初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
特別シリーズ
社交ダンスを教えるということvol.7
挽回レッスン その1
ダンス実学主義の夜明け 25
さて、実学としてのレッスンのお話を、
ズーッとしてきたわけだけれど、
ここで、もう一度最初に戻りまして・・・
タイトルを観てみよう。
「ダンス実学主義の夜明け」
そう、まだ“夜明け”なんよ。
つまり、新しく始まったばかり。
だからこそ、
今現在、行っているレッスンの1回1回は、貴重なんだ。
レッスン直前、静かなる集中。
「ホンマにその人の役に立つ
レッスンができますように・・・」
ココロの中で手を合わせ、祈ることさえあるもんな。
Mさん夫妻への“挽回レッスン”も、
(第897話参照)
実学主義にのっとって進行中だ。
約1ヶ月に1度、“その日”はやってくる。
レッスンの始まりは、いつもチョイ感動的だ。
「イヤァ、また会えましたね」
再会した時と変わらないほどに、会えることの喜びがある。
が、すでにこの瞬間から“診断”は始まっている。
顔の表情、からだつき、気配・・
1ヶ月間、どんな気持ちでダンスに取り組み、
どんな練習をし・・みたいなものの集積が、
ソンナコンナに現れるからだ。
「すごくいい感覚で練習に取り組まれていた」
コトがすぐに判明。
なぜか?
お二人を包む周りの空気が非常に柔らかくなっていたからだ。
カラダのリキミが取れてきたのではないだろうか。
「最近、どうですか?」と、声をかけ
近況報告を受ける。
競技会の話、練習の話・・
たわいもない会話中でも、モチロン診断は続いている。
ここで、必ず、
「先月、習ったことをやってみたことに対する、
疑問点、質問」
が出てくるんだな。
GOOD!
ちゃんと、ホントウに試している証拠だ。
ワタシは、ここですぐに答えに導かず、ダンス診断に入る。
踊りを披露してもらうのだ。
このとき、大切なことは、
先入観を持たず、ありのままに観る
ってこと。
つまり、
以前は、どんなダンスであったのか?
とか、
先ほどの近況報告の内容は、
わざと忘却(ぼうきゃく)して観てみるんだ。
で、
印象の良い点、違和感のある点、をそのまま感じる。
診断終了。
感想を告げ、対話。
今日のテーマを導き出していく大切な対話なんだな。
・生徒サンの状況をよーく観察する
(先入観抜きで)
・対話をもち、情報を集める
(たくさん話してもらう)
・現時点での、ダンス・レベルを正確に観る
(特に“内側”の成長を観る)
・ 最も、今、必要であろうのレッスン・
テーマを導き出す
これらは、
実学主義レッスンに絶対に欠かせないことだ。
Mさんのレッスンも、
いつも、アル、テーマにのっとって進み、
何か一つ大きな
“おみやげ”を持って帰ってもらうようにしている。
おみやげとは、
“課題”だ。
コレが、できれば、自分たちのダンスが
飛躍できるであろうと確信の持てる、課題。
別称・・・夢そして希望
ちなみに、Mさんのテーマをおおざっぱに挙げると、
第1回目 リキミを取ること
第2回目 音楽を聴くこと
第3回目 インナーマッスルを感じること(吊り上げ筋)
第4回目 ボディ・ワーク・エクササイズ
第5回目 カラダの中で歩く・踊る
普遍的なテーマばかりだ。
その、ものすごく基礎の段階からやっているってワケだ。
さて、このレッスンが実学になっているかどうかは、
Mさんのカラダ・ダンスを観れば、
すぐにわかること・・・
現時点では、挽回レッスンは上手くいっている模様。
ありがとう~! Mさん夫妻。
続く第922話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.94 ~ 良書は語る ~
ワタシは、書庫から何冊かの本を抜き出し、
リビングの机の上にドッカと置きました。
かつて自分を勇気付け、支えてくれた本の数々。
何度も読み返したものばかりです。
今一度それらに触れ、
現在の自分のココロを見つめ直そうと思ったのです。
「人生で直面する困難から、何か意味を見出すことだ」
そうか、今の状況にも何か深い意味があるのだな。
抽象的なものの見方をしなければ、いけないわけだ・・・
「変化はつねに起きている。
変化が起きるのを止めようとするのではなく、
変化の流れに乗ることを学ぼう」
「どんな病気でも、
癒しのためには、患者の中に変化が起こる必要がある。
そして、あらゆる変化においては、
何かを手放したり、変化に身を任せたり、
あるいは自己の一部が『死ぬ』必要がある。
『死ぬ』のは習慣かもしれないし、
仕事、ライフスタイル、信条信仰、カラダの期間かもしれない」
何かが大きく変わる、そんな予感がしてきました。
もし現実に肉体が「死ぬ」コトになっても、
ソレはそれで、最大の変化でしょう。
もし、ソコまでいかなくても、ただではすまない感じがします。
何らかの変化があるはず・・・
「人生は真実に基づいて
自己を裏切らずに生き続けるという絶え間ないチャレンジである。
人生最大のチャレンジは、どのような状況にあろうと、
自己の存在のコア(核)につながりを持ち続け、
ソレを表現し続けることである」
たとえ、今回、死の宣告があったとしても、
自分を裏切らず、自分を表現し続けることができるか・・・
「自分の身に何が起こるかではなく、
それにどう反応するかが重要なのだ」
「主よ、変えるべき変えられることを変える勇気を、
変えられないことを受け入れる平和を、
そしてその区別をつける知恵を与えたまえ」
ワタシは、大学ノートに大きく書き取りました。
一週間後、そのノートを持参し、
検査結果を聞きに病院へ向かいました。
いつも 応援クリック ありがとうございます。
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とても励みになっています。(ジュンコ)
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ダンス実学主義の夜明け 25
さて、実学としてのレッスンのお話を、
ズーッとしてきたわけだけれど、
ここで、もう一度最初に戻りまして・・・
タイトルを観てみよう。
「ダンス実学主義の夜明け」
そう、まだ“夜明け”なんよ。
つまり、新しく始まったばかり。
だからこそ、
今現在、行っているレッスンの1回1回は、貴重なんだ。
レッスン直前、静かなる集中。
「ホンマにその人の役に立つ
レッスンができますように・・・」
ココロの中で手を合わせ、祈ることさえあるもんな。
Mさん夫妻への“挽回レッスン”も、
(第897話参照)
実学主義にのっとって進行中だ。
約1ヶ月に1度、“その日”はやってくる。
レッスンの始まりは、いつもチョイ感動的だ。
「イヤァ、また会えましたね」
再会した時と変わらないほどに、会えることの喜びがある。
が、すでにこの瞬間から“診断”は始まっている。
顔の表情、からだつき、気配・・
1ヶ月間、どんな気持ちでダンスに取り組み、
どんな練習をし・・みたいなものの集積が、
ソンナコンナに現れるからだ。
「すごくいい感覚で練習に取り組まれていた」
コトがすぐに判明。
なぜか?
お二人を包む周りの空気が非常に柔らかくなっていたからだ。
カラダのリキミが取れてきたのではないだろうか。
「最近、どうですか?」と、声をかけ
近況報告を受ける。
競技会の話、練習の話・・
たわいもない会話中でも、モチロン診断は続いている。
ここで、必ず、
「先月、習ったことをやってみたことに対する、
疑問点、質問」
が出てくるんだな。
GOOD!
ちゃんと、ホントウに試している証拠だ。
ワタシは、ここですぐに答えに導かず、ダンス診断に入る。
踊りを披露してもらうのだ。
このとき、大切なことは、
先入観を持たず、ありのままに観る
ってこと。
つまり、
以前は、どんなダンスであったのか?
とか、
先ほどの近況報告の内容は、
わざと忘却(ぼうきゃく)して観てみるんだ。
で、
印象の良い点、違和感のある点、をそのまま感じる。
診断終了。
感想を告げ、対話。
今日のテーマを導き出していく大切な対話なんだな。
・生徒サンの状況をよーく観察する
(先入観抜きで)
・対話をもち、情報を集める
(たくさん話してもらう)
・現時点での、ダンス・レベルを正確に観る
(特に“内側”の成長を観る)
・ 最も、今、必要であろうのレッスン・
テーマを導き出す
これらは、
実学主義レッスンに絶対に欠かせないことだ。
Mさんのレッスンも、
いつも、アル、テーマにのっとって進み、
何か一つ大きな
“おみやげ”を持って帰ってもらうようにしている。
おみやげとは、
“課題”だ。
コレが、できれば、自分たちのダンスが
飛躍できるであろうと確信の持てる、課題。
別称・・・夢そして希望
ちなみに、Mさんのテーマをおおざっぱに挙げると、
第1回目 リキミを取ること
第2回目 音楽を聴くこと
第3回目 インナーマッスルを感じること(吊り上げ筋)
第4回目 ボディ・ワーク・エクササイズ
第5回目 カラダの中で歩く・踊る
普遍的なテーマばかりだ。
その、ものすごく基礎の段階からやっているってワケだ。
さて、このレッスンが実学になっているかどうかは、
Mさんのカラダ・ダンスを観れば、
すぐにわかること・・・
現時点では、挽回レッスンは上手くいっている模様。
ありがとう~! Mさん夫妻。
続く第922話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.94 ~ 良書は語る ~
ワタシは、書庫から何冊かの本を抜き出し、
リビングの机の上にドッカと置きました。
かつて自分を勇気付け、支えてくれた本の数々。
何度も読み返したものばかりです。
今一度それらに触れ、
現在の自分のココロを見つめ直そうと思ったのです。
「人生で直面する困難から、何か意味を見出すことだ」
そうか、今の状況にも何か深い意味があるのだな。
抽象的なものの見方をしなければ、いけないわけだ・・・
「変化はつねに起きている。
変化が起きるのを止めようとするのではなく、
変化の流れに乗ることを学ぼう」
「どんな病気でも、
癒しのためには、患者の中に変化が起こる必要がある。
そして、あらゆる変化においては、
何かを手放したり、変化に身を任せたり、
あるいは自己の一部が『死ぬ』必要がある。
『死ぬ』のは習慣かもしれないし、
仕事、ライフスタイル、信条信仰、カラダの期間かもしれない」
何かが大きく変わる、そんな予感がしてきました。
もし現実に肉体が「死ぬ」コトになっても、
ソレはそれで、最大の変化でしょう。
もし、ソコまでいかなくても、ただではすまない感じがします。
何らかの変化があるはず・・・
「人生は真実に基づいて
自己を裏切らずに生き続けるという絶え間ないチャレンジである。
人生最大のチャレンジは、どのような状況にあろうと、
自己の存在のコア(核)につながりを持ち続け、
ソレを表現し続けることである」
たとえ、今回、死の宣告があったとしても、
自分を裏切らず、自分を表現し続けることができるか・・・
「自分の身に何が起こるかではなく、
それにどう反応するかが重要なのだ」
「主よ、変えるべき変えられることを変える勇気を、
変えられないことを受け入れる平和を、
そしてその区別をつける知恵を与えたまえ」
ワタシは、大学ノートに大きく書き取りました。
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