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チョット中休み エッセイvol.20 

第2回 ワークショップのテーマ

~ワークショップも進化する 後編~


(前編はこちらへ)

例えば、
「アナタ、ルンバの“基礎”を習ったこと、
あります?」
って聞かれたら、どう答えます?

「ええっと、ルンバの“基礎”ねぇ・・・」
意外や多くの方が、
基礎と言うワードに引っかかっちゃって、
戸惑ってしまうかもしれないよねぇ。

なぜなら、
一口にルンバの基礎って言っても、色々あるからだ。
立ち方、姿勢のこと
基礎フィガー
ボディの使い方 レッグアクション フットワーク
ルンバ・ウォーク
組み方(ホールド)
カウントの取り方 音楽の聞き方
・・
みーんな、基礎、だ。
これらすべてが、
アル一定の水準以上できるようになって初めて、
「ワタシはルンバの基礎を習得しました」
と、堂々言える、ってくらいキビシーものなんよねぇ。

また、ハッキリ言って、
社交ダンスの基礎はかなり高度だ。
前回お話した、

レベル0“ゼロ”基準
(第881話参照)

で、上記“基礎”を見てみると、
動きの基礎である「歩く=ルンバ・ウォーク」は、
レベル8(!?)くらいかな。
そう、ムッチャ難解!
ビギナーの方、
できなくってアル意味当然って感じの高度さだ。 
立ち方の基礎である
「ポイズ=ダンスをするときの姿勢」
これはレベル7ほど
いわゆる“前傾”だが、ただの“腰抜け”になったり
“突っ込み過ぎ”になったりと、コチラも超難解。
音楽の聴き方の基礎「カウント・タイミング」
コレはレベル5くらいかな。
でも人によっては、
もっと難しいものになっちゃうだろうね・・・

つまり、社交ダンスの基礎はかなり高度なだけではなく、
各個人の

才能・センスに

依存するところも多い
わけ。

つまり、
質の良いカラダを持っている人には、
それほど難しいものではなく、
逆に、
ドンクサ系の人にとっては、
もう高度すぎるってモンになっちゃうのが、事実なんだ。


ジュンコ先生は、言う。
「いわゆる

“ダンスの基礎以前の基礎”

ってモノを学んで体得できるにつれ、
ダンスの基礎的事項は比較的たやすく
実践に結びつけることができるようになるわよ。
何より、コーチャーの言っていることが、

頭とカラダで“理解”できる

ようになるでしょうね」


その、ダンスの基礎以前の基礎体得への道が、
レベル0“ゼロ”ワークにあるわけですね?


「そうなの。
このワークに取り組むことによって、
ジワジワと、

潜在能力の開花

という世界に入っていける。
カラダの質や才能まで、変えちゃうことができるわ」


カラダの質や才能って、
変えることができるのですか?


「エエ。
骨格やインナーマッスルレベルの身体操作を
再教育
することで、後天的につくっていけるのよ。
ワタシのカラダはそうやってつくったもの、なの。 
いまだ、改造中よ」


そういえば、ヒデ君、ミキヒコさんも、
ずい分改造されていっているそうで・・・。


「二人ともドンクサ系だから、
“やりがい”があるわネェ(笑)
レベル0“ゼロ”ワークの世界に入れば、
コンプレックスは、
期待・夢・希望と言う言葉に変換できる。
だって、最初からイイカラダだと、変化は少ないでしょ?
やっぱり大きな変化があるほうが楽しいもの」


なんだか、スゴイ話ですが、
その“改造”って誰にでも可能なんですよ、ね?


「もちろんよ。
そうじゃないとワークショップなんて意味がないものね。
人体って、結構変わるモノよ。
まぁ実際、毎日、ものすごい数の細胞が死んではまた、
生まれてきているんだろうしね。
ワタシのカラダも日々変化中・・・
60歳になったとき、
ブラックプール・デビューしてみようかな?
ナンテ、ヒデ君と言ってる(笑)」


さて、

レベル0“ゼロ”ワークの内容の概略はこうだ。

① ダンス用エクササイズ
 (基本姿勢・基本動作をつくる)

② 歩く(ウォーク)練習

③ 組み方(ホールド)練習

④ 音楽を聴く練習


(①②③④は単独で存在、
アル程度可能だが、切っても切れない関係だ。
オールOKで、ようやく基礎はGOODというところ)

こう見る限りでは「一般的なダンスの基礎と同じね」
その通り!
だが、実際はかなり?!★○△?なものだろうね。
既存のものとはガラリ差異がある内容ってことだ。

また、この中でさえ、レベルは小刻みに存在する。
つまり、①のダンス用エクササイズにしても、
「コレだけは絶対必要!」というレベルから
「ここまでできたら最高」というレベルまでアルってこと。
(ちなみに、第1回目のワークショップでは、
“コレだけは絶対必要!なエクササイズ”を
主に取り上げました)

そして、いわゆる基礎練習を、
基礎アクションばっかりでやっていたって、
実践的ではないため
(つまり、ルンバ・ウォークばっかりやっていたって、
実践では踊れない・・・みたいな)
毎回、ワークショップでは、
何かと趣向を凝らしていこうと思ってます。


して、

第2回目のワークショップのテーマは、

男女の組み方=ホールドに注目だぁ!!
タイトルは・・・

“三方良しホールドのススメ”
(三方良しホールドの詳しい説明は第65話参照)

ただし、
レベル0“ゼロ”ワークの性質上、
①②④も当然絡んでくる。
つまり、
三方良しホールドに向けての、厳選エクササイズ
三方良しホールドをしながらのウォークなどアクション全般
三方良しホールドをつくるための音楽の聴き方・・
といった内容も含まれる予定。

また、男女の組み方全般=ホールド
とみなすため、

スタンダード&ラテン両用の内容だよ。


さて、コレを知らされ、
「ウワァ、エライコッチャぁ~」
とのけぞったのは、ヒデ君だ。

「大きな声で言えんけど、
第1回目のワークショップで、
一番、飛躍できたのはオレやで」

とお喜びだった、わがダンナ様。

「三方良しホールドって、
“体感良し、相手との関係も良し、見た目も良し”
っていう、最上級のホールドヤロ?
ソレは難しいわ、まだ」



「大丈夫よ、“ススメ”だから。
あくまで提案。
でも、ひょっとしたら、
1回のワークショップでできちゃいう人もいるかもよ。
また、ソレを目指して、内容を組み立てていくわ」


コレを聞いて、負けん気になったのか、
「よっしゃ、オレも
“三方良しホールド”がんばってみるわ。
次のワークショップまでの目標にする」



ヒデ君、大変ね。
ジュンコ先生のそばにいるっていうだけで、
「習得してハルハズ」
なーんて見られちゃうんだモンんね。


「ソレは、ミキヒコさんも一緒やろ。
オレら大変やけど、
その分、早く上手くなるヤロ、がんばれば。
二人で仲良く練習するわ(笑)」



もちろん、ワタシもがんばるね。
3人の力を合わせて、

ワークショップも進化、するぞ!

乞うご期待!!



第2回 ワークショップの詳しい情報は、

コチラへどうぞ。



     続く第883話へ



※Real Junko Voiceはお休みです。



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