2009.10.08 (第989話)アルデンテを目指せ!!イタリアン・ホールドLⅡ ペシャンコ・平面ホールド
初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
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第3回 社交ダンスが上手くなるということ
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よろしくお願い申し上げます。work@e-lp.jp(管理人ヒデ)
ワタシ、42歳。
社交ダンスをやり始めて4年目です。
週1回、会社帰りにある“サークル”で習ってマス。
最初は、もう楽しくって、
早く上手くなって、いっぱいパーティにも行って・・・
と、張り切っていたんだけど、
最近は、ちょっと停滞気味。
楽しいどころか、色々な悩みも出てきたんです。
ん?ナニ悩んでいるのですって?
実は、ホールドなんです。
ナァンテ言うか・・・男性と上手く組めないの。
“ゆとり”のあるホールドが組めないって言うか、
そう、
ヒジが後ろに引けてしまうんです。
始めは気をつけていても、
気がついたらペシャンコになってる。
友人からも言われました。
「あんた、すごいカッコウして踊ってるよ。
男性に付いていくので必死って感じ。
見ていて、気分が重くなるわ」
自分でもわかっているだけに、ショックです。
そういえば、
一緒に組んだ男性も、踊りにくそうにしていたなぁ…
どうしたらイイのでしょう。
ジュンコ先生の
ホールド・レクチャーが続いている。
「ジュンコ先生のブログ内グループレッスンのご案内」
田島さんが質問だ。
「最近、ホールドが難しくって。
この間も、久しぶりにパーティに行って、
エライ目にあいましたよ」
田島さんはニコヤカに話すが、その内容は結構シビア。
女性軍は苦笑を始め・・・
さて、どんな内容か聞いてみよう。
「ワルツがかかったとき踊った女性なんですが、
スタートした時点で、
僕の右手がすっぽ抜けてしまって。
イエネ、背中から外れるんですよ。
それで、ソノ女性、突っ立ったまんま。
10センチも下がってくれない。
動きもナイし、音楽もナイ。
オマケにつまらなそうな顔をして。
いかにも、
僕のリードがなくて踊れないという感じなんですよ。
こういうとき、どーすればいいんでしょうねぇ」
と、坂田さんも声を上げた。
「ココ(ジュンコ先生のレッスン)で
右手のひらの重要性を学んでも、
なかなか試せる機会がないんです。
ちゃんと触れさせてもらうこともできません。
オマケにスタートしたら・・・
後は、田島さんの体験と一緒です。
僕、ボディコンタクトもしていないし、
アームコンタクトだけなんで、
そうなったら、もうアウトです。
ものすごく踊りづらいのです」
すると、紀子さん
「ソレ、女性がヒジを
後ろに引きすぎているからではないかしら?」
カナちゃんが、
「出ました!
平面・ホールド!
ワタシもソウです。
立体的なホールドに憧れてまーす」
さて、ジュンコ先生は・・・
続く第990話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.156 ~ブルース・この世で一番愛する人と ~
締めにブルースをやりました。
簡単なサイド・ステップ・ブルースです。
Y氏と母、ワタシと父が組み、まず練習。
音楽をかけます。
「雨にぬれても」
サイド・ステップ・ブルースをするときの、定番のナンバー。
「お母さん、この映画も見たよ。いい曲やね」
なつかしそうに母が言います。
そして、なんと、
曲に合わせてハミングをしています。
さぁ、本日のラスト・ダンス。
父と母が組んで踊ります。
Y氏とワタシは見学。
少し離れたところから見ていました。
二人は、ちゃんと向かい合ってホールドすることができず、
プロムナード・ポジションのでき損ないのような、妙な体制。
オマケに、母の右手は父の腕にしがみつき、
父の右手もズレ落ち、母の腰辺りに達し、
握り合う手と手も、不器用そのもの。
足元もおぼつかない・・・
でも、ワタシは思ったのです。
それら一つひとつの“問題”を注意し、
直す必要がどこにアルのでしょう。
その限りなく未完成のカタチ、一つひとつがなんとも愛おしく・・・
このまんまでいい。
ふと、見ると、
母の靴下がズレ、脱げかかっています。
横にステップするとき、足を引きずるため、
絨毯(じゅうたん)との摩擦が起こるのでしょう。
でも、母は全く気がついていません。
真剣な表情・・・
リウマチを患っている足指はソロソロ限界なのかも知れません。
でも、今、母のカラダは痛さではなく、
別の感覚を感じとることを選択しているようです。
母は、生まれて初めて、踊っているのです。
この世で一番愛する、人と・・・。
もうダメでした。
ワタシの目から涙が、堰(せき)を切ったようにあふれ始めました。
いつも 応援クリック ありがとうございます。
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そう、
ヒジが後ろに引けてしまうんです。
始めは気をつけていても、
気がついたらペシャンコになってる。
友人からも言われました。
「あんた、すごいカッコウして踊ってるよ。
男性に付いていくので必死って感じ。
見ていて、気分が重くなるわ」
自分でもわかっているだけに、ショックです。
そういえば、
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どうしたらイイのでしょう。
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女性軍は苦笑を始め・・・
さて、どんな内容か聞いてみよう。
「ワルツがかかったとき踊った女性なんですが、
スタートした時点で、
僕の右手がすっぽ抜けてしまって。
イエネ、背中から外れるんですよ。
それで、ソノ女性、突っ立ったまんま。
10センチも下がってくれない。
動きもナイし、音楽もナイ。
オマケにつまらなそうな顔をして。
いかにも、
僕のリードがなくて踊れないという感じなんですよ。
こういうとき、どーすればいいんでしょうねぇ」
と、坂田さんも声を上げた。
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右手のひらの重要性を学んでも、
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そうなったら、もうアウトです。
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すると、紀子さん
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音楽をかけます。
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「お母さん、この映画も見たよ。いい曲やね」
なつかしそうに母が言います。
そして、なんと、
曲に合わせてハミングをしています。
さぁ、本日のラスト・ダンス。
父と母が組んで踊ります。
Y氏とワタシは見学。
少し離れたところから見ていました。
二人は、ちゃんと向かい合ってホールドすることができず、
プロムナード・ポジションのでき損ないのような、妙な体制。
オマケに、母の右手は父の腕にしがみつき、
父の右手もズレ落ち、母の腰辺りに達し、
握り合う手と手も、不器用そのもの。
足元もおぼつかない・・・
でも、ワタシは思ったのです。
それら一つひとつの“問題”を注意し、
直す必要がどこにアルのでしょう。
その限りなく未完成のカタチ、一つひとつがなんとも愛おしく・・・
このまんまでいい。
ふと、見ると、
母の靴下がズレ、脱げかかっています。
横にステップするとき、足を引きずるため、
絨毯(じゅうたん)との摩擦が起こるのでしょう。
でも、母は全く気がついていません。
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