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読者限定ワークショップ




ジュンコ先生のグループレッスン、
難関

「女性が男性を

上手く誘ってスタートを切る」


練習だ。
コレをさせる意味をもう一度まとめておこう・・・


①男性の前に立った時点で、

踊る支度(=準備)ができているか?

を知るため。
(第968974話参照)

言い換えれば、
床からのエネルギーがカラダの中に届き、
充満している自己充電
ができている状態かどうかを知るため。
早い話、
見た目では非常に分かりにくいんだ。
キレイなポイズ、シルエットの女性でも、
男性を全く誘えないくらいに、カラダの中が空っぽで、
末端(手・腕・足)のみ起動可能。
って感じで、リキンでいる女性が意外や多いんだな。

② 支度(したく)・

自己充電の具体的フィーリング

をカラダで分かるため。

インナーマッスルを使う
床からのエネルギーを使う
意識的誘導を試みる

(第943944話参照)
などと、
頭ではなんとなくわかっていても、
現実の体感を得るまでにはたくさんの練習が必要だ。
最初は、少々、男性に
「おいオイ、勝手に踊るなよ」
とか
「ゴソゴソするな」
なんて、言われるのは必至。
気にせず練習できる体制が望ましい。
(練習内容の分かってくれる
相手がいればベストだけれどもね)

③ スタートにおいて、

女性からの意識的誘導ができるようになって、

初めて、

相手と組むための

自分の立ち位置が手に入った!


ってもん。
言い換えれば、コレができない間は、
足元や、ボディの位置は正しく、
コンタクト(接触)はできていても、
「なんだか、(立ち位置が)シックリこない」
という感情を完全に払拭することはできないだろう。
(もちろん、男性に依存しちゃえば話は別だけれど)


さて、
ジュンコ先生が自己充電の後、男性と組み、
意識的誘導、スタートの見本を見せている。

相手役を務めた、ノリタケ君の感想。
「わぁ~、
自分が上手くなったような気がしますね」
「すごく、
シッカリ床に立てたような気もする」



ジュンコ先生は、みんなに向き直って言う。
「カラダの中でアクションを起こしているので、
肉眼ではなかなか見えないでしょうから、
女性の方、ひとりずつ、カラダを触ってみてね」


女性陣は、
スタートを切るときの動きをする
ジュンコ先生のみぞおち部位に触れながら、
驚いている。
「こんな動いているなんて、
外からは見えませんね」

脚が動く前に、

カラダの中を

後退させている感じ
ですね」

「あ、コレが、
ミニチュア版のフィギャアが動いている感触なんだ」
(第968話参照)


紀子さんが言った。
「ひょっとして、
先生は、スタートを切るとき、
いつもこんな感じなのですか?」



「そうよ。
意識的誘導し続けているからね。
もちろん、
同調しているから、
相手は“フォローをしてくれた”
と感じているでしょうけれど」


トシ子さんが言う。
「その辺りがどうも、
ワタシたちとは違うところなのですね。
ダンスが会話になっていない・・・
ワタシなんかは、聞く一方で。
男性に話しかけることがない(笑)」



ジュンコ先生はニコニコしながら聞いていたが、
「立ち位置を決める場合、
今の相手と会話がデキル状況か?
は、とても大切な基準ね。
つまり、今の

男性との会話がしやすい

位置に立っている
の。

でも、もっと大切なことは、
会話だから、

聞く一方ではないってこと。

そして、自分が話している内容には
デキル限り責任を持たなきゃ(笑)
ということで、

“自分のダンス”がやりやすい位置に立つ

コレ、意外と盲点よ」


      続く第977話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.145 ~ 同じ道を歩む“大先輩” ~
 
毎週の個人レッスンは大変有意義なモノでした。
そして、ソレは、
とてもうれしい時間となったのです。
何がうれしかったのか?
おそらく、自分の変化を見て取ることができたからでしょう。

最も大きな変化は、
“父”と普通に会話ができるようになったこと。

以前は、ただ話すにも舞い上がってしまい
・・・のド下手なコミュニケーション。
質問もまともにできませんでした。
本当に聞きたいことは、
「まっすぐ立つとは? 床をプレスするとは? 
重みで相手と組むとは?」
など、ものすごく基礎的なことばかり。
「コンナコトを聞くと、バカにされるのではないか?」
という気持ちが、
黙らせてしまっていたのだと思います。

進化した自分は、
毎回、ナニやら疑問を持ってレッスンに臨みました。
実際、聞きたいことがたくさんありました。
大きな題材は、もちろんアソシエート試験の内容ですが、
ソコから派生的に色々な疑問が出てくるのです。

「ダブルリバーススピンの男性のリードを教えてください」
“父”が女性役で何度も踊ってくれました。

思わず声を上げてしまいます。
「踊りやすいですねぇ」

“父”は、ニタニタ笑っています。
こんな和やかな光景、以前ではありえなかったことです。

「全くの初心者にタンゴを教えるときは、
どんなことをされるのですか?」

「クイックのように教える」

新鮮な意見にワタシは愉快になります。
意味は、
「カラダが楽にムーブするように」
ということらしいのですが。
「初めはあんまりタンゴを主張させず、
すーっと自然に動くように」
というねらいのようです。

「タンゴは一番力を抜いて、踊る種目やからな」

同じ、意見です。
「一番カラダの中の小さな筋肉を使ってダンスする」
インナーマッスルのことでしょう。

このように、“父”の言葉を自分の言葉で、
“翻訳”できるようになったのも大きな変化でした。

いつしか、同じ道を歩む“大先輩”として
“父”を見つめている自分を発見したのです。

そういえば、
こんな面白いシーンもありました。



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