2009.10.15 (第996話)チョット中休み エッセイvol.22 ~ワークショップ・誕生秘話!?~
初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
チョット中休み エッセイvol.22
ワークショップ・誕生秘話!?
~オレにとっての“三方良しホールド”⑤~
実はヒデ君の“仕事”の一つは、
すでに始まっていたんだ。
それはこのブログの編集とアップ、
並びに、ブログの管理全般。
2007年の1月からズーッと1日も欠かさず、
続いているものだ。
第784話に紹介したソノ辺りをもう一度・・・
「チョイ変わり者先生の
ダンス・コンセプトなりに理解を示し、
大いなる支持をしてくれたヒデ君、
『オレは、
ダンスのテクニックのことは全然わからへんけど、
ジュンコ先生のダンス哲学・メソッドは良いと思う。
世間に待っている人がいるかも知れない。
だから、発信した方がいい』
てなことで、ブログを薦め、
『ソレを世の中に送り出す』
直接的な仕事をかって出てくれた」
このブログのお仕事だって、十分
“ダンスの分野で、自分が貢献できること” ではある。
でも、ヒデ君としては
「もっと実感が欲しい」
んだよね。
つまりは、直接、
人と向かい合う・関わることをしたい
なぜ、ソレを欲するのか?
その答えのようなものは、ずい分以前、
ヒデ君と出会った頃から聞かされていたんだな。
当時のヒデ君はこう言っていた。
「今までオレはずっと、
“代理業”みたいなことをしていたんや。
だから、自分、直接の“お客さん”
ジュンコ先生で言う“生徒さん”
って、感触をもったことがなかったんや」
「ジュンコ先生のような“仕事”をうらやましいと思うよ。
責任のかかる大変さはあるやろうけど、
やりがいがあるヤロ」
今現在のヒデ君の本職は “社長”。
ヒデ君とミキヒコさんとワタシ、
3人で小さな会社をやっていることは、
以前にもお話したよね。
(第832話参照)
ちなみに、
「ハッキリ言って、ナニの会社?」
と聞かれたら、
「以前からヒデ君がやっていた
“代理業”みたいな仕事を引き続きやっているんだけど。
ウーン、広告代理店のようなモン???
でも、ホンマのところ、よくわからない(笑)」
なんて言ったら、
二人からすさまじいお目玉くらいソウ。
「わからないのは、“主任”だけです!!」
(ワタシ、会社では“主任”って呼ばれてます)
さて、ダンス仲間でもあるワタシたち3人が、
会社の仕事の合間に話すのも、
ヤッパリダンスのことになっちゃうわけ。
で、
ヒデ君が競技会目指してがんばっていた頃からすでに
社内では、こういう話題が出始めていたんだな。
「ダンスの世界に
貢献できることはないか?」
3人で意見を出し合ったりするも、
なかなかまとまらず、混沌状態になっちゃう。
するとアキマヘン!なことに、
肝心のワタシの腰が、なんだか重くなってきて・・・
ソウ、ヤル気がなえてしまうんだ。
なんせ、ただの一度も、
生徒サン募集をしたことがない人ですからねぇ。
その辺の意欲ってモノがもともとあんまりナイわけよ。
それに、
ダンス界のシガラミとかのややこしい部分を色々考えると、
「あ~もうしんど」
となっちゃうんだ。
そんな時、ミキヒコさんやヒデ君に
励まされたり、
あるいは“喝”を入れられたり・・・
当然、
「ブログの読者の方に向けて、
何かできないかな?」
てな、話し合いもした。
でも、“ぴったりコレ“という言う決定打が見つからず
ソウコウしているうちに年末になり、明けて1月。
ジュンコ・バースディ(ブログの誕生日と一緒だね)
に、メチャメチャ久しぶりに休暇を取り、
ヒデ君と温泉旅行に行ったわけ。
下呂温泉。
で、ソレは足湯めぐりをしているときだった。
ふ~たり、並んで腰掛けてェ~
ポカポカいい気持ちぃ~
の、リラックス状態。
と、突然、ヒデ君
「あ、エエ言葉が見つかったで。
ジュンコ先生にピッタリの」
なんて言い出して、
クリアな表情でこんなワードを口にしたんだ。
“ワークショップ”
「セミナーとか、ただのレッスンとかではなくて」
「ワークショップ・・・」
と、ワタシも復唱しながら
「あぁ、コレはいいや。
コレならやりたい!」
ってピンときましたわね。
実は、ワークショップって、
ずい分前から気になる言葉ではあったんだな。
その昔、とある感銘を受けた本(ヒーリングの本)の中で
見つけたんだけど、
ヒーリング講師を育てていくシーンで、
取り上げられていた “授業形態”なんだ。
ワークショップ(workshop)とは、
「工房」「作業場」など、共同で何かを作る場所を意味。
転じて、
講義など一方的な知識や技術の伝達のスタイルではなく、
参加者の積極的な参加、体験、体感を重視。
まとめれば、
「参加体験型のグループによる学習や創造の場」
てなモン。
ヒデ君言うに、
「社交ダンスを学ぶには、
もってこいヤロ!?」
まぁ、考えようによっては普段からやっている
“グループレッスン”と、
さほど違いはなさそうではあるが、
あえて差異を挙げるなら・・・ソウね
ワタシ、つまりジュンコ先生の役割どころかな。
グループレッスンにおけるワタシの役割は、
「教師」
ワークショップにおけるワタシの役割は、
「教師」かつ「進行役」
ソノ進行役のことを、
“ファシリテーター”って言うんだ・・・
ファシリテーターとは“水先案内人”
「容易にする、促進する」と言う意味の
ファシリテイトから来ているという。
一般的には会議の進行役として捉えられていたが、
今やその意味が拡大され、
企業や教育の現場における有益なリーダーシップとして
注目されているんだな。
で、ワークショップにおけるファシリテーターのイメージを
ワタシなりに、ダンスに置き換え、
まとめればこんな感じかなぁってことになったんだ。
少々、マジメ文章になっちゃったけどね。
① 人々にダンスを通して人生の楽しみ・
幸せをクリエイトする手段・体制・場を提供する
② 個人の潜在的能力を引き出し、自立・自律を促す
③ パートナーシップにおける協力・協調を促進する
④ グループとしての成果が最大になるよう、誘導に努める
⑤ ダンスの中で発生してくる
さまざまな問題の解決を促進し、容易にしていく
コレこそ、
ホンマ目指していた“指導者像”とはすでに知っていたしね。
乗り気になった、ワタクシ。
ソノ気持ちを大いに理解し、喜ぶヒデ君。
で、そこから
「なぁ、ブログの読者限定でやってみーへん?
(やってみない?)
オレ、ずっと考えていたことがあるねん」
「ジュンコ先生の仕事と、
オレのやりたい“仕事”が、
コレでリンクすると思うんや・・・」
ソコから第783・784話のような
お話へと進み・・・
ヨーシ、決定。
やるぞ、
「読者限定ワークショップ」
と本決まりなったのは、数日後。
大阪でミキヒコさんとの
“3人会議”の中でのことだったんだ。
続く第997話へ
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実はヒデ君の“仕事”の一つは、
すでに始まっていたんだ。
それはこのブログの編集とアップ、
並びに、ブログの管理全般。
2007年の1月からズーッと1日も欠かさず、
続いているものだ。
第784話に紹介したソノ辺りをもう一度・・・
「チョイ変わり者先生の
ダンス・コンセプトなりに理解を示し、
大いなる支持をしてくれたヒデ君、
『オレは、
ダンスのテクニックのことは全然わからへんけど、
ジュンコ先生のダンス哲学・メソッドは良いと思う。
世間に待っている人がいるかも知れない。
だから、発信した方がいい』
てなことで、ブログを薦め、
『ソレを世の中に送り出す』
直接的な仕事をかって出てくれた」
このブログのお仕事だって、十分
“ダンスの分野で、自分が貢献できること” ではある。
でも、ヒデ君としては
「もっと実感が欲しい」
んだよね。
つまりは、直接、
人と向かい合う・関わることをしたい
なぜ、ソレを欲するのか?
その答えのようなものは、ずい分以前、
ヒデ君と出会った頃から聞かされていたんだな。
当時のヒデ君はこう言っていた。
「今までオレはずっと、
“代理業”みたいなことをしていたんや。
だから、自分、直接の“お客さん”
ジュンコ先生で言う“生徒さん”
って、感触をもったことがなかったんや」
「ジュンコ先生のような“仕事”をうらやましいと思うよ。
責任のかかる大変さはあるやろうけど、
やりがいがあるヤロ」
今現在のヒデ君の本職は “社長”。
ヒデ君とミキヒコさんとワタシ、
3人で小さな会社をやっていることは、
以前にもお話したよね。
(第832話参照)
ちなみに、
「ハッキリ言って、ナニの会社?」
と聞かれたら、
「以前からヒデ君がやっていた
“代理業”みたいな仕事を引き続きやっているんだけど。
ウーン、広告代理店のようなモン???
でも、ホンマのところ、よくわからない(笑)」
なんて言ったら、
二人からすさまじいお目玉くらいソウ。
「わからないのは、“主任”だけです!!」
(ワタシ、会社では“主任”って呼ばれてます)
さて、ダンス仲間でもあるワタシたち3人が、
会社の仕事の合間に話すのも、
ヤッパリダンスのことになっちゃうわけ。
で、
ヒデ君が競技会目指してがんばっていた頃からすでに
社内では、こういう話題が出始めていたんだな。
「ダンスの世界に
貢献できることはないか?」
3人で意見を出し合ったりするも、
なかなかまとまらず、混沌状態になっちゃう。
するとアキマヘン!なことに、
肝心のワタシの腰が、なんだか重くなってきて・・・
ソウ、ヤル気がなえてしまうんだ。
なんせ、ただの一度も、
生徒サン募集をしたことがない人ですからねぇ。
その辺の意欲ってモノがもともとあんまりナイわけよ。
それに、
ダンス界のシガラミとかのややこしい部分を色々考えると、
「あ~もうしんど」
となっちゃうんだ。
そんな時、ミキヒコさんやヒデ君に
励まされたり、
あるいは“喝”を入れられたり・・・
当然、
「ブログの読者の方に向けて、
何かできないかな?」
てな、話し合いもした。
でも、“ぴったりコレ“という言う決定打が見つからず
ソウコウしているうちに年末になり、明けて1月。
ジュンコ・バースディ(ブログの誕生日と一緒だね)
に、メチャメチャ久しぶりに休暇を取り、
ヒデ君と温泉旅行に行ったわけ。
下呂温泉。
で、ソレは足湯めぐりをしているときだった。
ふ~たり、並んで腰掛けてェ~
ポカポカいい気持ちぃ~
の、リラックス状態。
と、突然、ヒデ君
「あ、エエ言葉が見つかったで。
ジュンコ先生にピッタリの」
なんて言い出して、
クリアな表情でこんなワードを口にしたんだ。
“ワークショップ”
「セミナーとか、ただのレッスンとかではなくて」
「ワークショップ・・・」
と、ワタシも復唱しながら
「あぁ、コレはいいや。
コレならやりたい!」
ってピンときましたわね。
実は、ワークショップって、
ずい分前から気になる言葉ではあったんだな。
その昔、とある感銘を受けた本(ヒーリングの本)の中で
見つけたんだけど、
ヒーリング講師を育てていくシーンで、
取り上げられていた “授業形態”なんだ。
ワークショップ(workshop)とは、
「工房」「作業場」など、共同で何かを作る場所を意味。
転じて、
講義など一方的な知識や技術の伝達のスタイルではなく、
参加者の積極的な参加、体験、体感を重視。
まとめれば、
「参加体験型のグループによる学習や創造の場」
てなモン。
ヒデ君言うに、
「社交ダンスを学ぶには、
もってこいヤロ!?」
まぁ、考えようによっては普段からやっている
“グループレッスン”と、
さほど違いはなさそうではあるが、
あえて差異を挙げるなら・・・ソウね
ワタシ、つまりジュンコ先生の役割どころかな。
グループレッスンにおけるワタシの役割は、
「教師」
ワークショップにおけるワタシの役割は、
「教師」かつ「進行役」
ソノ進行役のことを、
“ファシリテーター”って言うんだ・・・
ファシリテーターとは“水先案内人”
「容易にする、促進する」と言う意味の
ファシリテイトから来ているという。
一般的には会議の進行役として捉えられていたが、
今やその意味が拡大され、
企業や教育の現場における有益なリーダーシップとして
注目されているんだな。
で、ワークショップにおけるファシリテーターのイメージを
ワタシなりに、ダンスに置き換え、
まとめればこんな感じかなぁってことになったんだ。
少々、マジメ文章になっちゃったけどね。
① 人々にダンスを通して人生の楽しみ・
幸せをクリエイトする手段・体制・場を提供する
② 個人の潜在的能力を引き出し、自立・自律を促す
③ パートナーシップにおける協力・協調を促進する
④ グループとしての成果が最大になるよう、誘導に努める
⑤ ダンスの中で発生してくる
さまざまな問題の解決を促進し、容易にしていく
コレこそ、
ホンマ目指していた“指導者像”とはすでに知っていたしね。
乗り気になった、ワタクシ。
ソノ気持ちを大いに理解し、喜ぶヒデ君。
で、そこから
「なぁ、ブログの読者限定でやってみーへん?
(やってみない?)
オレ、ずっと考えていたことがあるねん」
「ジュンコ先生の仕事と、
オレのやりたい“仕事”が、
コレでリンクすると思うんや・・・」
ソコから第783・784話のような
お話へと進み・・・
ヨーシ、決定。
やるぞ、
「読者限定ワークショップ」
と本決まりなったのは、数日後。
大阪でミキヒコさんとの
“3人会議”の中でのことだったんだ。
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