fc2ブログ
初めての方へ  目次  エクササイズ&プラクティス集  

テーマ別インデックス  Real Junko Voice目次  

読者限定ワークショップ




ジュンコ先生の

ホールド・レッスンが続いている。

「ジュンコ先生のブログ内グループレッスンのご案内」


競技会に出ている
ハナコさんがこんなことを言い出した。
「自分では気がついていなかったのですが・・・。
ビデオを見てガックリしたのです」



本当に意気消沈といったハナコさんの様子に、
みんなは何を言い出すのだろうと
興味を持ち始めている。


ハナコさんは続ける。
「もっとキレイに
シェイプできていると思っていたのですが、
すごく

男性の方に寄っていってるんです。

いつも、リーダーから
『顔が近くなる』と言われていたのですが。
自分ではちゃんとできているつもりだったのでショックで・・」



するとヨシコさんも、
「ソレは、私も同じです。
私なんかはもっとひどくて、

男性に対して、

ドコに立っていいのか
さえ、

よくわからないのです。
ボディコンタクトをくれる男性だったら良いんですが、
ない場合、
どこに居たら良いのかわからなくなるんです」



「男性から、何か言われること、あるの?」
ハナコさんが聞く。


「エエ、パーティで、
『なぜ、まん前に立つんだ?』とばかり、
頭をこづかれたこともあります」



みんなは苦笑している。


男性のほうからも声が上がった。
「前に立たれると、
邪魔になって踊りにくいんですよ。
“ココ”と言う場所に来てくれる女性が、
ほとんど居ないんですけど、
そのときは、手で、
女性を動かしたくなるんですが、良いのでしょうか?」


すると紀子さん
「要するに、

スイート・スポットに立てていないんでしょう」



カナちゃんが愉快そうに聞く。
「スイート・スポット??
男女二人が仲良く立てる場所ってこと!?」



紀子さんは、
そういうことだと思うという風にうなずいている。


ライターの真理が声を上げた。
「スイート・スポットって、
ゴルフやテニスで使っている言葉ですね。
クラブやラケットなどで、
ボールを打つのに最適な箇所と言う意味
・・・だと思います」



するとカナちゃん
「ヘェ~、それじゃぁ、
ものすごく小さな“点”みたいなものじゃない!?
そんなところには、ワタシ、立てていないと思う。
っていうか、
いつもドコに入ったら良いかなぁなんて
あんまり考えていないもの。
ソレって最終的には、

男性が決めるものだと思っているし」



千恵子さんは
「アラ、そのスポットって、
足の位置で決めるものだと思っていました。

お互いの右足が、

相手の両足の間に位置するところを

目指す
ことが良いと・・・

違うのでしょうか?」



トシ子さんは、
「お相手の方の“右のサイド”と
自分の“センターまたは右サイド”を向かい合わせてと、
習ったように思うのですが」



ハナコさんは、
「ソレくらいは私も知っているわ。
そうやって居るつもりだし。
でも、男性の前に頭がきてしまうのよ。
だから、ワタシは、

頭の位置が問題なのかなと思っているのですが」



ジュンコ先生が、ようやく口を開き、こう言った。
「男性のドコに位置したら良いのか?
と言う話は、意外と深いものよ」

そして・・・


      続く第971話へ





Real Junko Voice
(目次)

スペシャルバージョン⑬
  
~練習会・テスト・ケース~

さて、先日行った練習会は、あらゆる意味でテスト・ケースだったんだ。

練習会がスグレモノであることは、
既存の生徒サンですでに実証済みだったが、
今回は “ワークショップのフォロー”と言う点も加味、
なによりも、
意識レベルの高い、
さまざまな世界観の方々が一同に会すということで、
実際、
「やってみないとわからない」点も多かったんだ。

プロフェッショナル
現役競技カップル
ダンス愛好家
学連サン・・
ビギナーさんもいたなぁ。
年齢も19歳から60歳後半まで幅広い。

全員がブログ読者かつ、
ワークショップ経験者であることは、心強い限りだ。
だが、ソノひとりひとりの“志”・“目指すダンス”に
いくら一致性があっても、
現実、年齢・世界観・・さまざまな点での差異は歴然。
その差をどう乗り越えるには、さぁ、どうしたら良いか。

気を配った点が2つ。
コレが、練習会成功の秘訣でもある、と思う。

1つ目が、

全員が同じ練習課題に取り組むこと。

エクササイズはもちろん、
メイン・プラクティスのスロー・フォックストロットも、
全員が同じメニュー。
ソノ中で、何を練習するかを徹底させ、
生徒サンの動き、プロセスを逐一、監督・管理する。

2つ目が、
ソノ練習課題自体に、見えない

“工夫”を前もって仕掛けておく

つまり、練習課題の“厳選”ともいえる。
例えば、エクササイズにしても、
「コレをすれば、色々な部位、感覚が同時に鍛えられる」
モノをセレクト。
スロー・フォックストロットのアマルガメーションも
“こなすだけで・インナーマッスル強化練習になる”
ように企て。

練習会成功のために大事なこと
まだまだアル・・・
だって、
せっかく集まって練習するんだから。

のお話をもう少し・・・



いつも 応援クリック ありがとうございます。
      ↓ ↓ ↓
   
人気blogランキングへ
とても励みになっています。(ジュンコ)