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ジュンコ先生の

ホールド・レッスンが続いている。

「ジュンコ先生のブログ内グループレッスンのご案内」


「今日から、

フレームに関するお話よ」


「いよいよ、イタリアンホールドの真髄に迫る!ですね。
楽しみだなぁ」

と、ノリタケ君。


「コレは以前、
お話したコトなんだけれど・・・」
白板にジュンコ先生は書き出した。


イタリアン・ホールドについての考察
(第938話参照)

その1

手・腕に全くリキミがない!?

その2

コンパクトで引き締まった、体幹

その3

オープンな胸



「まず、その1からね」


と、坂田さんが手を上げて
「全くリキミがないのに、
ものすごくピシッて張っているように見えますよね?
十字架を背負っているみたいに。
あれは、今までのジュンコ先生のレクチャーからすると、

エネルギーが通っているから

ということですか?」



ジュンコ先生はうなずいて
「ソウいうことね。
高エネルギーだから、あのカタチができるのね。
“エンジン全開”って感じかしら。
筋肉に無駄なリキミがないから、
エネルギーが伝達しやすい状態と言うわけ」


「でも、腕のリキミってとるのが難しいですよね。
気をつけているつもりなのに、どうしても入ってしまう」

とケイコさん。


すると、ジュンコ先生、
「今回はそのあたりを徹底するわよ。

リキミのない腕・手で、フレームを作る

・・・最重要課題ね。

では、まずこの2点の実践からよ」
そう言って、白板にこう書いた。

① 体幹部とフレームを分離する

② 骨格でフレームを作る



「①の体幹部とフレームの分離・・・
さぁ、イメージできる人いるかしら?」


すると坂田さん
「あの、フレームって、肩甲骨と鎖骨と腕の骨、
それから手、からできているんですよね」



「ソウよ」
とジュンコ先生。


ベテラン紀子さんが手を上げた。
「以前、習ったことから考えますと・・・
肩甲骨は、肋骨の上に乗っかっているだけ。
骨としては鎖骨につながっていますが、
その鎖骨もココ(胸骨の辺りに触れながら)
とつながっているだけなので、
カラダのもともとのデザイン的にも、
十分、(体幹部と)分離できていると思います」



「その通り!
アバラの骨でできた“鳥かご部”を、
“リブケージ=胸郭(きょうかく)”と言うんだけれど、
その上に、
ユッタリとフレームは乗っている感じなら、OKなの。
鎖骨が体幹部とつながっている関節部、
今、紀子さんが触っていたところを、
なんと呼ぶのか覚えているかな?」


珍しく、真理が答えた。

胸鎖関節です」
(第163692話参照)


「すごい!よく覚えたわね。
その一点だけで、
腕はカラダにつながっているものなの。
だから、
究極このようになれば良いわけね」


と、ジュンコ先生は、
前かがみになり、両手をブラーンとした。
両肩甲骨はアバラから分離した状態。


「ホラ、こうすれば、
腕はブランブランで、全然リキンでいない。
手は適当に丸みを帯びている
この状態のまま、フレームを作るのよ」

そう言って、カラダをヒョイと起こした。

「今、カラダをまっすぐにしたから、
両腕も普通にアルという風に見えるだろうけれど、

胸鎖関節以外は、外れているとイメージしてね。

フレームはココから作っていくのよ」


      続く第950話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.122 ~ 術後回復 ~
 
麻酔が切れた後の痛みは想像以上のものでした。
それでも病巣は切除された、もうこれで大丈夫。
後は傷を治すだけと、気楽に構えていました。

果たして、経過は良く、
すぐにベットの上でのリハビリを始めました。

痛みのアル上半身は動かさないようにしながら、
腹部インナーマッスルを目覚めさせます。
アイソレーション。
なんだか、新鮮に感じます。

足指も動かしてみます。

大丈夫、機能しています。
こうやって見てみると、
ベット上でもたくさんエクササイズはできそうです。

さて、父と母は、入院後毎日来てくれていました。
時に、
「今日は穏やかなお天気だから」
などと言って、自転車でやってきて、本当に驚きました。
実家から市民病院までは、20分くらいかかるハズなのですが。

母はあれほど体調が悪かったというのがウソのようで、
とても元気そうに見えます。

「こんなに毎日出歩くことなんてなかったから、
化粧もしなくなっていた」
明るく笑います。

おしゃれ心が薄れていたのが、少し取り戻せたようです。
毎日、違うイデタチです。

Y氏も、どんなことがあっても必ず顔を見せてくれます。
そういえば、
Y氏の夕飯を作って“お弁当”にして持ってくる、
いつしかこれも、母の重要な仕事になっていました。

術後、数日後には、
生徒サンがお見舞いにやってきてくれるようになりました。
病室は花で賑わい始めます。

そして、ある日、
思いがけない人が部屋にやってきて・・・



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