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特別シリーズ 
社交ダンスを教えるということvol.7 

フレーム・絶対外しちゃダメなコト

ダンス実学主義の夜明け ⑭


前回の続き

中級者のホールド・テクニックが実学となるには、
どうすればいいのか?
言い換えれば、
「リキミをできるだけ生じさせることなく、
目指すフレームの形、シェイプの形、コンタクト
に近付いていくにはどうしたらいいのか?」

の、お話だ。

さて、
初級の頃って、アル意味、
相手と組むだけで精一杯ってモンで、
「ホールドについて熟考する※」
ナンテことはまだ無理かもしれないよね。
※よくよく考えること
でも、中級者のアナタなら、以下のこと、
考えてみる余裕があると思うんだ。
すると、
今、アナタがすでに持っている
ホールド・テクニックの見方が変化し、
「実学=実践で役に立つもの」
になってくるんじゃないかなぁ。

では、考えてみて欲しいこと

ホールド・フレームにおいて

絶対外しちゃダメな意識って

何だろう?


(取り上げているのは、
スタンダードのホールド・フレーム)

・・・さぁ、考えてみましたぁ?
では、ジュンコ先生はこんな風に考えてますぞ、
をどうぞ!


その1

フレームは二人の共有だ


コレは主に腕・手に関することね。
脚・足はピッタリくっついていなくとも、
(最近は6番目のコンタクトとして
くっつけることもあるが)
腕・手は絶対的に共有しているんだよね。
こう考えると、
一人だけのきれいなホールドってモンはありえない!
ってコトは、鏡を見て、
「キレイなホールドになってきたわ」
とか
「ヨーシ、ヒジがだいぶ、落ちなくなってきたぞ」
と言う時期が来たら、
ぜひとも思い返してほしいんだな。

そのフレームは相手と共有可能か?
共有することで、
相乗効果を発揮できるものであるか?

(一人ひとりの力を活かしあい、
一人で踊るより良いものになるか?)
お互いに相手を縛っていないか?ってコト。


その2

フレームの運動はカラダの中で

脚部の運動と連動している


筋肉的には、
おなじみ大腰筋と菱形筋のつながり
(第62話参照)
骨格的には
肩甲骨と骨盤(左右の腸骨)のつながりから起こるもの。

インナーマッスルの連動がキモだ。

言い換えれば、
“足型”があるってことは
必ず“手型”もあるってことだ。
(第66話参照)
脚は活発に動いているけど、
腕・手は止まってカタチ作ってマスなんて
ダメダメってコト。
また、動きは男性にお任せってな、女性もNG
自ら動いて揺れて、
正しいテクニックをつかわないと、
本来(進む距離感などが合わずに)
組んでいられなくなるはず。


その3 

フレームに関する部位は

関節が多いため自由性がある


体幹と腕をつなぐあたりにおける重要な関節は
ざっと上げても5つもあるんだな。
そのうちの1つでも固めたら・・・
身体能力がものすごく下がるんだ。
中でも、
腕の付け根に当る胸鎖関節のことを理解し、
(第163話参照)

胸を固めないことが必須。

ただし、各関節が解放された暁(あかつき)は、
秩序だった動き(可動範囲を理解するなど)
をマスターしないと、
柔らかすぎ、
動きすぎのグチャグチャなフレームに見えちゃう。
あぁ、コレは美的でないとばかりに、
固めるってなったら、
逆戻りなんで、確かな知識と訓練が必要だよ。


さぁ、次回、これらをふまえて、
中級者のホールド・テクニック、
実学にするにはどうすりゃいいの?
を見ていこう。


      続く第911話へ





Real Junko Voice

「もう一つの学連物語」
vol.86 ~ 9年前からの“しこり” ~
 
ワタシには、
特別に“気になっている”カラダのある部位がありました。
ソレは、
左胸にアル、しこり。

大きさは、1センチ大。
触れるとすぐにわかるほどに隆起していました。

最初の発見は、なんと9年も前にさかのぼります。
自分で気がつき、病院にかけこみました。
検査結果は、
“良性”
胸をなでおろしました。

ただし、
このままほっておくと、ドンドン大きくなったり、
痛みが出てくるかも知れない。
そのときには、“切る”ことも考えたほうがいいとのこと。
邪魔になったら手術する・・・その程度のものかと、認識しました。
また、
良性のものは悪性に変化することはないから心配はいらない、
とも、キッパリ。
非常にホッとしたのを覚えています。

念のためと、他の病院でも診察してもらっています。
そこでも、ほぼ同じ内容のことを言われました。

最初の大きさは、小指の先ほど。
それがかなりの大きさに育っていました。
痛みもしばしばありました。
が、痛み止めを飲むほどでもないため、
ナニも処置はほどこさず、無視していました。

ところが、手に触れる感触が変わってきたのです。
以前は、
ツルンとした感じだった表面が
デコボコになってきた?
また、すぐ近くに、小さなしこり上のものも発見。

あぁ、コレは潮時かな、と思いました。
人生も急速に変わってきているこの時期、
切って捨ててしまう・・・は良いかもしれないなと思ったのです。

そんな気楽な気持ちで、
近くの病院に行きました。

ところが・・・・



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