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特別シリーズ 
社交ダンスを教えるということvol.7 

ホールドの作り方は個々違う

ダンス実学主義の夜明け ⑯


いよいよ、
上級者向け、実学となるホールド・テクニックとは? 
のお話を
ジュンコ先生、引き続いてお願いしまーす。


ジュンコ先生
「上級者向けネェ・・・難しいわね」



「あれぇ、
ジュンコ先生がそんなこと言っていたら、
話が始まりませんって。
でも、いったい何が難しいのですか?」


ジュンコ先生
「上級者が目指すべきホールドであり、
『ホールドとはこうあるべき』と言う普遍的な
“定義”があるわけだけど、
その“作り方”がすごく難しいのよ」



「定義って、アレですよね?

三方良しホールド
(第906話参照)

その作り方が難しい!?ってのは、
それはとっても良くわかりますが・・・。
んじゃ、
“三方良しホールドの作り方の難しさ”
というタイトルでお話をお願いします!」


ジュンコ先生
「OK。
なぜ、本人の体感良く、相手にも良い影響を与え、
観るものも納得、
ビューティフルなホールド作りが難しいか?
ソレはね、結局は
『その本人にとって最良のホールドの作り方は、
すべての人で違ってくる』
ので、

マニュアル的に伝授しにくい

ものであるからなの。
つまり、
『ホールド・フレームは、こういう風に作るんですよ。
コレさえやっとけば大丈夫!』
みたいな決定的なコトが、どうしても伝えられない。
筋肉の使い方、骨格のあり方、
など、
一見分かりやすそうな物理的な部分からして、
伝授は難しいものなの」



「ワタシも色々な先生から、
ホールドの作り方について習いましたが、
ビックリするくらいに
正反対のことを言われるときもありました。
例えば、肩甲骨の位置について。
『背中で下向きにグッと寄せ合って』
と言う先生アリ
『背中で左右に開きなさい』
と言う先生アリ・・
正直、どっちが正しいの? 
って聞きたくなります」


ジュンコ先生
「ソウね、そういうことって、
ホールドのレッスン以外にもよくあることね。
こう考えて見ましょうか。
最終的には
肩甲骨を寄せるのか、
開くのかが問題ではなく
『本人の体感良く、相手にも良い影響を与え、
観るものも納得、
ビューティフルなホールド』
であれば良い。
つまり、この3つともが手に入った結果、
あるコーチャーは肩甲骨を寄せているだろうし
また、あるコーチャーは、
肩甲骨を開いているだろし・・・」



「ソウいう考え方でいいんですか?」


ジュンコ先生
「コト、このダンスに関しては、特に、ね。
本当に個々のカラダは違う。
また、習熟段階も違う。
それに、

自覚と実態が違うこともあるから、

ややこしいし」



「???」


ジュンコ先生
「体感を言葉にする場合、
実態では『肩甲骨を開いて』いる場合でも、
自覚では『肩甲骨を寄せて』と感じているときもある」



「あぁ、そういうこと」


ジュンコ先生
「それに、主観と客観のズレ、
これも大きな問題ね。
でも、身体運動を考えていく上で、

主観と客観の問題は、

避けて通ることのできない問題だわ。
ダンスのレッスンが、
実学になりにくい理由の一つでもあるわ」



「それって、大切そうなことですが、
何なのですか?」


      続く第913話へ





Real Junko Voice

「もう一つの学連物語」
vol.88 ~ 触診にて・・・ ~
 
診察室に入って、びっくり。
それほど広くないスペースに
看護婦さん?
研修医?
など、多くの人が控えていたからです。

緊張が走ります。

その雰囲気を察知したのか、医師が明るく声をかけてくれました。
すご腕と言われるその医師は、50歳前半くらいの男性。
貫禄のあるカラダながら、動きはなかなかシャープ。
めがねの奥からは優しそうな瞳。
あぁ、この方なら患者さんは信頼するだろうな、
そんな感じの方です。
問診も丁寧。
細やかなやり取りの中に多くの経験からくるのでしょう、
揺るぎのない自信にあふれた言葉が発見でき、
それも好感が持てます。

和やかなムードの中、話は進んでいきました。
良性腫瘍の“切り取るだけ”の手術は、やはり簡単なようです。
しかし、困ったことには、
今、手術のアキが全くないとのこと。
重病患者のほうが優先なのは当然です。
ワタシの順番はかなり先になるかも。
仕方ありません。

イスに座ったままの、触診に移りました。

突然、目の前の医師の表情が豹変します。

ナンでしょう?
どこか変なのでしょうか?
医師は、
こわばった顔つきのまま、ワタシにベットに寝るよう指示。
そして、改めての丁寧な触診です。

先生の手元を看護婦、研修医が覗き込んでいます。
下からその顔・かお・カオを、見上げるワタシ。
芳しくないその表情に、いやがうえにも不安が増してきます。

「う~ん・・・」
医師がうなります。

そして、一言。
「これは、あまり良くないかもしれません」
見ると、額には汗がいっぱいです。

さらに、
「僕の今までの経験から言えば、
この手触りは、良性ではない・・・」

えっ?



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