初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
第3回 社交ダンスが上手くなるということ
読者限定 ワークショップのご案内はこちら
第978話の続き
ワタクシ、チマタ・パーティの参加は、
1時間~長くても1時間半が、
タイム・リミットと決めているんだ。
この間に、
できるだけ多くの“情報”をゲット
しなきゃなんない。
前にも言ったけれど、
会場ではできる限りおとなしくしている、つもり。
「ん? ビギナーさん?」
ってな、雰囲気作りにも努力している。
プロであると分かって、みんなの反応が変わっちゃうと、
素の実態調査にならないからね。
さて、
ダンス・パーティ中の1時間なんてアッという間、
受付の人からしたら
「あれ?今、来られたばかりなのに、
もう、お帰りですか?」
となっちゃうわけ。
いつもなら
できるだけ、目立たないように、
でも礼儀だけは尽くして・・・
で、キレイに“GOOD BY”できるんだけど、
その日に限って、呼び止められんだ。
何か気に入らないことがあって、早く帰るのだろうか?
と思ったらしいのだ。
「楽しんでいただけなかったのかしら?」
気配り、配慮である。
ワタシは言った。
「イエ、十分楽しめました。
最後にお上手な方に踊っていただいたので、
満足したので今日はもう帰ります」
と、そのときだった。
会場への扉がスーッと開いて、
ひとりの男性が受付にタタタッとやって来たのだ。
アァっ、さっき踊ったばかりの
小太りのベテラン男性ではないか!?
(第978話参照)
気配からして、ワタシを追ってきたみたい・・・
果たして男性は言った。
「もう、帰るの?」
いったい、ナニモノなんだ?という勘ぐりも感じられる。
その男性、ワタシが会場入りしたときからの動向を
どうやらずっと見ていたようなのだ。
「雰囲気から見て、すごく踊れるのかな?」
と思ったというのだ。
ところが
「最初に誘われた男性と踊ってるのを見て、アレ?
変だな、まだ、全然踊れないジャン。
なぁんだ、“見掛けだおし”かと思ったよ」
実は、今日の
調査テーマが“ホールド”であったため、
相手に合わせて、
色んな踊りを試してみていたんだ。
できるだけ多くの情報を、
このカラダにインプットするためにも、
ただ、受けるだけのダンスも試みていたというわけだ。
エエト・・・
最初に誘われた男性?
確か、カチカチに固まったオジサンとタンゴを踊ったんだ。
ちょっと気分が悪くなったワタシは、
されるがままになってしのいでいたなぁ。
そりゃぁアレを見たら
モロ、初心者と思っただろうね、
ワタシは可笑しくなってきた。
男性の話は続く。
「でも、次の男性と踊ってるのを見ると、
アレ、結構、できるじゃん!?
どうなってるの? と不思議に思った」
上手いのか下手なのか分からなくなった様子。
で、確かめたくて誘ったというわけのようだ。
色々問い詰められそうになったが、
ごめんなさい!の退散。
で、ようやく本当の“お開き”となったのでした・・・
続く第982話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.148 ~自分との2つの約束 ~
師匠の個人レッスンを受けるにあたって、
ワタシは自分と、アル「2つの約束」をしていました。
1つ目は、
師匠のダンス観と絶対“敵対”しないこと。
どんなシーンになっても、小さな“我”を選ばないこと。
自分の持っている“知識”をすべて捨て、
マッサラな気持ちで臨むこと。
ソウでないと、“習う”意味がないと思ったのです。
15年もの間、
“我流”ながら“現場”で指導していた強さが、
妙な自己主張に走らせてはいけないと思ったのです。
たとえ、
「カタチを作らない」
「トコトン力みをとる」
など、
自分が最も大事にしているダンス哲学のようなものと、
師匠の教えとの間に差異を発見しても、
アセらず、
主張せず、
耳を傾けよう、
と、決めていました。
2つ目は、
今まで、自分が生徒サンにレッスンをしてきたダンスを、
そのまま素直に出し、
師匠の“審判”を仰ぐこと。
一つ目よりも厳しい約束に思えました。
どうしても良く思われたいという気持ち、
怒られたくないから
無難に踊ろうという気持ちが出てきてしまうからです。
かつてのワタシは、
師匠と組んで踊る機会を有意義なモノにできませんでした。
「相手のカラダ内部のエネルギーと循環して・・・」
今では当たり前のように生徒サンにレッスンしていることが、
当時のワタシは全くデキませんでした。
できなかったというよりも、
そういう“世界”がアルことさえも知らなかったのです。
積年のレッスン内容を、
このカラダで試せる絶好のチャンスであるとともに、
成功すれば、大いなる自信になります。
カップル試験のチェックはワルツから。
ドキドキのスタート
・・・さて・・・・
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しなきゃなんない。
前にも言ったけれど、
会場ではできる限りおとなしくしている、つもり。
「ん? ビギナーさん?」
ってな、雰囲気作りにも努力している。
プロであると分かって、みんなの反応が変わっちゃうと、
素の実態調査にならないからね。
さて、
ダンス・パーティ中の1時間なんてアッという間、
受付の人からしたら
「あれ?今、来られたばかりなのに、
もう、お帰りですか?」
となっちゃうわけ。
いつもなら
できるだけ、目立たないように、
でも礼儀だけは尽くして・・・
で、キレイに“GOOD BY”できるんだけど、
その日に限って、呼び止められんだ。
何か気に入らないことがあって、早く帰るのだろうか?
と思ったらしいのだ。
「楽しんでいただけなかったのかしら?」
気配り、配慮である。
ワタシは言った。
「イエ、十分楽しめました。
最後にお上手な方に踊っていただいたので、
満足したので今日はもう帰ります」
と、そのときだった。
会場への扉がスーッと開いて、
ひとりの男性が受付にタタタッとやって来たのだ。
アァっ、さっき踊ったばかりの
小太りのベテラン男性ではないか!?
(第978話参照)
気配からして、ワタシを追ってきたみたい・・・
果たして男性は言った。
「もう、帰るの?」
いったい、ナニモノなんだ?という勘ぐりも感じられる。
その男性、ワタシが会場入りしたときからの動向を
どうやらずっと見ていたようなのだ。
「雰囲気から見て、すごく踊れるのかな?」
と思ったというのだ。
ところが
「最初に誘われた男性と踊ってるのを見て、アレ?
変だな、まだ、全然踊れないジャン。
なぁんだ、“見掛けだおし”かと思ったよ」
実は、今日の
調査テーマが“ホールド”であったため、
相手に合わせて、
色んな踊りを試してみていたんだ。
できるだけ多くの情報を、
このカラダにインプットするためにも、
ただ、受けるだけのダンスも試みていたというわけだ。
エエト・・・
最初に誘われた男性?
確か、カチカチに固まったオジサンとタンゴを踊ったんだ。
ちょっと気分が悪くなったワタシは、
されるがままになってしのいでいたなぁ。
そりゃぁアレを見たら
モロ、初心者と思っただろうね、
ワタシは可笑しくなってきた。
男性の話は続く。
「でも、次の男性と踊ってるのを見ると、
アレ、結構、できるじゃん!?
どうなってるの? と不思議に思った」
上手いのか下手なのか分からなくなった様子。
で、確かめたくて誘ったというわけのようだ。
色々問い詰められそうになったが、
ごめんなさい!の退散。
で、ようやく本当の“お開き”となったのでした・・・
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師匠の個人レッスンを受けるにあたって、
ワタシは自分と、アル「2つの約束」をしていました。
1つ目は、
師匠のダンス観と絶対“敵対”しないこと。
どんなシーンになっても、小さな“我”を選ばないこと。
自分の持っている“知識”をすべて捨て、
マッサラな気持ちで臨むこと。
ソウでないと、“習う”意味がないと思ったのです。
15年もの間、
“我流”ながら“現場”で指導していた強さが、
妙な自己主張に走らせてはいけないと思ったのです。
たとえ、
「カタチを作らない」
「トコトン力みをとる」
など、
自分が最も大事にしているダンス哲学のようなものと、
師匠の教えとの間に差異を発見しても、
アセらず、
主張せず、
耳を傾けよう、
と、決めていました。
2つ目は、
今まで、自分が生徒サンにレッスンをしてきたダンスを、
そのまま素直に出し、
師匠の“審判”を仰ぐこと。
一つ目よりも厳しい約束に思えました。
どうしても良く思われたいという気持ち、
怒られたくないから
無難に踊ろうという気持ちが出てきてしまうからです。
かつてのワタシは、
師匠と組んで踊る機会を有意義なモノにできませんでした。
「相手のカラダ内部のエネルギーと循環して・・・」
今では当たり前のように生徒サンにレッスンしていることが、
当時のワタシは全くデキませんでした。
できなかったというよりも、
そういう“世界”がアルことさえも知らなかったのです。
積年のレッスン内容を、
このカラダで試せる絶好のチャンスであるとともに、
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