初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
特別シリーズ
社交ダンスを教えるということvol.7
対話・会話のテクニック その2
ダンス実学主義の夜明け 23
パーティ志向の方の実学・ホールドとしての
対話・会話のテクニックの続きだよ。
④ よそ見をせず、
シッカリと向き合って話してくれる人
一回一回、
ワンステップ・ワンステップを大切に心から踊る、
コレ、会話上手になれる最大の秘訣かもね。
ダンスは上達すればするほど運動が自動化してくる仕組みだ。
これは大切なことなのだが、
反対に心が感じられなくなってくる恐れもある。
つまりマンネリ化したカタチだけの会話になってしまうのだ。
「本日はお日柄らもよく・・・」
的な社交辞令がエンエン続く、
または、
コンピューターから作られた機械的な話さながらの会話、
これでは一緒に踊っている相手は面白くないだろうね。
「ここにいる私とちゃんと向き合って話してよぉ」
そんな気持ちになっちゃうかも。
一回一回、ワンステップ・ワンステップ・・
ってできた人には、
「とっても大事に踊って下ってありがとう、
楽しかったわ」
という結果になること請け合いだ。
⑤ 速度、間の取り方、
トーンなどの声の質に気を付ける
話す速度が速くて聞き取りにくい、
声が大き過ぎるまたは小さ過ぎる、
語尾がハッキリ聞き取れない・・
フツーの会話での「困ったなぁ」でしょ?
コレ、ダンスでも同じなんだ。
テンポの速いダンスは要注意。
ごまかし部分が多くなり
「自分でも何を言っているのか、良く分からない」
状態に陥ってしまいやすいからだ。
日頃からゆっくり踊る練習をし、
ごまかし部分の削減に励んでおきたいね。
また、間の取り方の上手な人になるためには、
「音楽がよく聴こえている」のが大前提。
音楽に対し、正確に踊っている人って安心できるもんね。
・・・だもんで、「音楽は不得意!」って方、
日頃の意識的なお勉強が必要かもね。
とにかく、“社交ダンス声”に関しては、
“特殊性”“クセ”をできるだけ取り除いておきたいもの。
ただし、自分がどんな“ダンス声”を発しているのかは、
話言葉同様に分かりにくいものだでもある。
(録音した声が自分の声ではないと聞こえるように)
ときに、信頼のおけるコーチャーなり友人、
先輩の助言が必要にもなるだろうが、
自分自身での“心がけ”だけでも充分改善してゆけるよ。
⑥ 特に男性に目指して欲しい、
聞き上手
良いリードがしたい、つまり話し上手になりたいのなら、
ぜひぜひ、
女性の話を聴き(聞くではなく聴くこと)とることができる
「聴き上手」になることを目指して欲しい。
そうなるためには、こんな方法がある。
まず、ある程度は、自立して踊れる女性にお相手を願うんだ。
(色んなタイプ 色んなレベルの人が良い)で、
カラダの力を抜いて、
その人に誘導してもらいながら、踊るのだ。
そして観察をする。
「ヘェーこのステップでは
女性はこんな動きをするものなのか」
「オッとそんな方向へと動くのか!?」
新しい数々の発見と共に、
相手についてゆくこと(フォロー)の難しさも
身を持って理解できるはずだ。
「自分もきっと無理なことやっているんだろうな、
良く女性はついてきてくれていたな」
なんてチョイ反省・・・な気持ちに目覚めたら、
リードの達人への第1歩を歩み始めたことになる。
パーティで人気のある男性とは、
かなりの「聞き上手」であるテクニシャンであることを
覚えておいて欲しい。
⑦ 女性に目指して欲しい、
話し上手
何を言われても「はい」。
どんなに無理なことを支持されても「分かりました」。
で、一人になったら全く方向もわからないようでは、
男性の言いなりになるより仕方がない。
良いフォローとは、
ただ単に男性について行くことではない。
だからといって、相手が誤った意見を言ってきても
(例えば男性が音楽を外していて気が付いていない)
頭から反対したり「それは間違っている!」
と指摘したりするのは賢い方法とはいえない。
しかし、仕方なく付き従って、
無言のままつまらなそうに踊っては、
男性は、
「この人ボクと踊って楽しくないのだろうか?」
と心配になったり、
「なんだ、こいつ下手だなぁ。
何で僕についてこれないんだ!?」
と思ったり・・・。
本当のフォロー上手の女性は、
もちろん一人でも踊れるし、
男性を引っ張って踊るくらいのパワーも持っている
つまりは「話し上手」でもあるのだ。
あらゆる男性の話(ダンス)に
自分を合わせることのできる柔軟性と、
相反するかのような自分自身の芯・中心を
同時に存在させている。
つまりは、譲る部分と譲らない部分の使い分けが上手なんだ。
相手のことを尊重しながら
自己主張もきちんとする
そう、ただの聞き上手ではないんだよね。
常日頃、自分自身の心の動きを良く
捕らえているからこそできる細やかな感受力で、
今相手の中で何が起こっているのか
(次にどんなリードを仕掛けてくるのか)を見抜き、
影では会話をリードし、
表立ってはシャシャリ出ずにちゃんと
男性の話を立ててフォローしてゆく・・・なんて、
できるようになったら、かっこいいよねぇ。
続く第920話へ
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④ よそ見をせず、
シッカリと向き合って話してくれる人
一回一回、
ワンステップ・ワンステップを大切に心から踊る、
コレ、会話上手になれる最大の秘訣かもね。
ダンスは上達すればするほど運動が自動化してくる仕組みだ。
これは大切なことなのだが、
反対に心が感じられなくなってくる恐れもある。
つまりマンネリ化したカタチだけの会話になってしまうのだ。
「本日はお日柄らもよく・・・」
的な社交辞令がエンエン続く、
または、
コンピューターから作られた機械的な話さながらの会話、
これでは一緒に踊っている相手は面白くないだろうね。
「ここにいる私とちゃんと向き合って話してよぉ」
そんな気持ちになっちゃうかも。
一回一回、ワンステップ・ワンステップ・・
ってできた人には、
「とっても大事に踊って下ってありがとう、
楽しかったわ」
という結果になること請け合いだ。
⑤ 速度、間の取り方、
トーンなどの声の質に気を付ける
話す速度が速くて聞き取りにくい、
声が大き過ぎるまたは小さ過ぎる、
語尾がハッキリ聞き取れない・・
フツーの会話での「困ったなぁ」でしょ?
コレ、ダンスでも同じなんだ。
テンポの速いダンスは要注意。
ごまかし部分が多くなり
「自分でも何を言っているのか、良く分からない」
状態に陥ってしまいやすいからだ。
日頃からゆっくり踊る練習をし、
ごまかし部分の削減に励んでおきたいね。
また、間の取り方の上手な人になるためには、
「音楽がよく聴こえている」のが大前提。
音楽に対し、正確に踊っている人って安心できるもんね。
・・・だもんで、「音楽は不得意!」って方、
日頃の意識的なお勉強が必要かもね。
とにかく、“社交ダンス声”に関しては、
“特殊性”“クセ”をできるだけ取り除いておきたいもの。
ただし、自分がどんな“ダンス声”を発しているのかは、
話言葉同様に分かりにくいものだでもある。
(録音した声が自分の声ではないと聞こえるように)
ときに、信頼のおけるコーチャーなり友人、
先輩の助言が必要にもなるだろうが、
自分自身での“心がけ”だけでも充分改善してゆけるよ。
⑥ 特に男性に目指して欲しい、
聞き上手
良いリードがしたい、つまり話し上手になりたいのなら、
ぜひぜひ、
女性の話を聴き(聞くではなく聴くこと)とることができる
「聴き上手」になることを目指して欲しい。
そうなるためには、こんな方法がある。
まず、ある程度は、自立して踊れる女性にお相手を願うんだ。
(色んなタイプ 色んなレベルの人が良い)で、
カラダの力を抜いて、
その人に誘導してもらいながら、踊るのだ。
そして観察をする。
「ヘェーこのステップでは
女性はこんな動きをするものなのか」
「オッとそんな方向へと動くのか!?」
新しい数々の発見と共に、
相手についてゆくこと(フォロー)の難しさも
身を持って理解できるはずだ。
「自分もきっと無理なことやっているんだろうな、
良く女性はついてきてくれていたな」
なんてチョイ反省・・・な気持ちに目覚めたら、
リードの達人への第1歩を歩み始めたことになる。
パーティで人気のある男性とは、
かなりの「聞き上手」であるテクニシャンであることを
覚えておいて欲しい。
⑦ 女性に目指して欲しい、
話し上手
何を言われても「はい」。
どんなに無理なことを支持されても「分かりました」。
で、一人になったら全く方向もわからないようでは、
男性の言いなりになるより仕方がない。
良いフォローとは、
ただ単に男性について行くことではない。
だからといって、相手が誤った意見を言ってきても
(例えば男性が音楽を外していて気が付いていない)
頭から反対したり「それは間違っている!」
と指摘したりするのは賢い方法とはいえない。
しかし、仕方なく付き従って、
無言のままつまらなそうに踊っては、
男性は、
「この人ボクと踊って楽しくないのだろうか?」
と心配になったり、
「なんだ、こいつ下手だなぁ。
何で僕についてこれないんだ!?」
と思ったり・・・。
本当のフォロー上手の女性は、
もちろん一人でも踊れるし、
男性を引っ張って踊るくらいのパワーも持っている
つまりは「話し上手」でもあるのだ。
あらゆる男性の話(ダンス)に
自分を合わせることのできる柔軟性と、
相反するかのような自分自身の芯・中心を
同時に存在させている。
つまりは、譲る部分と譲らない部分の使い分けが上手なんだ。
相手のことを尊重しながら
自己主張もきちんとする
そう、ただの聞き上手ではないんだよね。
常日頃、自分自身の心の動きを良く
捕らえているからこそできる細やかな感受力で、
今相手の中で何が起こっているのか
(次にどんなリードを仕掛けてくるのか)を見抜き、
影では会話をリードし、
表立ってはシャシャリ出ずにちゃんと
男性の話を立ててフォローしてゆく・・・なんて、
できるようになったら、かっこいいよねぇ。
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