2009.10.10 (第991話)アルデンテを目指せ!!イタリアン・ホールドLⅣ みぞおちに球体イメージ
初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
Q
「ヒジが後ろに引けてしまう、
“平面ホールド”
になっちゃう原因がたくさん並んだところで、
(第990話参照)
ソノ症状に悩む女性ダンサーへ、
ジュンコ先生からのアドバイスが
ありましたらお願いします」
ジュンコ先生
「OK、ソノ前に・・・
平面ホールドの反対の意味を持つ
“立体的ホールド”
コレについてお話ししましようね。
Qさんは立体的ホールドって
どんなイメージを持っているかしら?」
Q
「え~と、
“ワイドでひじが上がっていて、
左右に張りがある。
男女の頭にも広がり(トップライン)が美しい、
羽のように柔らかい”
って、確かブログにも書いてあったような」
(第64話参照)
ジュンコ先生
「そうね!
主にトップラインや、フレームの形状が、
いわゆる、立体的なホールドを意味するんだけど、
ソレは外側のカタチのことね。
なので今回、もう一つ、
内的イメージを加えたいと思うのね」
Q
「内的イメージってことは、
カラダの中の話ですか?」
ジュンコ先生
「そうよ」
Q
「じゃぁカラダの中に、
外側の立体的ホールドに至る“基(もと)”
みたいなモノがあるとかってことですか?」
ジュンコ先生
「そういうことね。
イメージできるかしら?」
Q
「いやぁ、よくわからないですけど・・・」
ジュンコ先生
「じゃぁね、カラダの内部、
みぞおち辺りにテニスボールくらいの
大きさの球体をイメージしてね。
その球体に中心
つまり
センターの一点があって、
そこから色んな方向性にベクトルが伸びている。
前・後ろ・右・左・上・下・・
全方向に」
Q
「アァ、なんか、分かってきました。
その球体のセンターから、
あらゆる方向性に
放射状に線がのびていくイメージをすると、
外部のカタチを作りやすいような。
前後に奥行きのあるホールドのイメージができますね」
ジュンコ先生
「じゃぁ今度は、
たとえばフットボールみたいな
平べったいカタチのモノが入っていると想像してみて」
Q
「あ、面白い。
左右には広がりがあるけれど、
前後の奥行きが足りない・・・
平面的なホールドのイメージになっちゃいますね」
ジュンコ先生
「ソウでしょ?
イメージって大切なのよ。
イメージが実態を生むからね」
Q
「ということは、
平面ホールドに悩む女性にも、
『カラダの中に球体をイメージしましょう』
って良いアイデアになりますね」
ジュンコ先生
「そうね。
おまけに、その球体のセンターからのベクトルの線が、
いつも活動していることが大切ね。
前・後ろ・右・左・上・下へ、平等に。
全方向に張り合っているように
ソウすると、ただ立っているだけでも、
カラダ内部の感覚が違ってくるでしょう?」
Q
「あぁ、ソウですね。
カラダの中がシッカリしてきます」
ジュンコ先生
「ソノ感触が、
自分のウエイトで立っている感触よ。
床からの反作用エネルギーを
もらっている感触とも言えるの」
Q
「ヘェ~、そうなんだ」
ジュンコ先生
「まとめると
『ヒジが後ろに引けてしまう、平面ホールド』
になっちゃう女性へのアドバイスは
カラダ内部の球体をイメージし、
シッカリ運動すること。
つまり、
カラダのセンターから
もっと動く感覚を身につけることね」
Q
「では、ジュンコ先生は、
『ヒジが後ろに引けてしまう、平面ホールド』
の原因のうち、
“女性が自分のウエイトで立てていない・
自ら動けていない“
が最も大きな問題、と?」
(第990話参照)
ジュンコ先生
「そうね。
自分の運動、自分のダンスに目覚めれば、
男性とのボディコンタクト・フレームの作り方など
に対する意識も変わるでしょうからね」
続く第992話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.158 ~どっちもどっち ~
父と母が、ブルースを踊る姿を見て、
「アァ、ソウだったのか」
と、分かったことがあったのです。
自分が社交ダンスを選び、やってきた、ワケです。
「このシーンを見たかった」
このシーンとは・・・これまた、色々な含みがあるのですが・・・
まずは“両親が仲良くアル光景”です。
では、父と母は仲が良くなかったのか?
となりますが、答えは、残念ながら、イエス。
娘としての気持ちを言えば、
「ワタシも結婚したら、
お父さんとお母さんのような、夫婦になりたい、
と思ったことは、一度もない」
仲睦まじく、という姿を見た記憶がありませんでした。
小さい頃は同性ということもあり、
“母の味方”というポジションにいたワタシだったのですが。
中学~高校~大学へ
さらに社交ダンスのプロと成長するにつれ、
父そして母のことが、
男性そして女性としても、見えるようになってきました。
さらには、一人間として・・・。
そこで出したワタシなりの結論がコレ。
「どっちもどっち」
父にも母にもそれぞれ言い分があったんだろうということです。
仕事を始め、
父の気持ちが少しずつ分かるようになってきました。
ワタシに会う機会があると必ず、
「生徒さんを大事にしろよ」
と言い、
ワタシのレッスンへの思いを理解してくれるのは、
母よりも父のほうでした。
結婚してからは、
母の気持ちが分かるようになりました。
母のほうからもワタシの生き方に対し、
「おかあさんかって、女やモン。
ジュンコの言いたいことはよくわかる」
そんな風に言ってくれることもありました。
さて、
今回、両親の踊る姿を見て、
ワタシの中に発見したものがあったのです。
それは・・・
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とても励みになっています。(ジュンコ)
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「ヒジが後ろに引けてしまう、
“平面ホールド”
になっちゃう原因がたくさん並んだところで、
(第990話参照)
ソノ症状に悩む女性ダンサーへ、
ジュンコ先生からのアドバイスが
ありましたらお願いします」
ジュンコ先生
「OK、ソノ前に・・・
平面ホールドの反対の意味を持つ
“立体的ホールド”
コレについてお話ししましようね。
Qさんは立体的ホールドって
どんなイメージを持っているかしら?」
Q
「え~と、
“ワイドでひじが上がっていて、
左右に張りがある。
男女の頭にも広がり(トップライン)が美しい、
羽のように柔らかい”
って、確かブログにも書いてあったような」
(第64話参照)
ジュンコ先生
「そうね!
主にトップラインや、フレームの形状が、
いわゆる、立体的なホールドを意味するんだけど、
ソレは外側のカタチのことね。
なので今回、もう一つ、
内的イメージを加えたいと思うのね」
Q
「内的イメージってことは、
カラダの中の話ですか?」
ジュンコ先生
「そうよ」
Q
「じゃぁカラダの中に、
外側の立体的ホールドに至る“基(もと)”
みたいなモノがあるとかってことですか?」
ジュンコ先生
「そういうことね。
イメージできるかしら?」
Q
「いやぁ、よくわからないですけど・・・」
ジュンコ先生
「じゃぁね、カラダの内部、
みぞおち辺りにテニスボールくらいの
大きさの球体をイメージしてね。
その球体に中心
つまり
センターの一点があって、
そこから色んな方向性にベクトルが伸びている。
前・後ろ・右・左・上・下・・
全方向に」
Q
「アァ、なんか、分かってきました。
その球体のセンターから、
あらゆる方向性に
放射状に線がのびていくイメージをすると、
外部のカタチを作りやすいような。
前後に奥行きのあるホールドのイメージができますね」
ジュンコ先生
「じゃぁ今度は、
たとえばフットボールみたいな
平べったいカタチのモノが入っていると想像してみて」
Q
「あ、面白い。
左右には広がりがあるけれど、
前後の奥行きが足りない・・・
平面的なホールドのイメージになっちゃいますね」
ジュンコ先生
「ソウでしょ?
イメージって大切なのよ。
イメージが実態を生むからね」
Q
「ということは、
平面ホールドに悩む女性にも、
『カラダの中に球体をイメージしましょう』
って良いアイデアになりますね」
ジュンコ先生
「そうね。
おまけに、その球体のセンターからのベクトルの線が、
いつも活動していることが大切ね。
前・後ろ・右・左・上・下へ、平等に。
全方向に張り合っているように
ソウすると、ただ立っているだけでも、
カラダ内部の感覚が違ってくるでしょう?」
Q
「あぁ、ソウですね。
カラダの中がシッカリしてきます」
ジュンコ先生
「ソノ感触が、
自分のウエイトで立っている感触よ。
床からの反作用エネルギーを
もらっている感触とも言えるの」
Q
「ヘェ~、そうなんだ」
ジュンコ先生
「まとめると
『ヒジが後ろに引けてしまう、平面ホールド』
になっちゃう女性へのアドバイスは
カラダ内部の球体をイメージし、
シッカリ運動すること。
つまり、
カラダのセンターから
もっと動く感覚を身につけることね」
Q
「では、ジュンコ先生は、
『ヒジが後ろに引けてしまう、平面ホールド』
の原因のうち、
“女性が自分のウエイトで立てていない・
自ら動けていない“
が最も大きな問題、と?」
(第990話参照)
ジュンコ先生
「そうね。
自分の運動、自分のダンスに目覚めれば、
男性とのボディコンタクト・フレームの作り方など
に対する意識も変わるでしょうからね」
続く第992話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.158 ~どっちもどっち ~
父と母が、ブルースを踊る姿を見て、
「アァ、ソウだったのか」
と、分かったことがあったのです。
自分が社交ダンスを選び、やってきた、ワケです。
「このシーンを見たかった」
このシーンとは・・・これまた、色々な含みがあるのですが・・・
まずは“両親が仲良くアル光景”です。
では、父と母は仲が良くなかったのか?
となりますが、答えは、残念ながら、イエス。
娘としての気持ちを言えば、
「ワタシも結婚したら、
お父さんとお母さんのような、夫婦になりたい、
と思ったことは、一度もない」
仲睦まじく、という姿を見た記憶がありませんでした。
小さい頃は同性ということもあり、
“母の味方”というポジションにいたワタシだったのですが。
中学~高校~大学へ
さらに社交ダンスのプロと成長するにつれ、
父そして母のことが、
男性そして女性としても、見えるようになってきました。
さらには、一人間として・・・。
そこで出したワタシなりの結論がコレ。
「どっちもどっち」
父にも母にもそれぞれ言い分があったんだろうということです。
仕事を始め、
父の気持ちが少しずつ分かるようになってきました。
ワタシに会う機会があると必ず、
「生徒さんを大事にしろよ」
と言い、
ワタシのレッスンへの思いを理解してくれるのは、
母よりも父のほうでした。
結婚してからは、
母の気持ちが分かるようになりました。
母のほうからもワタシの生き方に対し、
「おかあさんかって、女やモン。
ジュンコの言いたいことはよくわかる」
そんな風に言ってくれることもありました。
さて、
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