初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
チョット中休み エッセイvol.22
努力と忍耐の世界に導いた “正しい目的”
~オレにとっての“三方良しホールド”⑦~
さて、第1回目のワークショップのタイトルは、
「ダンスは突然飛躍する」
突然の飛躍・・・
魅惑的でそそられる言葉よね。
でも“突然の飛躍”の瞬間を迎えるためには、
どうすりゃいいか??
に対し、
「なーんにもしないで『ダンスの神様にお願い♥』
ってするだけでOKよ」
てなワケではモチロンなく、
「すっごい手腕の
コーチャーの指導を受けているから、大丈夫」
てモンでもないことは、
実は誰だって分かってるんだよね。
ほんじゃ「突然の飛躍」の意味するところを、
同義語的言い回しで上げてみましょとなると、こうなる。
「継続は力なり」
「人事を尽くして天命を待つ」
つまり、
努力と忍耐 この二つのセットでもって、
正しくダンスに取り組めば、
あるとき、突然、
上手くなる瞬間に出会うことができるでしょう
ってコト。
ところが、こういう声もアル。
「そのぉ、努力と忍耐が難しいのよね。
『発心は易く、継続は難し』って言うじゃない!?
だから、
何か、継続しやすい “環境”と言うか、
“条件”とういうか、
まぁいや“目的・目標”・・・
そーいうモンがあったら、いいんだけどねぇ」
これ、納得だ。
ワタシの場合も
“目的・目標”があるから、努力を継続し、
忍耐強く自分に向かっていくことが
できているんだと自分で思っている。
え、
「ジュンコ先生は、
生まれ持っての努力家だったんでしょ!」
ですって?
イヤイヤ、そういうワケでもないんだな。
確かに、自称・努力家だっだけど、
今から思えば、単なる負けず嫌い、
意地っ張り、がむしゃら。
コレって、正しい努力とは違うような・・・。
だもんで、周りの人間は、
結構迷惑していたこともアルと思うンよね。
ワタシの目的・目標については、またオイオイことで、
話をヒデ君に戻そう。
「オレは、ソーいう意味では、
恵まれてると思うで」
と、ヒデ君は言う。
「ソーいう意味のソーは、
何を指してるの?」
というワタシの問いに、
「“努力を継続し、忍耐強く、
自分に向かっていくことができる”環境ってこと。
なんせ、奥さんがダンスのプロ。
しかも、ジュンコ先生。
生徒のみんなからしたら、
『一緒に暮らしているだけで上手くなるでしょ?』
って思われてもシャーナイ良好な環境。
つらいわぁ~」
私は言う。
「そんなコトないんやけどね(笑)
(一緒に暮らしていたら)
エネルギーや考え方が似てくる・・・ソレはあるかも。
でも “ジュンコ先生”やから、
上手くなるってモンではない。
どの先生に習っても、ソレは一緒だと思う。
ダンスが上手くなるって、
アル意味、もっと“神秘的”なことよ。
でも、コレだけは言える
本人の正しい努力は必須。
ヒデ君だって、そうでしょ?
努力したから・・・」
するとヒデ君、
ワタシの方をギロッと見るや、
「ソラ、そーやけど、
鬼のように見張られていたら、
努力せんとしゃーない(しないと仕方ない)」
サラリ、ワタシは言い返す。
「『上手くなりたい』って口で言う割には、
努力はしない、
ってところが多分にあったからね。
最近は、
見張らなくてもすむようになったから、楽よ(笑)」
「そういや、オレ、サッカーや野球や、
色んなスポーツやってきたけど、
努力なんてしたことないもん」
「努力とか基礎とか言う世界から
縁遠かったってことは、
ダンスを教えてみてすぐにわかったよ」
「そらそーやろ。
オレ、努力とか基礎とかって、大ッ嫌いやったもん。
でも、今はずい分変わった。
努力できるようになってきた」
「それはなぜかしらねぇ」
「“正しい目的”が持てたからや。
オレ、
努力って正しい目的があって、
初めて成立するもんやと思うねん。
でも今までは、
みんなからスゴイって言われたい
エエカッコしたい
みたいな気持ちから、がんばっていただけ。
外から見たら努力しているように見えたかも知れへんけど、
正しい努力ではなかったと思うんや」
「じゃぁ、
ヒデ君を努力と忍耐の世界に導いた
“正しい目的”ってナニ?」
「ようやく見つかった、
自分の“仕事”を全うすることやな。
ブログの読者に出会い、
ダンスの深さ・素晴らしさを伝えていく。
そのためには、
『社交ダンスが上手くなること』が、絶対必要や。
ダンスが上手くないと、たとえ、
どんなに良い生き方をしていても
ココでは意味がない。
ダンスに反映してナンボや。
だから、努力する。
ワークショップに来てくれた人を、
『一番、身近にいる人が、この程度!?
こら、アカンワ』
なんて、ガッカリさせたくないからな」
「注目されちゃう、
しんどい立場だモンねぇ。
でも、ソレだからこそ、努力できるってことね」
そう、
注目され、期待され、リスクを抱え、
そういう場に自らを置くことで、
ヒデ君は急成長できたんだ。
まだ、ダンス歴2年のいわばビギナーなのに。
そういえば2回目のワークショップの時は、
大変だったんだ・・・
続く第999話へ
※Real Junko Voiceはお休みです。
いつも 応援クリック ありがとうございます。
↓ ↓ ↓

とても励みになっています。(ジュンコ)
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
チョット中休み エッセイvol.22
努力と忍耐の世界に導いた “正しい目的”
~オレにとっての“三方良しホールド”⑦~
さて、第1回目のワークショップのタイトルは、
「ダンスは突然飛躍する」
突然の飛躍・・・
魅惑的でそそられる言葉よね。
でも“突然の飛躍”の瞬間を迎えるためには、
どうすりゃいいか??
に対し、
「なーんにもしないで『ダンスの神様にお願い♥』
ってするだけでOKよ」
てなワケではモチロンなく、
「すっごい手腕の
コーチャーの指導を受けているから、大丈夫」
てモンでもないことは、
実は誰だって分かってるんだよね。
ほんじゃ「突然の飛躍」の意味するところを、
同義語的言い回しで上げてみましょとなると、こうなる。
「継続は力なり」
「人事を尽くして天命を待つ」
つまり、
努力と忍耐 この二つのセットでもって、
正しくダンスに取り組めば、
あるとき、突然、
上手くなる瞬間に出会うことができるでしょう
ってコト。
ところが、こういう声もアル。
「そのぉ、努力と忍耐が難しいのよね。
『発心は易く、継続は難し』って言うじゃない!?
だから、
何か、継続しやすい “環境”と言うか、
“条件”とういうか、
まぁいや“目的・目標”・・・
そーいうモンがあったら、いいんだけどねぇ」
これ、納得だ。
ワタシの場合も
“目的・目標”があるから、努力を継続し、
忍耐強く自分に向かっていくことが
できているんだと自分で思っている。
え、
「ジュンコ先生は、
生まれ持っての努力家だったんでしょ!」
ですって?
イヤイヤ、そういうワケでもないんだな。
確かに、自称・努力家だっだけど、
今から思えば、単なる負けず嫌い、
意地っ張り、がむしゃら。
コレって、正しい努力とは違うような・・・。
だもんで、周りの人間は、
結構迷惑していたこともアルと思うンよね。
ワタシの目的・目標については、またオイオイことで、
話をヒデ君に戻そう。
「オレは、ソーいう意味では、
恵まれてると思うで」
と、ヒデ君は言う。
「ソーいう意味のソーは、
何を指してるの?」
というワタシの問いに、
「“努力を継続し、忍耐強く、
自分に向かっていくことができる”環境ってこと。
なんせ、奥さんがダンスのプロ。
しかも、ジュンコ先生。
生徒のみんなからしたら、
『一緒に暮らしているだけで上手くなるでしょ?』
って思われてもシャーナイ良好な環境。
つらいわぁ~」
私は言う。
「そんなコトないんやけどね(笑)
(一緒に暮らしていたら)
エネルギーや考え方が似てくる・・・ソレはあるかも。
でも “ジュンコ先生”やから、
上手くなるってモンではない。
どの先生に習っても、ソレは一緒だと思う。
ダンスが上手くなるって、
アル意味、もっと“神秘的”なことよ。
でも、コレだけは言える
本人の正しい努力は必須。
ヒデ君だって、そうでしょ?
努力したから・・・」
するとヒデ君、
ワタシの方をギロッと見るや、
「ソラ、そーやけど、
鬼のように見張られていたら、
努力せんとしゃーない(しないと仕方ない)」
サラリ、ワタシは言い返す。
「『上手くなりたい』って口で言う割には、
努力はしない、
ってところが多分にあったからね。
最近は、
見張らなくてもすむようになったから、楽よ(笑)」
「そういや、オレ、サッカーや野球や、
色んなスポーツやってきたけど、
努力なんてしたことないもん」
「努力とか基礎とか言う世界から
縁遠かったってことは、
ダンスを教えてみてすぐにわかったよ」
「そらそーやろ。
オレ、努力とか基礎とかって、大ッ嫌いやったもん。
でも、今はずい分変わった。
努力できるようになってきた」
「それはなぜかしらねぇ」
「“正しい目的”が持てたからや。
オレ、
努力って正しい目的があって、
初めて成立するもんやと思うねん。
でも今までは、
みんなからスゴイって言われたい
エエカッコしたい
みたいな気持ちから、がんばっていただけ。
外から見たら努力しているように見えたかも知れへんけど、
正しい努力ではなかったと思うんや」
「じゃぁ、
ヒデ君を努力と忍耐の世界に導いた
“正しい目的”ってナニ?」
「ようやく見つかった、
自分の“仕事”を全うすることやな。
ブログの読者に出会い、
ダンスの深さ・素晴らしさを伝えていく。
そのためには、
『社交ダンスが上手くなること』が、絶対必要や。
ダンスが上手くないと、たとえ、
どんなに良い生き方をしていても
ココでは意味がない。
ダンスに反映してナンボや。
だから、努力する。
ワークショップに来てくれた人を、
『一番、身近にいる人が、この程度!?
こら、アカンワ』
なんて、ガッカリさせたくないからな」
「注目されちゃう、
しんどい立場だモンねぇ。
でも、ソレだからこそ、努力できるってことね」
そう、
注目され、期待され、リスクを抱え、
そういう場に自らを置くことで、
ヒデ君は急成長できたんだ。
まだ、ダンス歴2年のいわばビギナーなのに。
そういえば2回目のワークショップの時は、
大変だったんだ・・・
続く第999話へ
※Real Junko Voiceはお休みです。
いつも 応援クリック ありがとうございます。
↓ ↓ ↓

とても励みになっています。(ジュンコ)
| Home |