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ジュンコ先生の

ホールドのレッスンが続いている。

「ジュンコ先生のブログ内グループレッスンのご案内」


今日は“後退”について。

前進と後退がかみ合っていないカップルのコンタクトは、
すぐに破綻してしまう。
ロング・コンタクトも、また然り。
ソノしわ寄せはホールドにもおよび、
スタート時、キレイに作れたホールドも一歩動いただけで、
崩れてしまうなんてことに・・・


ジュンコ先生は言う。
「前進アクションも簡単なモノではないけれど、
後退アクションは日頃やらない動作だから特に難しいわ。
初級~中級の頃に、

“正しいすりこみ”がないまま、

さまざまなテクニックを“上乗せ”すると、
カラダにリキミを植えつけてしまうものなの」


紀子さんが尋ねる。
「“正しいすりこみ”とは、

“正しい後退練習”と言うことですか?」



ジュンコ先生は、
「まぁ、そういうことね。
じゃ、みんなにちょっと聞いてみようかな。
後退アクション(ウォーク)のテクニックとして、
どんなことを習ってきたのかしら?
また、どんな練習をしているのかな?
大切に思っていることでもOKよ」


真っ先に答えたのが、ハナコさんだった。
「太ももから足を後ろに抜いて、
後ろの人に足の裏全体を
見せるよう意識する
こと。
最近は、太ももからではなく、
みぞおちから引こうとはしていますが・・」



まだ、初心者、
ヨシコさんは少しオドオドしながら、
バックバランスにならないように、
気をつけています。
それから、ヒザを前に出すこと。
ワタシ、ヒザを伸ばしたまま、
後退していたのでよく注意を受けました」



次は、平田さんだ。
「最初に習った先生が、基礎に忠実な人で、
ウォーク練習はよくさせられましたな。
後退もサンザンしましたわ。
気をつけていたのは、
足の裏感覚と中間バランス
トウからボール、
そして中間バランスをシッカリ持つこと。
すぐにヒールを下ろさない・・

『重心の通過に伴って、

足の裏をめくれるように使え』


とよく言われましたな」



森田さんは、
「僕は、まだ足のウラには神経が届いてません(笑)
注目しているのは、
腿(もも)の動きですね。
以前、どこかで聞いたテクニックなんですけれども、
コレに気をつけることで、
すごくウォークがやりやすくなったんで・・・。

『前進も後退も、

腿(もも)が上がってからすること』



ベテラン紀子さんは
股関節の使い方を、今は大事にしています」


するとカナちゃんが声を上げた。
「股関節の動きにすごく、興味アリでーす。
紀子さんは、
どんなふうに股関節を使っているんですかぁ」



「後ろに引く足の
トウが床に着地したときから、
股関節の運動が始まっていて、
ヒールが床に降りるまでに
(股関節は)足の上を通過していく
・・・
という感じですが、
こんな説明でいいのでしょうか」



コレを聞いて真理も声を上げる。
「なんだかすごく大事そうなことですね。
股関節の使い方を知れば、
“ロング・コンタクト”の認識まで
変わってくるように思いました」



ジュンコ先生は、
みんなの話をうなずきながら聞いていたが、
「全員、とてもいい意見ね。
どれも参考になるわ。
ただし、初級の方にはちょっと難解かもしれないわね。
頭では納得してもカラダが言うことを聞いてくれない(笑)
実は、最初に言った
“正しいすりこみ”とは、モチロン
“正しい後退練習”
 ナンだけど、
もっともっと基礎的なものなの。
ソレをカラダが知らないうちに、
中間バランス・足の裏・ヒザ・太もも・股関節の
テクニックをやろうとすれば、
リキンでしまう
でしょうね」

「また、その“正しいすりこみ”をすれば、
意外や、

進化版・後退ウォークは、

早くに体得できるかもね・・・」

さて、後退アクションのための
“正しいすりこみ”とは?


      続く第1011話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.165 ~ゴージャス・コーチャー陣の予約 ~

師匠から“ロンドン行き”を言い渡されたときの
ワタシの心境は非常に複雑なモノでした。

まっさきに感じたのは “不安”です。

コレは、
「“箔”をつけさせる」
と言う師匠のオモワクを過大に受け止めていたせいもあります。
「ただロンドンに行ったからといって、上手くなるはずはナイ」
とは、良くわかっていました。
「“箔”になるどころか、
かえって、重荷を背負うことになるのではないか?」
という思いのほうが、ずっと強かったのです。

また、ゴージャスなコーチャー陣のレッスンを、
消化していけるのだろうか?
という“心配”もありました。
コーチャーは、
現役のチャンピオンあり、
そのチャンピオンのコーチャーあり・・
ワタシの知らない名前の人も含め、
師匠の言う、
「ゴッツイ、メンバー」
であるようです。

ゴッツイ、メンバーは以下の通り・・・

スティーブン&リンゼィ・ヒリアー
ドニー・バーンズ&ゲイナーフェアウェザー
コーキー&シャリー・バラス
ケニー&マリオン・ウェルシュ
コリン&レネ・ジェームス
アンソニー&フェイ・ハーレー
リチャード&ジャネット・グリーブ
アラン&へーゼル・フレッチャー
ジョン・ウッド&アン・ルイス
アンラクスホルム
・・まだ、続きアリ。
知らない間に、約半年間の予定は、
レッスンでギッシリ詰まっていました。

予約は、師匠が直接交渉。
個々のコーチャーに電話で連絡を取ってくれているようでした。
時々その“予約電話”の現場に遭遇しました。
通じにくいのでしょうか、かなりの大声です。
しかも、日本語の延長のようなつたない英語で師匠は話しています。
でも、受話器の向こうのコーチャーには、
ちゃんと伝わっているようなのです。
楽しそうに会話が弾んでいます。

大物コーチャーの予約がOKになるたび、
電話を切るやいなや、
「ヨッシャー」
そして、ワタシたちに手招きです。

例えば、
「あのなぁ、
ドニー(ドニー・バーンズ氏)も(予約)取れたわ」
日時が知らされます。
ソレを聞きながら“その人”が手帳に予定を書き込んでいく・・・
そんな具合です。

うれしい気持ちはなかったのか?
といえば、決してそうではありません。
ただ、この“うれしいという感情”には、
少々ややこしい感情も混じっていたのです・・・



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