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はーい、前回のお話で、
コンタクトとコネクトの違いって、
なんとなーくデモ、分かっていただけました?
次に、

コンタクト(接触)部位を通し、

相手とコネクト(関係)できている

“実感”ってどんな感じ?


に移りましょ。
この、目指すべき実感にズレがあると、
非常にまずいからネェ。
表面的に接触しただけで、実は全然、組めていなくても、
脳みそが、
「これでちゃんと組めたモン」
と、勘違いを起こているカモ。
その辺の“習慣性思い込み”から
矯正していかなきゃなんないから、
チョイ大変だろうけれど、ガンバロ!

さて、
結論から言うと、

「真に相手と組めたって時は、

理屈抜きにワカルもの」


絶対“実感”が伴うものなんだ。
つまり、
「ドライヤーを使おうと、コンセントをいれ、
スイッチONってしたとき」と同じ。
温風(又は冷風)が出た段階で、
「つながった」
と感じるだろう。
めっちゃ、ナチュラルに、ね。
コレって、絶対的に理屈抜きに、ワカルモノであって、
それほどわかりにくいことではないよね?

ん? 
ドライヤーは、実際に風が出るからわかるって?
ダンスのホールドの場合“風が出た”に、
匹敵するくらいわかりやすい“変化”ってあるんですかって?
エエ、ありますとも。
では、実際にやってみましょ。


A君とB子さんが、コレからワルツを踊ります。
いざ、ホールドへ。

A君とB子は向かい合って立ちます。
ハイ、OK。
んじゃ、二人に質問だ。
「組んでいる気がしますか?」


A君
「ん? あ、いや、よくわからないな」

B子
「組んでいる気って、
まだ、接触もしていないのに?」


イヤイヤ、

コンタクト(接触)はまだだけど、

コネクト(つながり)はもう始まっている
はず。

で、今、ココで組めないと、
この先も、
「違うよ! それじゃ組んでいることにならないんだ」
が、続くだけ。
そう、

初めが肝心なんだ。


ジュンコ先生は言う。
「向かいあって、
相手をちゃんと意識することから、
ダンスは始まるのよ」


A君
「向かい合ってはいるよ」

B子
「ワタシも、向かい合っているつもりだけど」


ジュンコ先生
「じゃぁね、こう聞いたらどう答えるかしら?
二人とも“実際に”向かい合っている?」


A君B子
「・・・」


ジュンコ先生
「“実際に”向かい合っているなら、
“ドライヤーから風が出る”みたいな、
わかりやすい “変化”があるモノだし、
また、ソレを目指して向かい合っているわけ。
そもそも、
ドライヤーのスイッチONは“風を出すこと”が、
目指すべき行為なわけね。
それと同じなんだけど、
二人が今、向かい合って立っているのって、
ナニを目指しているの?」


A君
「女性にコッチへ来てもらうこと」

B子
「スタンダードだから、まぁ、ソウですよね。
男性のところへ女性が行くんでショ?」


ジュンコ先生
「そうね。
お互い目的は一致している・・・
OK、それならできるはず。
本当に向かい合うことが」


A君
「意味がよくわからないのですが」


ジュンコ先生
「OK。
こういうことよ・・・」


ジュンコ先生が、A君と向かい合った。


A君
「あ、わかりました!
コレが実際に組んだという実感なのですね」

B子
「見ていても、
ソレは(組めたこと)は、わかるわ。
でも、具体的に何をしたのかは・・・全然わからない」


さぁ、ジュンコ先生はナニをしたのか?
この続きは次回。


      続く第942話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.114 ~ 腹が減っては・・・ ~
 
大切な“行事”ソレは“夕飯”です。

告知を受けた後しばらくは、
さすがに食欲も失せた状態だったのですが、
「ワタシには、まだやるべきことがある」
と、ココロが強くなってからは、
病気を知る前よりもずっと真剣に“食事を摂る”ようになっていました。

ここ市立総合病院に入ってからも、ソレは続いていました。
とは言え、入院食。
味のほうは、
まぁ、期待はできないだろうと思っていたのですが、
これがなかなかおいしいのです。
入院したその晩の献立の“揚げソバ”の良い味にビックリ。
うれしくなったものです。

入院食は、毎回ほぼ定刻に出されました。
朝 午前8時
昼 正午
夕 午後6時
朝・夕食は2つメニューがあり、選択できました。
毎食が楽しみでした。

さて、“発表の日”
医師による検査結果についてのお話は、夕方7時ごろ。
その前の“夕飯”が、運ばれてきました。
南蛮漬けと、わかめの味噌汁。
小松菜の小鉢もついています。

母は興味深そうに覗き込みます。
「へぇ~ちゃんとしたもの、出るんやねぇ~」
と、感心しています。

両親とY氏が見守る中、
ワタシは、勢い良くパクつきます。

みんな驚いています。
結果発表のことが気になって、
食べる気がしない・・・と想定していたからでしょう。
ワタシは言いました。
「これからどんどん細胞を作って増やしていかないとね」

食べ終わり談笑していたとき、
看護婦さんからのコールがありました。

さぁ・・・



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