2009.09.09 (第960話)アルデンテを目指せ!!イタリアン・ホールドⅩⅩⅤ 厚い胸板へのエクササイズ
初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
欧米人と日本人の骨格レベルでの違いの話で
盛り上がるグループレッスン。
「ジュンコ先生のブログ内グループレッスンのご案内」
「でも、骨格の差だと、無理じゃない!?
アノ美しいダンス、ジャパニーズには至難の業・・・」
という、空気が漂う中、
ジュンコ先生は静かに切り出した。
「骨格レベルでの違いは、確かにあるでしょうね。
だから、彼、彼女たちのようなラインを目指すにも、
見たままを真似するだけでは、NG。
工夫が必要。
アプローチも変えたほうがいいでしょうね」
そして、
「ただ、骨格レベルの違いといっても、
ナニも人種間の話だけではなく、
もっと細やかに見れば、
全員、一人ひとりが違うでしょうからね。
日本人だから、ぜーんぶ一緒ではない。
オンリー・ワンだから。
ダンスもそう、
“オンリー・ワンの美しさ”
を目指せばいいと思うのよ。
実際、そうしかできないだろうしね。
欧米の方のラインは、
自分だけの美しさはどんなだろう?
とイメージする場合の参考にすればいいのであって、
そのものを目指すと、
『アァ、日本人には無理』
って落ち込むことになっちゃうわよ」
すると、カナちゃんが、
「あ、そうか。
そんな風に考えれば、夢が出てきました(笑)
欧米の人は、
イメトレ(イメージトレーニング)の
対象だったらいいってことですよね。
私だったら誰かナァ?
お姫様みたいな、
カチューシャ(アルナスのパートナー)かナァ」
ジュンコ先生はうなずきながら、話を続ける。
「自分のなりたいイメージのカラダへの改造は、
意外にできるモノなのよ。
筋肉はもちろんのこと、
骨格だって、変化は可能
的を得たエクササイズで補強すれば、
時間を早めることもできるわ。
平べったい胸郭(きょうかく)を、厚くすることも、
前肩を少し後ろにもって行くことも、できるのよ」
すると、ベテラン紀子さんが声を上げた。
「ワタシもそう思います。
カラダは変わります。
私も“胸を開くこと”が、
ずい分ラクにできるようになりました。
以前に、美しくデコルテを開くエクササイズ、
教えていただきましたよね?
(第685話参照)
その1
腕を左右に開き、胸を開く
エクササイズ今もやっています」
坂田さんも、
「小胸筋のエクササイズ、僕も続けています。
前腕・合掌ポーズで上げ下げ
(第578話参照)
のヤツです。
今は、
前後方向へのバランスの崩れが
上手くできるカラダを作る
(第828話参照)
と組み合わせてやっています。
胸骨が沈むときに、
ヒジとヒジをあわせて、押し合って、息を吐きます。
僕が言うのも、ナンですが、結構オススメです」
ソレを聞いたカナちゃん
「そうかぁ、だからだったんだぁ~。
最近、坂田さん、カラダつきが変わったな、
以前よりずっと
胸板が厚くなって来たなぁ、
と思っていたんだ。
ちゃーんと、努力していたんだ」
坂田さんは恥ずかしそうにしているが。
ジュンコ先生は言う。
「良いことね。
坂田さんのやっている、エクササイズは、
ワタシからもみんなにオススメよ」
そして、
「それじゃ、ホールドの話に戻って・・・。
全くリキミのない
フレーム作りのためにも
正しい“胸のオープン”が必要
その辺りの話をしましょう」
続く第961話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.133 ~ カラダは丸ごと一つ ~
当時、グループ・レッスンでサンバを教えていました。
その中のフィガーに、
“シャドウ・ボタ・フォゴ”がありました。
男性役をするとき、
LODに進行しながら、女性の後ろからリードをやり続けます。
使うのはもっぱら“左腕”。
勢いもつくため、想像以上のダメージだと、
実際に踊ってみて初めて分かりました。
もちろん健康体の時には、
なんでもないアクションなのですが・・・。
1回ごとに胸がキリキリ痛みます。
動きもぎこちなく、じれったい。
「このフィガー、やめておけば良かったかな」
チラとそんな思いが起こります。
グループ・レッスンのアマルガメーションを組んだのは、
もちろんワタシ。
左腕のリハビリになればと思って、気にせず入れたものでした。
ただ、不自由さに憂鬱になるのは最初だけ。
レッスンが進むにつれ、カラダのことは忘れてしまいます。
見た目には、
手術前とはほとんど変わらない動きをしていたと思います。
ところが、しばらく経って、
自分のカラダの変化に感づいたのです。
「アレ?こんな動きが、できるようになっている!?」
右腕のアームアクションでした。
胸や骨盤につながる大きなうねりが、
表現できるようになっていたのです。
どうも、不自由な左腕をかばうため、
右腕のアクション・ネットワークの精度が上がったようなのです。
カラダは丸ごと一つなんだ。
弱点を補い合って、助け合う・・・
コレは素晴らしい発見です。
そういえば、以前の手術ときも、こんなことがありました・・・
いつも 応援クリック ありがとうございます。
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とても励みになっています。(ジュンコ)
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欧米人と日本人の骨格レベルでの違いの話で
盛り上がるグループレッスン。
「ジュンコ先生のブログ内グループレッスンのご案内」
「でも、骨格の差だと、無理じゃない!?
アノ美しいダンス、ジャパニーズには至難の業・・・」
という、空気が漂う中、
ジュンコ先生は静かに切り出した。
「骨格レベルでの違いは、確かにあるでしょうね。
だから、彼、彼女たちのようなラインを目指すにも、
見たままを真似するだけでは、NG。
工夫が必要。
アプローチも変えたほうがいいでしょうね」
そして、
「ただ、骨格レベルの違いといっても、
ナニも人種間の話だけではなく、
もっと細やかに見れば、
全員、一人ひとりが違うでしょうからね。
日本人だから、ぜーんぶ一緒ではない。
オンリー・ワンだから。
ダンスもそう、
“オンリー・ワンの美しさ”
を目指せばいいと思うのよ。
実際、そうしかできないだろうしね。
欧米の方のラインは、
自分だけの美しさはどんなだろう?
とイメージする場合の参考にすればいいのであって、
そのものを目指すと、
『アァ、日本人には無理』
って落ち込むことになっちゃうわよ」
すると、カナちゃんが、
「あ、そうか。
そんな風に考えれば、夢が出てきました(笑)
欧米の人は、
イメトレ(イメージトレーニング)の
対象だったらいいってことですよね。
私だったら誰かナァ?
お姫様みたいな、
カチューシャ(アルナスのパートナー)かナァ」
ジュンコ先生はうなずきながら、話を続ける。
「自分のなりたいイメージのカラダへの改造は、
意外にできるモノなのよ。
筋肉はもちろんのこと、
骨格だって、変化は可能
的を得たエクササイズで補強すれば、
時間を早めることもできるわ。
平べったい胸郭(きょうかく)を、厚くすることも、
前肩を少し後ろにもって行くことも、できるのよ」
すると、ベテラン紀子さんが声を上げた。
「ワタシもそう思います。
カラダは変わります。
私も“胸を開くこと”が、
ずい分ラクにできるようになりました。
以前に、美しくデコルテを開くエクササイズ、
教えていただきましたよね?
(第685話参照)
その1
腕を左右に開き、胸を開く
エクササイズ今もやっています」
坂田さんも、
「小胸筋のエクササイズ、僕も続けています。
前腕・合掌ポーズで上げ下げ
(第578話参照)
のヤツです。
今は、
前後方向へのバランスの崩れが
上手くできるカラダを作る
(第828話参照)
と組み合わせてやっています。
胸骨が沈むときに、
ヒジとヒジをあわせて、押し合って、息を吐きます。
僕が言うのも、ナンですが、結構オススメです」
ソレを聞いたカナちゃん
「そうかぁ、だからだったんだぁ~。
最近、坂田さん、カラダつきが変わったな、
以前よりずっと
胸板が厚くなって来たなぁ、
と思っていたんだ。
ちゃーんと、努力していたんだ」
坂田さんは恥ずかしそうにしているが。
ジュンコ先生は言う。
「良いことね。
坂田さんのやっている、エクササイズは、
ワタシからもみんなにオススメよ」
そして、
「それじゃ、ホールドの話に戻って・・・。
全くリキミのない
フレーム作りのためにも
正しい“胸のオープン”が必要
その辺りの話をしましょう」
続く第961話へ
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(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.133 ~ カラダは丸ごと一つ ~
当時、グループ・レッスンでサンバを教えていました。
その中のフィガーに、
“シャドウ・ボタ・フォゴ”がありました。
男性役をするとき、
LODに進行しながら、女性の後ろからリードをやり続けます。
使うのはもっぱら“左腕”。
勢いもつくため、想像以上のダメージだと、
実際に踊ってみて初めて分かりました。
もちろん健康体の時には、
なんでもないアクションなのですが・・・。
1回ごとに胸がキリキリ痛みます。
動きもぎこちなく、じれったい。
「このフィガー、やめておけば良かったかな」
チラとそんな思いが起こります。
グループ・レッスンのアマルガメーションを組んだのは、
もちろんワタシ。
左腕のリハビリになればと思って、気にせず入れたものでした。
ただ、不自由さに憂鬱になるのは最初だけ。
レッスンが進むにつれ、カラダのことは忘れてしまいます。
見た目には、
手術前とはほとんど変わらない動きをしていたと思います。
ところが、しばらく経って、
自分のカラダの変化に感づいたのです。
「アレ?こんな動きが、できるようになっている!?」
右腕のアームアクションでした。
胸や骨盤につながる大きなうねりが、
表現できるようになっていたのです。
どうも、不自由な左腕をかばうため、
右腕のアクション・ネットワークの精度が上がったようなのです。
カラダは丸ごと一つなんだ。
弱点を補い合って、助け合う・・・
コレは素晴らしい発見です。
そういえば、以前の手術ときも、こんなことがありました・・・
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