初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
骨格でフレームを作る練習
次は 鎖骨
この骨、フレーム作りには結構キモなんよね。
内側では、胸骨に接し(その間にある関節が、胸鎖関節)
外側では、肩甲骨に接している。
(肩甲骨と鎖骨の間には、
肩鎖(けんさ)関節ってのがあるんだけど、
その動きは微妙でほとんどわかんないくらいだから、今回は省略。
ただし、腕にリキミが生じると、
この関節が機能しにくくなるってことは認知しておこう)
鎖骨の外側・・・もうチョイ詳しく言えば、
肩甲骨の
肩峰(けんぽう)を形成しているんだ。
鎖骨の先(いわゆる肩先)にある
“突っ張り・台”みたいになった部位だね。
骨格でフレームを作る際、
肩峰(けんぽう)ってポイントになるから、
ゼヒ覚えておいて欲しい。
なぜなら、肩峰(けんぽう)は、
比較的簡単に触れることができる
肩甲骨の一部であり、
アル意味鎖骨の一部とも言えるからだ。
また、この下辺りには、
上腕骨がブラ下がっている肩関節があるんだ。
その証拠に、例えば、
右手で左肩の肩峰(けんぽう)に触れて、
左腕をブラーンと下に垂らしたまま、
回したりして動かしてみて。
ね、肩関節のくぼみの中で、
腕だけが独立して動いているのがわかるでしょ?
そのとき、肩峰(けんぽう)は動いていない・・・
って言うことは、そう、
上腕骨は肩甲帯(肩甲骨と鎖骨からできている)から
分離して動くことができるんだ!
コレって、何気ないことかも知れないけれど、
ダンサー・フレーム、
特に、
男性の右ショルダー
にとってはメッチャ大切なことなんだよ!
肩関節と肩甲帯は、確かなつながりを持ちながらも、
ちゃーんと分離して動くこともできる・・・
そういうカラダのデザインになっているんだけど、
コレが癒着して動かなくなっている人は、
どーしても、
右肩が前に出てしまうんだ。
モチロン、肩が上がって見える。
で、ちゃんと分離ができると、
ホールドしたときに、右肩にいわゆる
“くぼみ”ができるんだ。
絶対NGは、
「肩が上がってる」からといって、
無理やり下方に下ろさないこと
そして、もう一つ大事なこと
鎖骨は、胸鎖関節が活性化してくると、
かなりいろんな方向に動くようになってくる。
肩甲骨もすこぶるよい動きに・・・
コレ、本来、カラダ的にはすごく良かった!!
ってことなんだけど、
こと、社交ダンス界では、歓迎されないのよね。
(第576話参照)
ラテンはまぁ許せるとしても、
スタンダードでは絶対NGを出されちゃう。
だからと言って、安易に
んじゃ、固めちゃぇ~は、ダメダメ!!
では、どうしたらいいのか?
骨格フレーム(スタンダード)
ここでも
“動きの分離”が必要なんだ。
肩甲骨・・・動いて良し!
鎖骨・・・最も静かにする。内側回転はナシ(肩が前に出る)
上腕骨・・・静かにする
さて、お次はヒジから先だけど
実は
前腕骨・・・動いて良し
なんよねぇ。
ただし、ここでもモチ、
“動きの分離”が必要だ。
の詳しい説明は次回!
続く第952話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.124 ~ あせっちゃダメ ~
カラダはメキメキ回復。
「少し時期が早いかな」
と思いながらも腕を上に伸ばすリハビリを始めました。
痛くて、ほとんど上がりません。
術前に付けたしるし(第118話)のところまでは、
かなりの距離があります。
それでもほんの少しずつ、
「毎日1ミリ高く」
を目標にがんばりました。
“目に見える目標”というのは、わかりやすくヤル気が出ます。
数日のうちに、
ずいぶん高いところまで、手が上がるようになったのです。
ところが・・・
突然の出血。
縫っている部分から血がにじみ出てきました。
「リハビリが進みすぎたのね」
と看護婦さんが苦笑します。
そして、
最も表皮を縫う前に、何度も縫い合わせてあること。
外から見たケガ口は治って見えるようでも、中が治っていないこと。
だから、無理しないように、と告げられました。
頭の中のリハビリも開始。
インストラクター・コースの教科書の元となる“原案”を作り始めました。
パソコンはまだ使っていませんでした。
すべて、手書きです。
9時の消灯時間後も、本を読み、勉強。
しかしながら、こちらも、なかなか思うようには進みません。
イメージはあっても言葉・カタチにすることは難しい。
実際のコース立ち上げまでには、やることがいっぱいありそうです。
まだまだ、何も見えてきません。
これは、普通にレッスンを続けながら行うには、
大変だっただろう、思うようになりました。
入院のおかげで、まとまった時間を得ることができた。
また、強制的に“休養”を取ったことで、
カラダ深くにあった“疲れ”を回復させることもできた。
この辺を見るだけでも、
病気になったことは、非常に良かったことなのだと思いました。
カタチにすることは、あせっちゃダメだ。
でも、時間は大切。
あせらず、急ごう。
と、そんなある日・・・
いつも 応援クリック ありがとうございます。
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次は 鎖骨
この骨、フレーム作りには結構キモなんよね。
内側では、胸骨に接し(その間にある関節が、胸鎖関節)
外側では、肩甲骨に接している。
(肩甲骨と鎖骨の間には、
肩鎖(けんさ)関節ってのがあるんだけど、
その動きは微妙でほとんどわかんないくらいだから、今回は省略。
ただし、腕にリキミが生じると、
この関節が機能しにくくなるってことは認知しておこう)
鎖骨の外側・・・もうチョイ詳しく言えば、
肩甲骨の
肩峰(けんぽう)を形成しているんだ。
鎖骨の先(いわゆる肩先)にある
“突っ張り・台”みたいになった部位だね。
骨格でフレームを作る際、
肩峰(けんぽう)ってポイントになるから、
ゼヒ覚えておいて欲しい。
なぜなら、肩峰(けんぽう)は、
比較的簡単に触れることができる
肩甲骨の一部であり、
アル意味鎖骨の一部とも言えるからだ。
また、この下辺りには、
上腕骨がブラ下がっている肩関節があるんだ。
その証拠に、例えば、
右手で左肩の肩峰(けんぽう)に触れて、
左腕をブラーンと下に垂らしたまま、
回したりして動かしてみて。
ね、肩関節のくぼみの中で、
腕だけが独立して動いているのがわかるでしょ?
そのとき、肩峰(けんぽう)は動いていない・・・
って言うことは、そう、
上腕骨は肩甲帯(肩甲骨と鎖骨からできている)から
分離して動くことができるんだ!
コレって、何気ないことかも知れないけれど、
ダンサー・フレーム、
特に、
男性の右ショルダー
にとってはメッチャ大切なことなんだよ!
肩関節と肩甲帯は、確かなつながりを持ちながらも、
ちゃーんと分離して動くこともできる・・・
そういうカラダのデザインになっているんだけど、
コレが癒着して動かなくなっている人は、
どーしても、
右肩が前に出てしまうんだ。
モチロン、肩が上がって見える。
で、ちゃんと分離ができると、
ホールドしたときに、右肩にいわゆる
“くぼみ”ができるんだ。
絶対NGは、
「肩が上がってる」からといって、
無理やり下方に下ろさないこと
そして、もう一つ大事なこと
鎖骨は、胸鎖関節が活性化してくると、
かなりいろんな方向に動くようになってくる。
肩甲骨もすこぶるよい動きに・・・
コレ、本来、カラダ的にはすごく良かった!!
ってことなんだけど、
こと、社交ダンス界では、歓迎されないのよね。
(第576話参照)
ラテンはまぁ許せるとしても、
スタンダードでは絶対NGを出されちゃう。
だからと言って、安易に
んじゃ、固めちゃぇ~は、ダメダメ!!
では、どうしたらいいのか?
骨格フレーム(スタンダード)
ここでも
“動きの分離”が必要なんだ。
肩甲骨・・・動いて良し!
鎖骨・・・最も静かにする。内側回転はナシ(肩が前に出る)
上腕骨・・・静かにする
さて、お次はヒジから先だけど
実は
前腕骨・・・動いて良し
なんよねぇ。
ただし、ここでもモチ、
“動きの分離”が必要だ。
の詳しい説明は次回!
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(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.124 ~ あせっちゃダメ ~
カラダはメキメキ回復。
「少し時期が早いかな」
と思いながらも腕を上に伸ばすリハビリを始めました。
痛くて、ほとんど上がりません。
術前に付けたしるし(第118話)のところまでは、
かなりの距離があります。
それでもほんの少しずつ、
「毎日1ミリ高く」
を目標にがんばりました。
“目に見える目標”というのは、わかりやすくヤル気が出ます。
数日のうちに、
ずいぶん高いところまで、手が上がるようになったのです。
ところが・・・
突然の出血。
縫っている部分から血がにじみ出てきました。
「リハビリが進みすぎたのね」
と看護婦さんが苦笑します。
そして、
最も表皮を縫う前に、何度も縫い合わせてあること。
外から見たケガ口は治って見えるようでも、中が治っていないこと。
だから、無理しないように、と告げられました。
頭の中のリハビリも開始。
インストラクター・コースの教科書の元となる“原案”を作り始めました。
パソコンはまだ使っていませんでした。
すべて、手書きです。
9時の消灯時間後も、本を読み、勉強。
しかしながら、こちらも、なかなか思うようには進みません。
イメージはあっても言葉・カタチにすることは難しい。
実際のコース立ち上げまでには、やることがいっぱいありそうです。
まだまだ、何も見えてきません。
これは、普通にレッスンを続けながら行うには、
大変だっただろう、思うようになりました。
入院のおかげで、まとまった時間を得ることができた。
また、強制的に“休養”を取ったことで、
カラダ深くにあった“疲れ”を回復させることもできた。
この辺を見るだけでも、
病気になったことは、非常に良かったことなのだと思いました。
カタチにすることは、あせっちゃダメだ。
でも、時間は大切。
あせらず、急ごう。
と、そんなある日・・・
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