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チョット中休み エッセイvol.22 

上手くなって当然だから・・・

~オレにとっての“三方良しホールド”①~


シリーズの途中ではありますが・・・
突然のヒデ君登場!
みなさま、お許しくださいませ。

「ヒデ君?
いやぁ、ゴッツ、久しぶりやねぇ~」


そうよね。
だってヒデ君シリーズらしきモンは、実に、207話ぶり。
前回の登場が、
初回のワークショップのお知らせの時だもんね。
(第783話 3月16日の記事)

アレ以来、パッタリだったのは、
ワークショップなどの、
“ヒデ君プロデュース・イベント”があい続き、
何かと忙しかったから。
(ゆっくり“取材”できなかった!?)
また、そのイベントを1回2回とくぐりぬける度ごとに、
彼自身、

細やかなる変化・変容していったから。

ソノ様子を逐一※観察していたワタクシ、     
※何から何まで全部
実は、さかのぼって、去年の暮れ辺りから、
「面白いなぁ。愉快だなぁ」
な“事件”もコマゴマあったんだけど、
いつか落ち着いたときに、まとめて、皆様にご報告しよう・・
と心積もりしていたってわけなんだ。


さて、
最後に登場した3月の記事から今までで、
最も大きな変化って、
ヒデ君、ブログ読者と、

ワークショップにて遭遇!!かな。

つまり、
ブログの中だけのオモロ・キャラクターだったヒデ君が、
現実の人として世に現したことだ。
(チョイ大げさ・・・笑)
して、ソノ印象は? について、
「『ブログのイメージそのままですよね』
と言う人は誰もおらんかったわ」

鼻息荒く※、ヒデ君は語りだした。              
※強気で威勢がよい


「へぇ~、みんな、ナンテ?
(言っていたのか?)」
とワタシが聞くや、


メッチャ愉快そうに目を輝かせ、
「もっとデブッとして、モチャッっとした、
お笑い芸人みたいなヤツをイメージしてたみたい」



ワタシは大笑い。
ブログでサンザンなこと
(とはいえ、ホントのことばっかりだけど)
書かれてるからねぇ。


と、ヒデ君
「おかげで、
『思っていたより、シリアスな感じですね』とか
『カッコイイじゃないですか!?』
って、言うてもらったわ」


とニッコニコの後、
「みんな、どんなヤツ想像してたんや」
と、ブツブツ。


しばらくして、
「でもなぁ、ブログで悪く書かれてるから、
かえって良かったんや。
現実がマシに見えた(笑)
これからも、あんまりエエコト書かんといてな。
逆の現象が起こるから」



すごくイイ男を想像していたのに、
実際会って、ガッカリ・・・
一目見た瞬間に
「あれぇ、こんな人だったの!?」
な、イメージダウン的気配を出されたら、
そりゃ、ショックだもんねぇ。


「ダンスについては、どうだったんだろうね?」
とワタシ。


と、ヒデ君、
「みんなの評価?」

で、一呼吸置いて
「これも、ブログで悪く書いてもらってたから、
良かったわ。
もっと、ヒドイの、想像してたみたいやで」



「じゃあ、褒めてもらったの?」
と聞くワタシに、


「うーん」
なぜかヒデ君、口ごもり・・・


「(評価は)厳しかった、感じなの?」
というワタシの問いに、
声のトーンを落とし気味にこう答えたんだ。


「イヤ、厳しくはないけど。
ハッキリ言えることは、
『男性は見た目を言うし、女性は踊った体感を言う』
それに、
『ジュンコ先生のダンナさんやから・・・』
って特別な目で、見られてるって感じるわ」


ヒデ君は続ける。

「『白紙の状態から、
ジュンコ先生に習えるって良いですねぇ』
って、感じかな。
だから上手くなって、まぁ、当然というか・・・。
はるか、オレより上級の人から、
ライバル視していただいてたり(笑)」


と、ヒデ君、
話しているうちに色々なシーンを思い出した様子。

「ソウ言うたら、
1回目(ワークショップのこと)の参加者で、
2回目の時
『前回より、良くなった』
って褒めてくれた人が、何人かいたワナ」



「へぇ~、うれしかった?」


「イヤ、まぁ、うれしくもあったけど
前回、どんなダンスしていたんヤロ?
よっぽど変やったんかなって、気になったりもしたわ」


で、
「だってなぁ、自分で分かるもん。
オレのダンスは、マダマダやって」


そう言うや、
「ハァ~」
って深いため息だ。


“解禁”により、
ヒデ君はヒデ君なりに、色んな思いで大変だったんね。

確かに、ヒデ君は多くの人たちから、
スペシャルな目で見られている・・・
コレは、ナニもブログの読者に限ったことではない、
既存の生徒サンたちからだってソウだろう。

でも、その人たちからしたら、 
「ソレは仕方のないことでしょ?
それに、全然“悪気のある目”じゃないよ」

が、大半だろう。

むしろ、こういう声が多いかも。
「だって、
ヒデ君には、上手くなってもらわないと、ね。
ジュンコ・メソッドの
“生き証人”みたいな感じなんだから・・・」



「実際に、ズバリ、
そう(“生き証人”と)言われた。
中には、オレに聞いたら、
先生と同じくらいの知識あるんやないかな?
って誤解して、色々質問する人もいるし」


で、一息つくや、改めましての声でこう言ったんだ。
「ホンマ、大変なことになってきたわ」


ホンマ、大変なことになってきたのは、事実よね。
ヒデ君のダンス人生が何やら本格的に動き始めたんだ。

“分岐点”はあの頃かな。

そう、ソレは去年の11月頃の話・・・


      続く第993話へ



※Real Junko Voiceはお休みです。



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