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社交ダンス的・プロトコールのススメvol.3 

ホールの近接心理学

~社交ダンサーのための“距離感”の教養 ⑩~


さてさて、今日はこーいうお勉強しましょ。
アメリカの文化人類学者、エドワード・ホール氏の

近接心理学

「社会生活のさまざまな場面で、
人と人との間の距離が、
どのように使いわけられているか」
を、知る学問!?
へぇ~そんなの、あるんだ・・・って面白そうでしょ。
社交・ダンスをやっている私たちには、
チョイ大切な知識かもよ。
ってことで
「相手との関係からできる、4つの距離帯」
行ってみよう!


1. 密接距離 (親密な人との距離)

A 0~15cm
恋人や夫婦などのかなり親しい人同士の距離
体温を感じられるこの距離では、
ジッと視線を合わせたり、
身体的な接触をしたりといった
濃厚な非言語コミュニケーションができる

B 15~45cm
相手の身体に触れることのできる距離
親しい人同士が利用
ささやくような話声が可能
知らない人にこの距離まで入られると不愉快になったり、
緊張したりする


2. 固体距離 (相手の表情が読み取れる距離)

A 45~75cm
どちらかが手を伸ばせば相手の身体に触れたり、
つかまえたりできる距離の限界
恋人・夫婦以外の関係の男女がこの距離にいると
特別な関係と思われる(!?)

B 75~120cm
相手の表情から、気持ちの変化がわかる距離
私的な交渉によく利用され、
友達同士が好んで使う距離


3. 社会距離 (ビジネスに適した社会距離)

A 120~210cm
相手の顔の微妙な表情の変化が見えない距離
仕事をするとき、仲間との間でよく使われる
初対面の人と最もふさわしい距離

B 210~360cm
形式的な話をするときに用いられるときの距離
他人を気にせずに自分の好きなことができる。
話したいときにすぐ話せる距離


4. 公衆距離 (個人的な関係が希薄)

A 360~750cm
相手の様子がよくわからず、
個人的な関係が成立しにくい距離。
気楽にその場を逃げ出せる距離

B 750cm
個人的なやり取りが不可能な距離
講演会や公式な場での対面のときにとられる距離


さぁて、社交ダンスはどの距離に入るでしょう?
スタンダードだと、
な、なんと
夫婦・恋人レベルの1-A 
メッチャ親しい間柄レベルの1-B 

ラテンでも、または2-A・B
ってことは、かなりな接近戦ナンダよねぇ。
お互いの私有空間に、
お邪魔させてもらっているというわけ。
で、ある人が言いました。

「“近接心理学”を見る限りでは、
社交ダンスって
“社交的な人向けのダンス”って意味みたいね。
それなら、
ワタシには無理。
ワタシには“社交性がナイ”から」


「僕もダメだ。
人見知りするほうだから。
恋人レベルのパーソナル・スペースに
初対面の異性を入れて踊るには、
ハードルが高すぎるってモン」


「社交ダンス、習ってます。
上手くなりたいけど、頭打ちしてるわ。
ラテンは自由だけど、スタンダードがね・・・。
どうも、パーソナル・スペースに、
嫌なタイプの男性が入ってくるのを拒んでいるみたいなの。
なぁんて、自己チュウには至難かもね」



さぁ、どう思う!?


     続く第881話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.69 ~ 自分用原稿作成 ~

こうなったら、徹底的にマネするしかない。

ソウ思ったワタシは、ベテランの彼女が、
マイクを通して言う“司会者原稿的・言葉”のすべてを書き取ろう、
感じ取ろうと努めたのです。
自分用の原稿作成に向けて、です。

「・・・続きまして、第3ヒート、○○番○○番・・
以上16組、ワルツ一次予選です」

「選手の方はフロアーからご退場ください」

「出場組数は○○組、
このうち○○組にチェックアップお願いいたします」etc.

必死で、メモを取りまくります。
ソウコウしながら、彼女の声にも集中します。
アクセントのつけ方、間の取り方、テンポ、リズム感・・
を、感じ取ろうとします。

ダンスの覚え始めの要領と一緒です。
世界のトップのダンスのまるっきりモノマネから入るは、良し!
ワタシ自身、よく生徒サンに言っています。

さて、競技会の司会の言葉には、
いわゆる、決まり文句のようなものもたくさんあるようです。
慣れている側からの意見では、
「すぐに覚えられるよ。簡単だから」
と、言いたくなるのもうなずけます。
しかし、全くのビギナーが、原稿も台本もなしに、
本番・・・はやはり無理でしょう。
なぜなら、
選手の呼び出し、退場など上手くできて、当然、
失敗なんて許されない、というシーンがほとんどだからです。

ところが“当たり前”にこなさなければいけないシーンほど、
実は高度だったりします。
変に目立たないようにすること、
しかし、シッカリと競技会の流れを作っていくことも必要・・ 
ベテランの彼女はあらゆる場面で、
「さすが!」な対処でした。
ふんだんにアドリブを利かせ上手くシーンをつないでいきます。
ハリのある美しい声。
彼女の声が、
競技会自体の“色”を作っているようにも思われました。

“チェンジ”要請は、突然やってきました。
「じゃ、ここからはお願い」

サラリとした感じで、マイクを渡されました。

いよいよ第一声・・・



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