初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
特別シリーズ
社交ダンスを教えるということvol.7
上級者ホールド・テク どうあるか?
ダンス実学主義の夜明け ⑲
第912話より引き続いて。
上級者向け、実学となるホールド・テクニックとは?
のお話だ。
上級者が目指すべき、
三方良しホールドは、
作り方が難しい、と、ジュンコ先生。
理由は色々アル。
個々のカラダは違う
習熟段階も違う
自覚と実態が違う
主観と客観のズレなど・・
(第912・913・914話参照)
これらのせいで、
「ホールド・フレームは、こういう風に作るんですよ」
みたいな決定的なマニュアル伝授が不可能。
だが・・・ジュンコ先生は言う。
ジュンコ先生
「普遍的テクニックは、伝授可能。
つまり、誰にでも共通の“基盤”“基礎”の部分ね」
Q
「つまり、上級者ほど基礎に戻る、
いや、戻るべきと言うことですか?」
ジュンコ先生
「そうとも言えるわ。
そして・・・コレは、
ホールド・テクニックだけに限ったことではないけれど、
上級者になればなるほど、
『何をするべきか』
いわゆるマニュアルみたいなことを教えるよりも
『どうアルべきか』
みたいな意識・考え方を提言した方が、良い。
実学になる」
Q
「ということは、
三方良しホールドをつくるために、
『アレしなさい、コレしなさい』
と具体的指示を出すよりも
『こういう考え方を、各自でカタチにしなさい』
と言うほうが、実学になるということですか?」
ジュンコ先生
「その通り!
上級者は自分で考える力を持っているからね。
自分のカラダの習熟度に照らし合わせて、
“仕入れた”考え方を自分用に膨らますことができるし、
ソレをすることが、また、楽しくもある。
かえって、アレコレ指示を出されると、
困惑する人もいるくらいね」
「例えば、ホールドのカタチを作る際
『肩甲骨をこの角度でこう使いなさい』
と、教えるのではなく
『本来、肩甲骨はアバラの上に浮いていて、
鎖骨にくっついているだけ
だからとても動くように作られている』
といった、普遍的な知識と
『だから、肩甲骨辺りが固まっている人は緩めましょう』
コレだけで、自分のフレームに
変化をもたらすことができる人もいるわけ」
Q
「なるほどね。
ワタシはまだまだ、上級者じゃないや。
だって“指示待ち族”なんですもの(笑)
あのぉ、伝授可能な普遍的な、
ホールド・テクニックについてなのですが、
ソレには、どんなモノがあるんですか?」
ジュンコ先生
「OK、ざっと挙げるとね、
・肩甲骨と鎖骨・上腕骨・前腕骨・手首・手からなる
“腕部フレーム”部位と体幹部を、分離させる。
・“腕部フレーム”部位は骨格により形成
体幹部はエネルギーがスムーズに流れるように、
インナーマッスルを活性化
・腕はドコからか、脚はドコからか?を確認。
腕は徹底的にリキミを取る。
「脚部はみぞおちから」を徹底。
・体幹部での、腕と脚のつながり確認
・各自が床からのエネルギーをカラダに循環させる
・相手とエネルギーを分かち合いコンタクトする」
Q
「なんか、すごい内容!むずかしそう」
ジュンコ先生
「言葉にすれば、そうなっちゃうわね。
でも体感・体験すれば、ソレが実学となるわ」
続く第916話へ
Real Junko Voice
「もう一つの学連物語」
vol.91 ~ 身近な死の病 ~
ガンという不穏な響きは、
ワタシにとってそれほど遠いものではありませんでした。
大好きだった母方のおじいちゃん(Voice29に登場)の命を奪ったのは、
胃ガンでした。
父方のおじいちゃんも、肺ガンで亡くなっています。
そして、実は、
つい1ヶ月前にも“義理の母”をガンで亡くしていたのです。
言うまでもなく、Y氏の実母です。
末期の胃ガンでした。
「今、連絡があった。おふくろが昨日入院したらしい」
と、東京出張中のY氏から電話があったときは、
まだ気楽に構えていました。
「検査入院のようだけれど、どんな様子か見てきて欲しい」
「父がそばについているから心配ないと思うけれど、
何か手伝うことがあるかもしれないのでお願いする」
そんな依頼でした。
病室に着くと、すぐに
「これから、先生のところに検査の結果を聞きに行くので、
ジュンコさんも一緒にお願いします」
と、“義理の父”から言われました。
ワタシはY氏への報告にと思い、
メモを取る用意をしながら、後からついていきました。
そして、とんでもない話を聞くことになったわけです。
「末期の胃ガンです。
体調が悪いのは、たまった腹水のせいです」
ガン!?
お母さん、そんなに悪いの?
全く予期せぬことだったらしく、お父さんは
「ソウですか・・・」
と言ったきり、固まってしまいました。
「残念ですが、もって数日でしょう」
すでに手遅れ、との宣告。
続いて、延命処置についての話に移り・・・
ワタシは何がなんだか分からないなりに、必死でメモを取り続けました。
ドラマのようだ、と思いました。
ガンの告知シーン。
そのすぐ後に、
自分も同じような目に遭うとは、想像もつかなかったことです。
2日後、
宣告どおり、お母さんはあっけなく逝ってしまいました。
そういえば、
不思議なことがあったのです。
それは、通夜の晩・・・
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とても励みになっています。(ジュンコ)
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上級者ホールド・テク どうあるか?
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上級者向け、実学となるホールド・テクニックとは?
のお話だ。
上級者が目指すべき、
三方良しホールドは、
作り方が難しい、と、ジュンコ先生。
理由は色々アル。
個々のカラダは違う
習熟段階も違う
自覚と実態が違う
主観と客観のズレなど・・
(第912・913・914話参照)
これらのせいで、
「ホールド・フレームは、こういう風に作るんですよ」
みたいな決定的なマニュアル伝授が不可能。
だが・・・ジュンコ先生は言う。
ジュンコ先生
「普遍的テクニックは、伝授可能。
つまり、誰にでも共通の“基盤”“基礎”の部分ね」
Q
「つまり、上級者ほど基礎に戻る、
いや、戻るべきと言うことですか?」
ジュンコ先生
「そうとも言えるわ。
そして・・・コレは、
ホールド・テクニックだけに限ったことではないけれど、
上級者になればなるほど、
『何をするべきか』
いわゆるマニュアルみたいなことを教えるよりも
『どうアルべきか』
みたいな意識・考え方を提言した方が、良い。
実学になる」
Q
「ということは、
三方良しホールドをつくるために、
『アレしなさい、コレしなさい』
と具体的指示を出すよりも
『こういう考え方を、各自でカタチにしなさい』
と言うほうが、実学になるということですか?」
ジュンコ先生
「その通り!
上級者は自分で考える力を持っているからね。
自分のカラダの習熟度に照らし合わせて、
“仕入れた”考え方を自分用に膨らますことができるし、
ソレをすることが、また、楽しくもある。
かえって、アレコレ指示を出されると、
困惑する人もいるくらいね」
「例えば、ホールドのカタチを作る際
『肩甲骨をこの角度でこう使いなさい』
と、教えるのではなく
『本来、肩甲骨はアバラの上に浮いていて、
鎖骨にくっついているだけ
だからとても動くように作られている』
といった、普遍的な知識と
『だから、肩甲骨辺りが固まっている人は緩めましょう』
コレだけで、自分のフレームに
変化をもたらすことができる人もいるわけ」
Q
「なるほどね。
ワタシはまだまだ、上級者じゃないや。
だって“指示待ち族”なんですもの(笑)
あのぉ、伝授可能な普遍的な、
ホールド・テクニックについてなのですが、
ソレには、どんなモノがあるんですか?」
ジュンコ先生
「OK、ざっと挙げるとね、
・肩甲骨と鎖骨・上腕骨・前腕骨・手首・手からなる
“腕部フレーム”部位と体幹部を、分離させる。
・“腕部フレーム”部位は骨格により形成
体幹部はエネルギーがスムーズに流れるように、
インナーマッスルを活性化
・腕はドコからか、脚はドコからか?を確認。
腕は徹底的にリキミを取る。
「脚部はみぞおちから」を徹底。
・体幹部での、腕と脚のつながり確認
・各自が床からのエネルギーをカラダに循環させる
・相手とエネルギーを分かち合いコンタクトする」
Q
「なんか、すごい内容!むずかしそう」
ジュンコ先生
「言葉にすれば、そうなっちゃうわね。
でも体感・体験すれば、ソレが実学となるわ」
続く第916話へ
Real Junko Voice
「もう一つの学連物語」
vol.91 ~ 身近な死の病 ~
ガンという不穏な響きは、
ワタシにとってそれほど遠いものではありませんでした。
大好きだった母方のおじいちゃん(Voice29に登場)の命を奪ったのは、
胃ガンでした。
父方のおじいちゃんも、肺ガンで亡くなっています。
そして、実は、
つい1ヶ月前にも“義理の母”をガンで亡くしていたのです。
言うまでもなく、Y氏の実母です。
末期の胃ガンでした。
「今、連絡があった。おふくろが昨日入院したらしい」
と、東京出張中のY氏から電話があったときは、
まだ気楽に構えていました。
「検査入院のようだけれど、どんな様子か見てきて欲しい」
「父がそばについているから心配ないと思うけれど、
何か手伝うことがあるかもしれないのでお願いする」
そんな依頼でした。
病室に着くと、すぐに
「これから、先生のところに検査の結果を聞きに行くので、
ジュンコさんも一緒にお願いします」
と、“義理の父”から言われました。
ワタシはY氏への報告にと思い、
メモを取る用意をしながら、後からついていきました。
そして、とんでもない話を聞くことになったわけです。
「末期の胃ガンです。
体調が悪いのは、たまった腹水のせいです」
ガン!?
お母さん、そんなに悪いの?
全く予期せぬことだったらしく、お父さんは
「ソウですか・・・」
と言ったきり、固まってしまいました。
「残念ですが、もって数日でしょう」
すでに手遅れ、との宣告。
続いて、延命処置についての話に移り・・・
ワタシは何がなんだか分からないなりに、必死でメモを取り続けました。
ドラマのようだ、と思いました。
ガンの告知シーン。
そのすぐ後に、
自分も同じような目に遭うとは、想像もつかなかったことです。
2日後、
宣告どおり、お母さんはあっけなく逝ってしまいました。
そういえば、
不思議なことがあったのです。
それは、通夜の晩・・・
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