初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
特別シリーズ
社交ダンスを教えるということvol.7
対話・会話のテクニック その1
ダンス実学主義の夜明け 22
パーティ志向の方には、どうしても習得していただきたい、
ホールド・テクニックがあるんだな。
ソレがなければ、
前号お話したテクニックもヤッパ、
実学として活かすことができない!
ってほどに重要なテクニックなんだ。
にもかかわらず、
実際のパーティ会場ではどうかと言うと、
ん?
実践している人が少ないナァってな現実。
みーんな、いわゆるダンステクニックに走りすぎて、
言い換えれば、
ダンスのテクニックにおけるホールドを大切にするあまり、
見落としているものがあるんやないかナァ?
という感じなんだ。
ン、ってコトは、
ダンステクニックではない、
ホールドテクニック?
その通り!
でも、そんなものアルの?と言う方のために、
チョイ、詳しく説明しよう。
ソレは、
純粋なるホールド=組む
というテクニックと言えるものだ。
対話・会話のテクニック
と捉えると分かりやすいかも知れないね。
モチロン、ソコには、
感情のやり取りもあるだろう。
つまり、感情や思いという
純粋なエネルギーが口を通して出たものが、
話し言葉とするなら、
同じエネルギーが踊ることによって
身体を通して出たものが、
“ダンス言葉”だろう。
ただし話し言葉はごまかせる
(本心とは違うことを言う)ことができても、
筋肉が勝手にしゃべり始める
ダンス言葉ではウソがつきにくい。
ダンス言葉は時として実際の話し言葉よりも
鮮明にその人の真相心理的感情や思いを伝えてくるため、
ちょっと恐いところもあるんだよね。
ダンス的ホールドテクニックは大いにあっても、
“会話ベタ”のせいで目の前にいる人に
活かすことができなければ残念ではないか!?
ということで、
パーティ会場における
実学的・ホールドテクニックとして、
押さえておくべきものを上げておこう。
① “気が付いたら踊っていた!?”
自然にスタートを切れる人
ダンスで最も難しいのがスタート、
つまり第一声、話し始めの部分だ。
ビシッと決めてしまうと、どうしても力み勝ちに。
無駄な力が入るとダンス言葉も硬くなり、
「あなたと踊りたい」
「楽しく踊りましょう、よろしくね」
といった心がうまく伝えにくい。
下手をしたら
「オレについて来い」
(女性をきつくしばる)
と威圧的になったり
「実はあなたとは話したくないわ」
(手をツッパッタリ、背中を固めたり)
という意思表示だ、
なんて誤解を受けてしまうことになってしまう。
これとは反対に、相手に変な気を遣わせることのない
リラックスムードを作れるのが会話上手。
特別には構えないで、
ごく自然な中でスタートを切ることができるのだ。
口頭で「お願いします」といった後、
「こんにちは。お元気でしたか?
あの時のパーティ以来ですよね。
月日のたつのは早いものですね・・」
などと話の流れを上手く作り滑り出すように踊り始める。
“気がついたら話していた”(つまり踊っていた)。
そんなナチュラルさが会話上手の証だ。
② 「笑顔で情報収集」
誰とでも楽しくお話、の秘策
たとえ「あ、なんだか苦手」という人が目の前に立っても、
会話上手な人はあせらない。
しどろもどろでとにかく話し出す・・・
これではこちらからの一方的な話になったり、
反対に相手の話を、
ただただ聞くだけでついて行くことになったり、
不本意な結果に終わりがちなことをよく心得ているのだ。
特効薬は“笑顔”。
笑顔は当たり外れのない唯一の共通の言語なのだ。
しかも、笑顔を作ることで筋肉が緩む、
その柔らかい筋肉でもってまずは「聞き役」に徹するのだ。
つまり相手の身体から色んな情報を仕入れるというワケ。
そうすれば、相手が何を好んでいるのかだけではなく、
見ただけでは分かりにくい“長所”も感じられてくるのだ。
③ 親しき中にも礼儀あり。
丁寧な言葉を使う
乱暴なダンス言葉は嫌われる。
例えばルンバのリードをしているとき、
女性に「下がれ!」「こっちへ来い」「回れ」
と言ったらどうなるだろうか?
相手も同じような言葉を発し始める可能性は高く、
ダンスの仕上がりも当然悪くなる。
筋肉と筋肉が反発しあうからだ。
では、
「下がってね」
「こちらへ来てちょうだい」
「回っていただけますか?」
と言えばどうなるか? ・・・
その劇的な変化に、きっとあなたは驚くだろう。
女性は喜んですべてのことを聞き入れてくれるだろうし、
しかもバランスが良くなる。
たったさっきまでアレマーナになったら
コケかかっていた人がスルリと回る・・・。
丁寧言葉の威力をもっと知って使うべきだろう。
(特に男性でどうしてもリードがきつくなるときは、
心の中で丁寧語を唱えながら踊ると良い)で、
一回一回「ありがとう」で締める。
とても良い関係のまま踊り続けることができるだろう。
もうチョイ、次回に続きます。
続く第919話へ
Real Junko Voice
(目次)
スペシャルバージョン⑩
~大変身の秘訣~
彼・彼女たちの“大変身の秘訣”を、感じたまんまに言うとですね、
「ダンスが上手くなりたいと願い、
『あ、これだ!』と思ったことを信じ、
やるべきことを、ホンマにやっている」
え、それだけ?
と思うかもしれないが、それだけが実は大したものなのだ・・・
と、ワタシは思うんだ。
スゴイと思うのは、
信じる心
と、
「ホンマにやる」行動力
だってね、
「教えていただいたチェアーボディワークを、
毎日やってるんですけれどもね・・・」
なぁんて、こともなげに言うんだよ。
ソレはもう当たり前のように。
モチロン、
「このボディワークをやっておけば、絶対、カラダは変わる。
そうすればダンスが上手くなる」
は、ウソではなく本当の話だけれどもね。
コチラからしたら、
「え~、アレを毎日、ホンマにやっているの?」ってモン。
“言うは易し、行うは難し”
を、よーく知っているからだ。
「あぁ、これは良い」
と思うものに出合っても、
実際にヤルって人は意外や少ないって思うんだ。
それも3日坊主で終わらず毎日・・・となったら、
デキル人は極端に減っちゃうだろうね。
“継続は力ナリ”とは、重々分かっていても、だ。
ソレをデキルってことは、
もう“勝利の方程式”にのっかってるってもの。
必ずや、思い描いたダンスが手に入るときがやってくるだろう。
整理すると・・・
信じ、実際にやる
と、人は変わる。
実にシンプルな話だ。
時間がない、場所がないetc.言い訳はナシ。
明るく、たくましく、おおらかに、自分と向き合い、
変化を怖がらず、
導きに対し、
「デモね」「だけど」というココロより、素直さが勝っている。
「変わりたいんですけど、変われないんです」
と言う人との差は歴然だ。
最後に、
彼・彼女たちへの言葉・・・
「ありがとう。ワタシも心機一転、がんばるね」
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ホールド・テクニックがあるんだな。
ソレがなければ、
前号お話したテクニックもヤッパ、
実学として活かすことができない!
ってほどに重要なテクニックなんだ。
にもかかわらず、
実際のパーティ会場ではどうかと言うと、
ん?
実践している人が少ないナァってな現実。
みーんな、いわゆるダンステクニックに走りすぎて、
言い換えれば、
ダンスのテクニックにおけるホールドを大切にするあまり、
見落としているものがあるんやないかナァ?
という感じなんだ。
ン、ってコトは、
ダンステクニックではない、
ホールドテクニック?
その通り!
でも、そんなものアルの?と言う方のために、
チョイ、詳しく説明しよう。
ソレは、
純粋なるホールド=組む
というテクニックと言えるものだ。
対話・会話のテクニック
と捉えると分かりやすいかも知れないね。
モチロン、ソコには、
感情のやり取りもあるだろう。
つまり、感情や思いという
純粋なエネルギーが口を通して出たものが、
話し言葉とするなら、
同じエネルギーが踊ることによって
身体を通して出たものが、
“ダンス言葉”だろう。
ただし話し言葉はごまかせる
(本心とは違うことを言う)ことができても、
筋肉が勝手にしゃべり始める
ダンス言葉ではウソがつきにくい。
ダンス言葉は時として実際の話し言葉よりも
鮮明にその人の真相心理的感情や思いを伝えてくるため、
ちょっと恐いところもあるんだよね。
ダンス的ホールドテクニックは大いにあっても、
“会話ベタ”のせいで目の前にいる人に
活かすことができなければ残念ではないか!?
ということで、
パーティ会場における
実学的・ホールドテクニックとして、
押さえておくべきものを上げておこう。
① “気が付いたら踊っていた!?”
自然にスタートを切れる人
ダンスで最も難しいのがスタート、
つまり第一声、話し始めの部分だ。
ビシッと決めてしまうと、どうしても力み勝ちに。
無駄な力が入るとダンス言葉も硬くなり、
「あなたと踊りたい」
「楽しく踊りましょう、よろしくね」
といった心がうまく伝えにくい。
下手をしたら
「オレについて来い」
(女性をきつくしばる)
と威圧的になったり
「実はあなたとは話したくないわ」
(手をツッパッタリ、背中を固めたり)
という意思表示だ、
なんて誤解を受けてしまうことになってしまう。
これとは反対に、相手に変な気を遣わせることのない
リラックスムードを作れるのが会話上手。
特別には構えないで、
ごく自然な中でスタートを切ることができるのだ。
口頭で「お願いします」といった後、
「こんにちは。お元気でしたか?
あの時のパーティ以来ですよね。
月日のたつのは早いものですね・・」
などと話の流れを上手く作り滑り出すように踊り始める。
“気がついたら話していた”(つまり踊っていた)。
そんなナチュラルさが会話上手の証だ。
② 「笑顔で情報収集」
誰とでも楽しくお話、の秘策
たとえ「あ、なんだか苦手」という人が目の前に立っても、
会話上手な人はあせらない。
しどろもどろでとにかく話し出す・・・
これではこちらからの一方的な話になったり、
反対に相手の話を、
ただただ聞くだけでついて行くことになったり、
不本意な結果に終わりがちなことをよく心得ているのだ。
特効薬は“笑顔”。
笑顔は当たり外れのない唯一の共通の言語なのだ。
しかも、笑顔を作ることで筋肉が緩む、
その柔らかい筋肉でもってまずは「聞き役」に徹するのだ。
つまり相手の身体から色んな情報を仕入れるというワケ。
そうすれば、相手が何を好んでいるのかだけではなく、
見ただけでは分かりにくい“長所”も感じられてくるのだ。
③ 親しき中にも礼儀あり。
丁寧な言葉を使う
乱暴なダンス言葉は嫌われる。
例えばルンバのリードをしているとき、
女性に「下がれ!」「こっちへ来い」「回れ」
と言ったらどうなるだろうか?
相手も同じような言葉を発し始める可能性は高く、
ダンスの仕上がりも当然悪くなる。
筋肉と筋肉が反発しあうからだ。
では、
「下がってね」
「こちらへ来てちょうだい」
「回っていただけますか?」
と言えばどうなるか? ・・・
その劇的な変化に、きっとあなたは驚くだろう。
女性は喜んですべてのことを聞き入れてくれるだろうし、
しかもバランスが良くなる。
たったさっきまでアレマーナになったら
コケかかっていた人がスルリと回る・・・。
丁寧言葉の威力をもっと知って使うべきだろう。
(特に男性でどうしてもリードがきつくなるときは、
心の中で丁寧語を唱えながら踊ると良い)で、
一回一回「ありがとう」で締める。
とても良い関係のまま踊り続けることができるだろう。
もうチョイ、次回に続きます。
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(目次)
スペシャルバージョン⑩
~大変身の秘訣~
彼・彼女たちの“大変身の秘訣”を、感じたまんまに言うとですね、
「ダンスが上手くなりたいと願い、
『あ、これだ!』と思ったことを信じ、
やるべきことを、ホンマにやっている」
え、それだけ?
と思うかもしれないが、それだけが実は大したものなのだ・・・
と、ワタシは思うんだ。
スゴイと思うのは、
信じる心
と、
「ホンマにやる」行動力
だってね、
「教えていただいたチェアーボディワークを、
毎日やってるんですけれどもね・・・」
なぁんて、こともなげに言うんだよ。
ソレはもう当たり前のように。
モチロン、
「このボディワークをやっておけば、絶対、カラダは変わる。
そうすればダンスが上手くなる」
は、ウソではなく本当の話だけれどもね。
コチラからしたら、
「え~、アレを毎日、ホンマにやっているの?」ってモン。
“言うは易し、行うは難し”
を、よーく知っているからだ。
「あぁ、これは良い」
と思うものに出合っても、
実際にヤルって人は意外や少ないって思うんだ。
それも3日坊主で終わらず毎日・・・となったら、
デキル人は極端に減っちゃうだろうね。
“継続は力ナリ”とは、重々分かっていても、だ。
ソレをデキルってことは、
もう“勝利の方程式”にのっかってるってもの。
必ずや、思い描いたダンスが手に入るときがやってくるだろう。
整理すると・・・
信じ、実際にやる
と、人は変わる。
実にシンプルな話だ。
時間がない、場所がないetc.言い訳はナシ。
明るく、たくましく、おおらかに、自分と向き合い、
変化を怖がらず、
導きに対し、
「デモね」「だけど」というココロより、素直さが勝っている。
「変わりたいんですけど、変われないんです」
と言う人との差は歴然だ。
最後に、
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