き直り、
「以上の4つを念頭に置きながら、シャドウをしましよう。
と言っても、
一度に4つは無理だろうから・・・
優先順位1番である
『その1 カラダの中から後退アクションが起こっている』
この感覚を大事にしながら、やってみてね」
それぞれシャドウを開始・・・
ところがみんな苦戦している様子だ。
「ちゃんとやろうと思ったら、
難しくなっちゃう」
声を上げたのはカナちゃんだ。
みると、
右足を後退させるとき、左腕を前に振っている。
横にいたノリタケ君が言う。
「それは、ショルダー・リードでしょ?
あ、僕も、ソウなっている(笑)」
ヨシコさんは、
「カラダの中を意識していたら、
ヒザが突っ張ってきて・・・」
坂田さんは、
「いつ、足を後ろに引いていいのか、
タイミングが分からないです」
ソレに対し、ジュンコ先生
「やってみせてちょうだい」
坂田さん、左足に体重を乗せ、
右足から後退しょうとしている様子を
ジュンコ先生に見てもらう。
坂田さんは、カラダでなにやら操作をし、
太ももからまっすぐ足を引いた。
足裏も後ろからキレイに見える状態だが。
すると、
「脚を引くタイミングが速いようね。
脚を脚で動かしたらダメよ」
坂田さんは???
「カラダの中を使って、
その結果、動いたときは必ず実感がアルわ。
実感がないときは、
脚が“自力”で動いてしまっているの。
もっと、焦点を、
みぞおち辺りに絞って感じてみてね」
坂田さんはうなずいて
「やってみます・・・」
ケイコさんが手を上げている。
質問のようだ。
「股関節を使ったつもりが
なんだか腰が抜けてしまっている感じで。
上手く後退につながらないのです」
ケイコさんは言いながらやってみせる。
体重を左足に乗せ、
ソノ上で操作をしているようなのだが・・・
「股関節を使う(時期)のが速いわね」
すると、
横で見ていた佐藤さんが口を挟んだ。
「先に、ヒザを前に送ればいいんですよ。
押し出すように。
ねぇ、そうですよね」
ケイコさんは、試みている。
「ヒザを前に・・・こうかな?
あれ?
カラダの中を使うの忘れていたわ。
わからなくなっちゃった」
佐藤さんが余計なことを言ったから、
という感じで、恨めしそうに苦笑いだ。
ジュンコ先生は言った。
「ヒザを前にという動作は、
股関節を使うよりもっと遅くでいいわ。
しかも自然に使えるから、あえてしない方がいいのよ」
千恵子さんからも手が上がった。
質問だ。
「ヒールで送れなくなっちゃいました。
どこがおかしいのでしょうか」
ジュンコ先生が言った。
「後退のときは
まず“親指で床を押す”
ことから始まるからね。
ヒールで送るアクションは結果の行為なの」
千恵子さんは不思議そうな表情だ。
紀子さんも質問だ。
「カラダの中を後退していくと、
股関節がすぐに緩まずに
いったんは、
ほんの少し突っ張ったように感じる
んですが・・・
これは良い事なのでしょうか?」
ジュンコ先生はニッコリ笑って、
「スゴイ発見ね。
ソレは良い事よ。
OK、後退ウォークに関して色々、誤解もあるようなので、
もう少し詳しくみていくわよ」
続く第1014話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.168 ~ファッショナブルじゃない!? ~
“お土産”以外にも、
渡英へのテンションを下げる小さな事件は続きました。
渡英も間近に迫ったある日のこと、
いつものように生徒サンのレッスンが終わり、
控え室にやってきたワタシに向かって
突然、師匠がこう切り出したのです。
「そうや、
コレを言うておいたらなアカンわ」
大切なことを言い忘れていたような口ぶりです。
そして、ワタシをジーッと見据えながら、
「向こうで(ロンドンのこと)は、どんなカッコウするんや?」
レッスン着のことのようです。
ワタシは口ごもりながら
「あの・・・
ナニか特別なカッコウが必要なのですか?」
すると師匠は、
「特別というわけではないが、
まさか、その“カッコウ”やないやろな」
ソノ目線のさきにあるワタシのカッコウとは・・・
黒いワイドパンツ
そして、
これまた黒のジャージー素材のユッタリ目のトップス。
ほぼ、いつもどおりのいでたちでした。
ドコがおかしいのか、正直分かりませんでした。
「高価なモノというわけではないが、
チャンとしたモノを着ているんだけど」
ワタシは、気分が暗くなります。
何を言われるのやら、ものすごく憂鬱になってきました。
なぜなら、スタジオ勤務を始めた当初、
師匠からよく注意を受けていたことを思い出したからです。
「オマエさんなぁ、
もっと、こうファッショナブルな、
いいカッコウできんのか!?」
“ファッショナブル”と言う言葉がやけに耳に残ります。
そういえば、
“ファッショナブル”からは縁遠かった学連時代をおくってきました。
競技会の時の派手なメークと華やかなドレスと裏腹に、
日頃はほとんどノーメーク、コンサバ地味ファッション。
スタジオ勤務を始めてからも、
その辺の感覚はなにも変わっていませんでした。
して、師匠の言う“ファッショナブルな、
いいカッコウの目安”とは、
「ココに来る生徒サンは、
みんなエエモン身に付けている。
その人の“先生”になるんやから、
生徒サンより、いいモン、身につけるくらいでないとアカン」
師匠の言う“ファッショナブルな、
いいカッコウ”とは、
“高価な服”“ブランド物”という意味のようでもあります。
“高価な服”“ブランド物”を買う余裕も興味もなかったワタシは、
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