初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
ジュンコ先生の
ホールド・レクチャーが続いている。
「ジュンコ先生のブログ内グループレッスンのご案内」
オープン・チェストセンター・ホールドを作る練習。
一人ひとり、
ジュンコ先生にチェックを受けている。
特に女性軍は、
“キレイなシェイプを作りたい”
と、奮闘しているが
どうもみんなてこずっているようだ。
レクチャーのかたわら、座談会!?へと発展し・・・
カナちゃん
「だいぶカッコウができるようになったかな?
と思ったんだけど、
先生に、ダメだしされてショック~」
紀子さん
「まぁ、なんて注意を受けたの?」
カナちゃん
「胸がシーンとしているって。
イキイキしていないって」
紀子さん
「まぁ・・・」
カナちゃん
「先生に私の真似をしてもらったんだけど、
なんだか人形みたいなの。
踊る気配が感じられないの、確かに」
紀子さん
「エネルギーが感じられないということなんでしょうね。
難しいものねぇ」
カナちゃん
「カタチをつくったら、
すぐに『違う』って言われる(笑)
上手く言えないけど、
カラダの中が動き続けているようなときは、
『そうよ、この感じでいいのよ』
って言ってもらえるんだけど」
トシ子さん
「『動きで作りなさい』って言われる、
その感じが難しいわね。
でも、
床から上がってくるエネルギー
をイメージして、
それがカラダをめぐって
胸を広げて、腕を上げて・・
って感じ続けていたら良いのではないかしら」
カナちゃん
「イメージ?
そうかぁ、そんなイメージしていないナァ。
やっぱり、ジーッと立っているだけになっちゃう。
ソレだとダメなんだ・・・」
紀子さん
「私は呼吸をする感じを大切にしていますわ」
カナちゃん
「あぁ、呼吸ねェ、忘れてた(笑)」
ケイコさん
「私は、猫背なのが気になって、
どうしても反っちゃうの。
いつも先生に直される。
でも、直された感じ、
『え、そんな“前”に立つの?』
ってところに移動させられるんだけど
みんなはどう?」
千恵子さん
「ソウなの。
すごく“前”に感じる。
以前、違うところで習ったときは、
骨盤や太ももが前にあるって感じだったから、
とっても前傾しているように感じる」
真理
「カタチより動きを重視ということで、
始めは、
男性的な立ち方で良いって、
先生が言っていたわ。
ちゃんと動けるようにならないうちから
シェイプを意識しすぎて、
ヒザを使って、
“骨盤や太ももが前”なんてやったら、
男性の邪魔になっちゃうって」
紀子さん
「あぁ、ソレ、なんだかわかりますわ。
私、時々男性役をするんですけれど、
女性が骨盤を前にしてジッとしていたら、
とても踊りにくいのです。
動かない壁みたいなものに、
行く手をさえぎられている感じ。
カラダをひっつけるなら、
もっと責任を持って、
自分から動いて欲しいと思いますわ。
それに、これも男性役の時に思うのですが
自分自身、
女性のときより動きやすいって感じがするのです。
反らなきゃ、
キレイにシェイプしなきゃって気持ちにならないから、
良い感じで前に立てているんでしょうね」
トシ子さん
「フォワード(前)でシェイプ
をするというのが、
どうもポイントのようですね。
わたしもまだ上手くはできないのですが」
カナちゃん
「フォワードでのシェイプ?」
トシ子さん
「エエ。
組んでいる相手は前にいますものね。
フォワードでのシェイプができれば
反っているように見えて、
実は前に立っているということが
可能ではないかと思うのです」
実は、ジュンコ先生、
少し離れたところでみんなのやりとりを聞いていた。
そして
「その通りよ。
女性のホールドは、
フォワード(前)でシェイプ
がポイントなの・・・」
次回へ。
続く第963話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.135 ~ セカンド・オピニオン必要なし ~
ワタシの属する協会の教師試験は、年2回、6月と11月にあります。
「6月の昇級試験を受けるように」
と師匠から言い渡されたのは、3月のことでした。
ソノ後、ガンの宣告。
教師試験どころではなくなってしまったのです。
師匠にも辛い話をしなければなりません。
再会してまだ、間がないというのに。
実の両親への告白ほどではないにしても、気持ちは重く・・・。
電話で正直に伝えました。
生徒サンや両親に告白したように、ココロを込め、思いも伝えました。
が、電話の向こうの様子が、どうもおかしいのです。
ナニやら怒っているような?
果たして、一通りワタシからの報告が終わった後、
師匠から意外な反応が返ってきたのです。
「ソコの病院、大丈夫か?」
へ?
と言うワタシの気配を感じ取るや、
「ソノ医者で、ホンマに大丈夫なんか?」
まだ、意味が良くわかりません。
すると、イライラしたように
「セカンドオピニオン※、自分、知らんのか?」
知らないわけではありませんが、詳しくも分かりません。
師匠は話を続けます。
「自分なぁ、そんな簡単に命を任せてエエンか?」
なんだか、ホントウに怒られているような気分になってきました。
「医者やったら、
すぐにでも紹介してあげられる、どうや?」
ハァ、と答えるや
すぐにでもどこかに電話をかけそうな勢いです。
早くも、手帳のページをめくっている様子!?
と、呟きが聞こえました。
「ちょっとでも早いほうがエエから・・・」
瞬間、
「あぁ、心配してくれているんだ」
と、感じました。
師匠流の“親心”なんだ。
そんな思いに至った自分が少し成長しているようにも思いました。
丁寧にお礼と断りを言いました。
そして、もう一度
自分の覚悟も伝えました。
師匠は静かに聴いていました。
そして、
「ヨッシャ、分かった。
何かあったら、エエか?すぐに連絡しいや」
「人間、そんな簡単には死ねへんわ」
それが、最後の励ましの言葉でした。
※この場合は、一人の医師の意見だけで決めてしまわずに、
別の医師の意見も聞いて患者が治療法などを決めること
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ホールド・レクチャーが続いている。
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一人ひとり、
ジュンコ先生にチェックを受けている。
特に女性軍は、
“キレイなシェイプを作りたい”
と、奮闘しているが
どうもみんなてこずっているようだ。
レクチャーのかたわら、座談会!?へと発展し・・・
カナちゃん
「だいぶカッコウができるようになったかな?
と思ったんだけど、
先生に、ダメだしされてショック~」
紀子さん
「まぁ、なんて注意を受けたの?」
カナちゃん
「胸がシーンとしているって。
イキイキしていないって」
紀子さん
「まぁ・・・」
カナちゃん
「先生に私の真似をしてもらったんだけど、
なんだか人形みたいなの。
踊る気配が感じられないの、確かに」
紀子さん
「エネルギーが感じられないということなんでしょうね。
難しいものねぇ」
カナちゃん
「カタチをつくったら、
すぐに『違う』って言われる(笑)
上手く言えないけど、
カラダの中が動き続けているようなときは、
『そうよ、この感じでいいのよ』
って言ってもらえるんだけど」
トシ子さん
「『動きで作りなさい』って言われる、
その感じが難しいわね。
でも、
床から上がってくるエネルギー
をイメージして、
それがカラダをめぐって
胸を広げて、腕を上げて・・
って感じ続けていたら良いのではないかしら」
カナちゃん
「イメージ?
そうかぁ、そんなイメージしていないナァ。
やっぱり、ジーッと立っているだけになっちゃう。
ソレだとダメなんだ・・・」
紀子さん
「私は呼吸をする感じを大切にしていますわ」
カナちゃん
「あぁ、呼吸ねェ、忘れてた(笑)」
ケイコさん
「私は、猫背なのが気になって、
どうしても反っちゃうの。
いつも先生に直される。
でも、直された感じ、
『え、そんな“前”に立つの?』
ってところに移動させられるんだけど
みんなはどう?」
千恵子さん
「ソウなの。
すごく“前”に感じる。
以前、違うところで習ったときは、
骨盤や太ももが前にあるって感じだったから、
とっても前傾しているように感じる」
真理
「カタチより動きを重視ということで、
始めは、
男性的な立ち方で良いって、
先生が言っていたわ。
ちゃんと動けるようにならないうちから
シェイプを意識しすぎて、
ヒザを使って、
“骨盤や太ももが前”なんてやったら、
男性の邪魔になっちゃうって」
紀子さん
「あぁ、ソレ、なんだかわかりますわ。
私、時々男性役をするんですけれど、
女性が骨盤を前にしてジッとしていたら、
とても踊りにくいのです。
動かない壁みたいなものに、
行く手をさえぎられている感じ。
カラダをひっつけるなら、
もっと責任を持って、
自分から動いて欲しいと思いますわ。
それに、これも男性役の時に思うのですが
自分自身、
女性のときより動きやすいって感じがするのです。
反らなきゃ、
キレイにシェイプしなきゃって気持ちにならないから、
良い感じで前に立てているんでしょうね」
トシ子さん
「フォワード(前)でシェイプ
をするというのが、
どうもポイントのようですね。
わたしもまだ上手くはできないのですが」
カナちゃん
「フォワードでのシェイプ?」
トシ子さん
「エエ。
組んでいる相手は前にいますものね。
フォワードでのシェイプができれば
反っているように見えて、
実は前に立っているということが
可能ではないかと思うのです」
実は、ジュンコ先生、
少し離れたところでみんなのやりとりを聞いていた。
そして
「その通りよ。
女性のホールドは、
フォワード(前)でシェイプ
がポイントなの・・・」
次回へ。
続く第963話へ
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「もう一つの学連物語」
vol.135 ~ セカンド・オピニオン必要なし ~
ワタシの属する協会の教師試験は、年2回、6月と11月にあります。
「6月の昇級試験を受けるように」
と師匠から言い渡されたのは、3月のことでした。
ソノ後、ガンの宣告。
教師試験どころではなくなってしまったのです。
師匠にも辛い話をしなければなりません。
再会してまだ、間がないというのに。
実の両親への告白ほどではないにしても、気持ちは重く・・・。
電話で正直に伝えました。
生徒サンや両親に告白したように、ココロを込め、思いも伝えました。
が、電話の向こうの様子が、どうもおかしいのです。
ナニやら怒っているような?
果たして、一通りワタシからの報告が終わった後、
師匠から意外な反応が返ってきたのです。
「ソコの病院、大丈夫か?」
へ?
と言うワタシの気配を感じ取るや、
「ソノ医者で、ホンマに大丈夫なんか?」
まだ、意味が良くわかりません。
すると、イライラしたように
「セカンドオピニオン※、自分、知らんのか?」
知らないわけではありませんが、詳しくも分かりません。
師匠は話を続けます。
「自分なぁ、そんな簡単に命を任せてエエンか?」
なんだか、ホントウに怒られているような気分になってきました。
「医者やったら、
すぐにでも紹介してあげられる、どうや?」
ハァ、と答えるや
すぐにでもどこかに電話をかけそうな勢いです。
早くも、手帳のページをめくっている様子!?
と、呟きが聞こえました。
「ちょっとでも早いほうがエエから・・・」
瞬間、
「あぁ、心配してくれているんだ」
と、感じました。
師匠流の“親心”なんだ。
そんな思いに至った自分が少し成長しているようにも思いました。
丁寧にお礼と断りを言いました。
そして、もう一度
自分の覚悟も伝えました。
師匠は静かに聴いていました。
そして、
「ヨッシャ、分かった。
何かあったら、エエか?すぐに連絡しいや」
「人間、そんな簡単には死ねへんわ」
それが、最後の励ましの言葉でした。
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