初めての方へ 目次 エクササイズ＆プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
ジュンコ先生の
ホールド・レッスンが続いている。
「ジュンコ先生のブログ内グループレッスンのご案内」
意識的誘導の最大のポイントは、
相手をその気にさせること
そのために必要なのは、
『一緒に組みましょう』
という積極的な気持ちと、
具体的な行動に関しては、
『お先にどうぞ』
と相手に譲る気持ち
コレは、男性も同じということなのだが。
平田さんが言い出した。
「女性に『お先にどうぞ』なんてやっても、
動いてくれない気がするんでね。
いやぁ、ウチの奥さんのことですが（笑）」
「実際に、
奥様に向けてやってみたこと、あるかしら？
『お先にどうぞ』って」
と、ジュンコ先生。
「いや、ありませんわ。
先に仕掛けないと、リードにならん、
と思っておりますんでね」
平田さんは苦笑している。
ジュンコ先生は言った。
「そう、先に仕掛けないと、リードにならないわね。
でも、誰に対して仕掛けるのかしら？」
「家内・・・いや、まぁ“女性”ですわな」
「ソウね。
じゃ、
どう仕掛ければいいのかは、
今の女性の様子を知らないと、
無理があるでしょ？」
「だから『お先にどうぞ』で、
動き出してもらうってワケですか？
そして、
瞬間的にその様子をみて
自分の次の動きを判断している
のですか？」
田島さんは、目を丸くしている。
「ソウいうことね」
平田さんも声をあげた。
「すごいですなぁ。
細やかなやり取りですなぁ」
珍しく、和夫が質問だ。
「リードは、よく
『相手に動き出すキッカケを与える』
って、言うでしょ？
『お先にどうぞ』という気持ちに伴う動き
と解釈したらいいのですか？」
「いいところに気がついたわね。
その通りね。
多くの場合、『キッカケを与える』とは分かりながらも、
相手の様子の観察不足のせいで、運動が大きくなり過ぎ、
または、
『いや、女性は自分で動いてくれないだろう』
という、不信から
『俺について来い！』
をやっちゃってる場合が多いのよね」
と、ジュンコ先生。
「そういう力関係を、
最初のホールド段階で作ってしまったら、大変よ。
その力関係が、
今の相手と踊る
大前提になるんだから。
ココから、
イーブン（５分５分）を目指さないとね」
ジュンコ先生の言葉は続く。
「イイ？
リードと相手の面倒をみることは違うのよ。
どんな女性にも、
自分の判断で、
自分の決断で、
自分の力で、
踊ってもらう状況を作らないと、
『あなたの、リードが悪いから私は踊れない！』
と言う言葉を、
常に女性からいただくことになっちゃうわよ」
男性は正しいフォローをする気分、
女性は正しいリードをする気分
・・・で、ちょうどいいカモ知れませんね」
トシ子さんが静かに言った。
続く第949話へ
Real Junko Voice
（目次）
「もう一つの学連物語」
vol.121 ～ 天国でのレッスン！？ ～
不思議な夢でした。
ワタシは白い布だけを纏（まと）っていました。
裸足です。
周りの情景もすべて“白”。
非常に美しい場所のようなのですが、
靄（もや）がかかっていてハッキリ見えません。
そこで、ワタシはなんと、ダンスのレッスンをしているのです。
オペラの舞台女優さながらの、大きな身振り手振り。
そして、両手を差し出し、
高いトーンの声で叫んでいます。
「さぁ、みんなぁ、仲良く踊るのよぉ～」
自分の声で目が覚めました。
実際に両手を差し出そうとしています。
が、点滴されている腕は自由が利きません。
それでも動かそうとしましたが、誰かにソッと制されました。
と、その誰かが声を上げます。
「先生、意識が戻りました！」
先生と呼ばれた人が近寄ってきたようです。
そして、
「いやぁ、心配しましたよ」
ソコは集中治療室でした。
術後、いったんは麻酔から目覚めたようなものの、
またすぐに眠ってしまい、
それからなかなか意識が回復しなかったといいます。
手術開始からどれほどの時間が経過しているのか、見当も付きません。
後で母が笑っていました。
手術後、ワタシに付き添って個室にやってきた、
ナニも知らないはずの看護婦さんが、
「お嬢さんは、ダンスの先生なんですね？」
なんと、アノ“叫び声”は夢の中だけではなく、実際に！？
しかも、何度も。
医師や看護婦さんの間で評判になったそうです。
「麻酔が効いている間中、ダンスをしていた患者さん」
いつも 応援クリック ありがとうございます。
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とても励みになっています。（ジュンコ）
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「ジュンコ先生のブログ内グループレッスンのご案内」
意識的誘導の最大のポイントは、
相手をその気にさせること
そのために必要なのは、
『一緒に組みましょう』
という積極的な気持ちと、
具体的な行動に関しては、
『お先にどうぞ』
と相手に譲る気持ち
コレは、男性も同じということなのだが。
平田さんが言い出した。
「女性に『お先にどうぞ』なんてやっても、
動いてくれない気がするんでね。
いやぁ、ウチの奥さんのことですが（笑）」
「実際に、
奥様に向けてやってみたこと、あるかしら？
『お先にどうぞ』って」
と、ジュンコ先生。
「いや、ありませんわ。
先に仕掛けないと、リードにならん、
と思っておりますんでね」
平田さんは苦笑している。
ジュンコ先生は言った。
「そう、先に仕掛けないと、リードにならないわね。
でも、誰に対して仕掛けるのかしら？」
「家内・・・いや、まぁ“女性”ですわな」
「ソウね。
じゃ、
どう仕掛ければいいのかは、
今の女性の様子を知らないと、
無理があるでしょ？」
「だから『お先にどうぞ』で、
動き出してもらうってワケですか？
そして、
瞬間的にその様子をみて
自分の次の動きを判断している
のですか？」
田島さんは、目を丸くしている。
「ソウいうことね」
平田さんも声をあげた。
「すごいですなぁ。
細やかなやり取りですなぁ」
珍しく、和夫が質問だ。
「リードは、よく
『相手に動き出すキッカケを与える』
って、言うでしょ？
『お先にどうぞ』という気持ちに伴う動き
と解釈したらいいのですか？」
「いいところに気がついたわね。
その通りね。
多くの場合、『キッカケを与える』とは分かりながらも、
相手の様子の観察不足のせいで、運動が大きくなり過ぎ、
または、
『いや、女性は自分で動いてくれないだろう』
という、不信から
『俺について来い！』
をやっちゃってる場合が多いのよね」
と、ジュンコ先生。
「そういう力関係を、
最初のホールド段階で作ってしまったら、大変よ。
その力関係が、
今の相手と踊る
大前提になるんだから。
ココから、
イーブン（５分５分）を目指さないとね」
ジュンコ先生の言葉は続く。
「イイ？
リードと相手の面倒をみることは違うのよ。
どんな女性にも、
自分の判断で、
自分の決断で、
自分の力で、
踊ってもらう状況を作らないと、
『あなたの、リードが悪いから私は踊れない！』
と言う言葉を、
常に女性からいただくことになっちゃうわよ」
男性は正しいフォローをする気分、
女性は正しいリードをする気分
・・・で、ちょうどいいカモ知れませんね」
トシ子さんが静かに言った。
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「もう一つの学連物語」
vol.121 ～ 天国でのレッスン！？ ～
不思議な夢でした。
ワタシは白い布だけを纏（まと）っていました。
裸足です。
周りの情景もすべて“白”。
非常に美しい場所のようなのですが、
靄（もや）がかかっていてハッキリ見えません。
そこで、ワタシはなんと、ダンスのレッスンをしているのです。
オペラの舞台女優さながらの、大きな身振り手振り。
そして、両手を差し出し、
高いトーンの声で叫んでいます。
「さぁ、みんなぁ、仲良く踊るのよぉ～」
自分の声で目が覚めました。
実際に両手を差し出そうとしています。
が、点滴されている腕は自由が利きません。
それでも動かそうとしましたが、誰かにソッと制されました。
と、その誰かが声を上げます。
「先生、意識が戻りました！」
先生と呼ばれた人が近寄ってきたようです。
そして、
「いやぁ、心配しましたよ」
ソコは集中治療室でした。
術後、いったんは麻酔から目覚めたようなものの、
またすぐに眠ってしまい、
それからなかなか意識が回復しなかったといいます。
手術開始からどれほどの時間が経過しているのか、見当も付きません。
後で母が笑っていました。
手術後、ワタシに付き添って個室にやってきた、
ナニも知らないはずの看護婦さんが、
「お嬢さんは、ダンスの先生なんですね？」
なんと、アノ“叫び声”は夢の中だけではなく、実際に！？
しかも、何度も。
医師や看護婦さんの間で評判になったそうです。
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