初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
特別シリーズ
社交ダンスを教えるということvol.7
ホールド・テクニックは実学になりにくい!?
ダンス実学主義の夜明け ⑨
長い間ダンスを教えてきて、
実学になりソーで
(というより、絶対ならないと困るんだけど・・・)
実際はメッチャなりにくい
テクニックってのがわかってきたんだな。
何か分かるかナァ。
そう、ホールド
相手と組むためのテクニックなんだ。
細井平州先生の教えの方向になかなかいかず
(第904話参照)
気がつけば、
不ぞろいの大根を良しとせず、
菊つくりに励んでいる・・・ってこと、
良くやっちゃったモンなぁ。
特に、
スタンダードのフレーム作り
なんかが最も危ない傾向にあるわけ。
どうしても、キレイ・見た目重視のモノを推奨しがち。
なので、
かなり初期の段階から
“出来上がりのカタチ”を望むあまりに、
踏むべき段階をいくつも踏み越えて、
(教師側が生徒サンを)導いてしまいがちなんだな。
実学になっていない=
実際に役に立たない・実践を伴わない
ホールド(組み方)
フレーム(主に手・腕で作る)は、
“社交(競技)ダンスが上手くなる”
の大きな妨げになるため、
要注意だ。
さて、自分の
ホールドに難アリと思っている方って、
ものすごく多いと思う。
でも、それって、
ホールドを含むダンスのテクニックのせいで、
余計におかしくなっている人が
意外や意外多いんだってコトをまず
知らないとダメなんだ。
ホールドに良かれと思ってやっていること自体が
かえってホールドのためになっていない、
ソレどころか、
そのせい(良くないホールドテクニックのせい)で、
身体能力をググッと引き下げてしまい、
挙句の果て、ダンス力まで奪われている・・・
コリャエライコッチャ!!
となっていないかどうかのためにも、
ここでも、ルンバウォークと同じ
診断が必要だ。
ホールド・フレーム作りを教えている対象が、
1. 誰であるか?
2. 何のために?
(その人のダンスにおいて何を目指しているのか)
1 の 誰であるか? は、
ダンスを始めたばかりの人か?
初心者か? 中級者か? ベテランか?
ダンス習熟度がいかほどか
また、
骨格の大体の形状、筋肉のつき方などの、
身体のあり方(カラダつき)
カラダが硬いか柔らかいか?
動きに関して、質が高いか?ソウではないか?
などの
(今のところの)身体操作能力的にはどうか?
精神的習熟度はどうか?
パーソナルスペースはどうか?も含め、
(第873話参照)
精神的なモノが、
大きく絡んでくるのもホールドテクニックの特徴だ。
2 の 何のために?
パーティダンスが上手くなりたい?
デモンストレーションが上手くできるようになりたい?
競技選手として活躍したい?
メダルテスト・教師試験に合格したい?
特に目標はないが、ダンスが上手くなりたいって人で、
ホールドに限って言えば、
組むという奥深さを知って、
もっとGOODなホールドになりたいと、
目覚めた人?
などの、
志向(目指すこと)が何であるのか
によって、
ホールドテクニックの導き方
は変わってくるんだ。
ちょうどよい時期により良い導きがあると、
ホールドはダンゼン良くなるものなのだ。
次回へ続く第906話へ
Real Junko Voice
「もう一つの学連物語」
vol.81 ~ ここでダンスは無理でしょ!? ~
受付に続々人がやって来ています。
ワタシは気分がウツになってきました。
男性の数が圧倒的に多いのです。
スーツ姿のおじ様たちです。
コレは、異業種交流会という性質上、仕方のないことなのでしょうが、
主催者側には、
「望むべくは、男女ほぼ同数」
を伝えてあり、OKをもらっていたのです。
「大丈夫。ワインの集いは女性に人気がありますから」
と、いう話のはずでした。
着物を着ている女性もいます。
「晴れ着でダンス」は無理なことではありませんが、
ひょっとして、
「ワタシ、踊る気はありませんので・・・」
という、意思表示?
気分はどんどん滅入ってきます。
会場のセッティングにも、ガッカリでした。
スペースが全くないのです。
ただでさえ広くない会場に、10人がけほどの円卓がギッシリ。
いったいドコで踊れと言うのでしょうか?
ここでも主催者側とのすれ違いを感じてしまいます。
たまりかねたY氏が、主催者に掛け合いますが、
「ダンスタイムには円卓を動かす」
以外の手立ては、モチロン、ないようです。
全員で35名ほど。
着席し、厳かに会はスタートしました。
ワイン、料理が進むにつれ、憂鬱が重なります。
真っ赤な顔の、いかにも“酔っ払い”が あちこちで現れ始めたのです。
はじめは静かだった会場のノリが変わってきました。
無作法に立ち上がって、名刺交換に奔走する姿も目に付きます。
ここでダンス!?
無理でしょう。
かえって場がしらけてしまうでしょう。
主催者側も気がついて、
ひょっとすると、中止になるかもと思えてきました。
ところが、
「ダンスタイムは、予定通りお願いします」
伝えられたY氏も、苦しそうです。
イヤだ。
ホンキで帰りたくなってきました。
最悪の気持ちです。
アカン、落ち着かないと。
ワタシは立ち上がり・・・
いつも 応援クリック ありがとうございます。
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ホールド・テクニックは実学になりにくい!?
ダンス実学主義の夜明け ⑨
長い間ダンスを教えてきて、
実学になりソーで
(というより、絶対ならないと困るんだけど・・・)
実際はメッチャなりにくい
テクニックってのがわかってきたんだな。
何か分かるかナァ。
そう、ホールド
相手と組むためのテクニックなんだ。
細井平州先生の教えの方向になかなかいかず
(第904話参照)
気がつけば、
不ぞろいの大根を良しとせず、
菊つくりに励んでいる・・・ってこと、
良くやっちゃったモンなぁ。
特に、
スタンダードのフレーム作り
なんかが最も危ない傾向にあるわけ。
どうしても、キレイ・見た目重視のモノを推奨しがち。
なので、
かなり初期の段階から
“出来上がりのカタチ”を望むあまりに、
踏むべき段階をいくつも踏み越えて、
(教師側が生徒サンを)導いてしまいがちなんだな。
実学になっていない=
実際に役に立たない・実践を伴わない
ホールド(組み方)
フレーム(主に手・腕で作る)は、
“社交(競技)ダンスが上手くなる”
の大きな妨げになるため、
要注意だ。
さて、自分の
ホールドに難アリと思っている方って、
ものすごく多いと思う。
でも、それって、
ホールドを含むダンスのテクニックのせいで、
余計におかしくなっている人が
意外や意外多いんだってコトをまず
知らないとダメなんだ。
ホールドに良かれと思ってやっていること自体が
かえってホールドのためになっていない、
ソレどころか、
そのせい(良くないホールドテクニックのせい)で、
身体能力をググッと引き下げてしまい、
挙句の果て、ダンス力まで奪われている・・・
コリャエライコッチャ!!
となっていないかどうかのためにも、
ここでも、ルンバウォークと同じ
診断が必要だ。
ホールド・フレーム作りを教えている対象が、
1. 誰であるか?
2. 何のために?
(その人のダンスにおいて何を目指しているのか)
1 の 誰であるか? は、
ダンスを始めたばかりの人か?
初心者か? 中級者か? ベテランか?
ダンス習熟度がいかほどか
また、
骨格の大体の形状、筋肉のつき方などの、
身体のあり方(カラダつき)
カラダが硬いか柔らかいか?
動きに関して、質が高いか?ソウではないか?
などの
(今のところの)身体操作能力的にはどうか?
精神的習熟度はどうか?
パーソナルスペースはどうか?も含め、
(第873話参照)
精神的なモノが、
大きく絡んでくるのもホールドテクニックの特徴だ。
2 の 何のために?
パーティダンスが上手くなりたい?
デモンストレーションが上手くできるようになりたい?
競技選手として活躍したい?
メダルテスト・教師試験に合格したい?
特に目標はないが、ダンスが上手くなりたいって人で、
ホールドに限って言えば、
組むという奥深さを知って、
もっとGOODなホールドになりたいと、
目覚めた人?
などの、
志向(目指すこと)が何であるのか
によって、
ホールドテクニックの導き方
は変わってくるんだ。
ちょうどよい時期により良い導きがあると、
ホールドはダンゼン良くなるものなのだ。
次回へ続く第906話へ
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「もう一つの学連物語」
vol.81 ~ ここでダンスは無理でしょ!? ~
受付に続々人がやって来ています。
ワタシは気分がウツになってきました。
男性の数が圧倒的に多いのです。
スーツ姿のおじ様たちです。
コレは、異業種交流会という性質上、仕方のないことなのでしょうが、
主催者側には、
「望むべくは、男女ほぼ同数」
を伝えてあり、OKをもらっていたのです。
「大丈夫。ワインの集いは女性に人気がありますから」
と、いう話のはずでした。
着物を着ている女性もいます。
「晴れ着でダンス」は無理なことではありませんが、
ひょっとして、
「ワタシ、踊る気はありませんので・・・」
という、意思表示?
気分はどんどん滅入ってきます。
会場のセッティングにも、ガッカリでした。
スペースが全くないのです。
ただでさえ広くない会場に、10人がけほどの円卓がギッシリ。
いったいドコで踊れと言うのでしょうか?
ここでも主催者側とのすれ違いを感じてしまいます。
たまりかねたY氏が、主催者に掛け合いますが、
「ダンスタイムには円卓を動かす」
以外の手立ては、モチロン、ないようです。
全員で35名ほど。
着席し、厳かに会はスタートしました。
ワイン、料理が進むにつれ、憂鬱が重なります。
真っ赤な顔の、いかにも“酔っ払い”が あちこちで現れ始めたのです。
はじめは静かだった会場のノリが変わってきました。
無作法に立ち上がって、名刺交換に奔走する姿も目に付きます。
ここでダンス!?
無理でしょう。
かえって場がしらけてしまうでしょう。
主催者側も気がついて、
ひょっとすると、中止になるかもと思えてきました。
ところが、
「ダンスタイムは、予定通りお願いします」
伝えられたY氏も、苦しそうです。
イヤだ。
ホンキで帰りたくなってきました。
最悪の気持ちです。
アカン、落ち着かないと。
ワタシは立ち上がり・・・
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