初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
第2回 社交ダンスが上手くなるということ
読者限定 ワークショップのご案内はこちら
社交ダンス的・プロトコールのススメvol.3
実践・パーソナルスペースを
活かしあったホールド
~社交ダンサーのための“距離感”の教養 ⑮~
前回の
パーソナル・スペースを活かしあった
ホールドの作り方
を、
挨拶の仕方 に転用させてみよう。
実は、
これから伝授いたします手法、
例の“チマタのパーティ”に“お忍び”で紛れ込んだ時に、
すでに実体験済みなんだ。
(第875話参照)
もちろん、成功いたしましたゆえ、
興味を持たれた方はどうぞお試しあれ。
では、ライブ感覚でお届けしよう。
~ パーティ会場にて ~
男性に誘われ、フロアーへ。
音楽はが、かかった。
ワルツだ。
男性と向かい合って立つが、その際、
わざと距離を取る
ここで、音楽を感じて、
カラダの中のインナーマッスルの準備にかかる。
カラダがまとまりながらも、
スーッと引きあがっていく感覚だ。
男性は左手を出し、ワタシを引き寄せにかかる。
少しあせっているようだ。
でも、ワタシはマイペース。
決して組み急がない
右手で男性の左手を取るや、
もう一度自分のカラダの奥にアクセス。
呼吸をするかのように一拍、置く。
相手の男性の
“輪郭(りんかく)”
“床への重み”
“中心のありか”
などの情報を捉えようと、
カラダのセンサーが働いている。
お、結構“情報”がたくさんアル男性だ。
想像以上に、上級レベルの人の予感。
(もし、ここで、ほとんど何の情報が得られなくても、
あわてることはない。
自分のカラダの中に、良い感じでとどまっておく)
音楽を感じながらおもむろに近付いていく。
あくまで、
「落ち着いて、ゆっくり、丁寧」に。
男性との距離感が詰まっていくのを楽しみながら感じている。
相手に
威圧感・圧迫感を与えないように
柔らかい感覚で近付いていく。
男性の近くにいっても、
自分のカラダの中を忘れることはない。
よーく感じている。
そのほうが、余計に相手のことが感じられるからだ。
というより、相手のカラダの中をスキャンすることで、
自分のカラダを感じているともいえる。
男性が
ドコでコネクションをしようとしているのか、
を感じていく。
アーム?
ボディ?
ボディでも、みぞおちの部分のみ?
もっと範囲が広く?
このときもあせらない、
アクションは常に落ちついて・ゆっくり・丁寧に。
あらゆる接触感覚を感じている
少し、背中がキツイ。
締められ感があるが、気にはならない。
なぜなら、
自分のカラダのパワーがあるからだ。
最終的な
“組む”は、踊りながら一回一回
微調整をはかり続ける。
スイングなどのアクションを同調できることを、
心がけて踊る。
次の曲はルンバ。
基本的には、ワルツに時と一緒だ。
ここでも相手と、わざと距離を取る。
音楽を感じて、
カラダの中のインナーマッスルの準備にかかる。
組むために距離を詰める。
アクションはすべて、
インナー・マッスルから、
を、心がけると、
落ち着いていられる
相手とまっすぐに向かい合っている印象。
手をソッと取り合う。
特にアイ・コンタクトはしないつもりが、
相手と目があった。
さらに、音楽に集中。
スタート・・・・
続く第888話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.71 ~ ポピュラー・ミュージックで踊りたい! ~
さて、Y氏との結婚により、一変したのは、
実の両親やダンスの“両親”たちとの関係だけではありませんでした。
ダンスとの関係、コレにも大きな変化があったのです。
キッカケは、Y氏のこんな言葉でした。
「ドリカムや、サザンで踊れないの?」
ワタシはあっけに取られます。
ドリカムやサザンって・・・
それは、いわゆる“歌謡曲”“ 流行歌”でしょ!?
社交ダンスの音楽は、そういう“軽薄な”音楽ではなく、
もっと高尚※な・・・
と言い返しながら、果たしてソウだろうか?
“歌謡曲”は軽薄で、ダンスミュージックは高尚?
と、内心、困惑している自分に気がつきます。
と、Y氏はニコニコしながら、
私がいつもかけている音楽の中にも、
海外の “ ポピュラー・ミュージック”がたくさんアルよ、
と言うのです。
例えば、
「Wake Me Up Before You Go Go」という曲は、
(ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ)
Wham!(ワム)というアーティストの世界的大ヒット曲だそう。
あ、そうなの?
とワタシは混乱します。
ワタシにとっては、ただのダンスミュージック、
単なるジルバの曲であったソレが、違ったものに見えてきます。
ソウか、そういうことってアリなんだ・・・
こだわりがほどけてゆきます。
「海外の歌謡曲・流行歌の中から
ダンス音楽になっているものは多いんじゃないのかな?
だから、ドリカムやサザンで踊ったって、全然OKなはず」
Y氏は言います。
「知っている曲で踊ったら楽しいよ、きっと」
ワタシは、ココロが動きました。
Y氏が持っていた、両アーティストのCDを聴いてみました。
踊れるものはないか・・・
新たなアプローチです。
果たして、驚きの発見が待っていました。
※学問・技芸・言行などの程度が高く上品なこと。
けだかくてりっぱなこと。
いつも 応援クリック ありがとうございます。
↓ ↓ ↓

とても励みになっています。(ジュンコ)
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
第2回 社交ダンスが上手くなるということ
読者限定 ワークショップのご案内はこちら
社交ダンス的・プロトコールのススメvol.3
実践・パーソナルスペースを
活かしあったホールド
~社交ダンサーのための“距離感”の教養 ⑮~
前回の
パーソナル・スペースを活かしあった
ホールドの作り方
を、
挨拶の仕方 に転用させてみよう。
実は、
これから伝授いたします手法、
例の“チマタのパーティ”に“お忍び”で紛れ込んだ時に、
すでに実体験済みなんだ。
(第875話参照)
もちろん、成功いたしましたゆえ、
興味を持たれた方はどうぞお試しあれ。
では、ライブ感覚でお届けしよう。
~ パーティ会場にて ~
男性に誘われ、フロアーへ。
音楽はが、かかった。
ワルツだ。
男性と向かい合って立つが、その際、
わざと距離を取る
ここで、音楽を感じて、
カラダの中のインナーマッスルの準備にかかる。
カラダがまとまりながらも、
スーッと引きあがっていく感覚だ。
男性は左手を出し、ワタシを引き寄せにかかる。
少しあせっているようだ。
でも、ワタシはマイペース。
決して組み急がない
右手で男性の左手を取るや、
もう一度自分のカラダの奥にアクセス。
呼吸をするかのように一拍、置く。
相手の男性の
“輪郭(りんかく)”
“床への重み”
“中心のありか”
などの情報を捉えようと、
カラダのセンサーが働いている。
お、結構“情報”がたくさんアル男性だ。
想像以上に、上級レベルの人の予感。
(もし、ここで、ほとんど何の情報が得られなくても、
あわてることはない。
自分のカラダの中に、良い感じでとどまっておく)
音楽を感じながらおもむろに近付いていく。
あくまで、
「落ち着いて、ゆっくり、丁寧」に。
男性との距離感が詰まっていくのを楽しみながら感じている。
相手に
威圧感・圧迫感を与えないように
柔らかい感覚で近付いていく。
男性の近くにいっても、
自分のカラダの中を忘れることはない。
よーく感じている。
そのほうが、余計に相手のことが感じられるからだ。
というより、相手のカラダの中をスキャンすることで、
自分のカラダを感じているともいえる。
男性が
ドコでコネクションをしようとしているのか、
を感じていく。
アーム?
ボディ?
ボディでも、みぞおちの部分のみ?
もっと範囲が広く?
このときもあせらない、
アクションは常に落ちついて・ゆっくり・丁寧に。
あらゆる接触感覚を感じている
少し、背中がキツイ。
締められ感があるが、気にはならない。
なぜなら、
自分のカラダのパワーがあるからだ。
最終的な
“組む”は、踊りながら一回一回
微調整をはかり続ける。
スイングなどのアクションを同調できることを、
心がけて踊る。
次の曲はルンバ。
基本的には、ワルツに時と一緒だ。
ここでも相手と、わざと距離を取る。
音楽を感じて、
カラダの中のインナーマッスルの準備にかかる。
組むために距離を詰める。
アクションはすべて、
インナー・マッスルから、
を、心がけると、
落ち着いていられる
相手とまっすぐに向かい合っている印象。
手をソッと取り合う。
特にアイ・コンタクトはしないつもりが、
相手と目があった。
さらに、音楽に集中。
スタート・・・・
続く第888話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.71 ~ ポピュラー・ミュージックで踊りたい! ~
さて、Y氏との結婚により、一変したのは、
実の両親やダンスの“両親”たちとの関係だけではありませんでした。
ダンスとの関係、コレにも大きな変化があったのです。
キッカケは、Y氏のこんな言葉でした。
「ドリカムや、サザンで踊れないの?」
ワタシはあっけに取られます。
ドリカムやサザンって・・・
それは、いわゆる“歌謡曲”“ 流行歌”でしょ!?
社交ダンスの音楽は、そういう“軽薄な”音楽ではなく、
もっと高尚※な・・・
と言い返しながら、果たしてソウだろうか?
“歌謡曲”は軽薄で、ダンスミュージックは高尚?
と、内心、困惑している自分に気がつきます。
と、Y氏はニコニコしながら、
私がいつもかけている音楽の中にも、
海外の “ ポピュラー・ミュージック”がたくさんアルよ、
と言うのです。
例えば、
「Wake Me Up Before You Go Go」という曲は、
(ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ)
Wham!(ワム)というアーティストの世界的大ヒット曲だそう。
あ、そうなの?
とワタシは混乱します。
ワタシにとっては、ただのダンスミュージック、
単なるジルバの曲であったソレが、違ったものに見えてきます。
ソウか、そういうことってアリなんだ・・・
こだわりがほどけてゆきます。
「海外の歌謡曲・流行歌の中から
ダンス音楽になっているものは多いんじゃないのかな?
だから、ドリカムやサザンで踊ったって、全然OKなはず」
Y氏は言います。
「知っている曲で踊ったら楽しいよ、きっと」
ワタシは、ココロが動きました。
Y氏が持っていた、両アーティストのCDを聴いてみました。
踊れるものはないか・・・
新たなアプローチです。
果たして、驚きの発見が待っていました。
※学問・技芸・言行などの程度が高く上品なこと。
けだかくてりっぱなこと。
いつも 応援クリック ありがとうございます。
↓ ↓ ↓

とても励みになっています。(ジュンコ)
| Home |