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メトロノーム・スイングって、いわば

「自分の行きたい方向に、

(上から)バランスを倒していくもの」


で、
「一流と呼ばれるダンサーほどやってるよ」
なモンだけど、
「でもテクニックが伴わない間は、やらない方がいい。
エライ目に会うからさ」
と言う風評(うわさ)。
なぜなら、
「頭から突っ込んで、踊れなくなっちゃう」
と言うことだけど、ホントかな?

ジュンコ先生は言う。
「メトロノーム・スイングなんて言ったら、
『わぁ、メッチャリスキー。難しいよ』
というイメージがあるけれど、
実は、ものすごくナチュラルなもので、
その(メトロノームスイングの)小さなものは、
日常ではすでにみんな体験済み・・・
と言うか、たった今でも、ホラやってるでしょ!?
ただし、それがメトロノーム・スイングだという、
認識ではないけれどね」


思い出して欲しい。
「“頭”はいつも揺れている」だったよね?
コレは、重力に一瞬一瞬、
適応していくための生体反応でもあり、
後頭下筋(こうとうかきん)のなせるワザでもあるんだな。
(第851話参照)
つまり、人体が立っているとき、
知らず知らずのうちに、
メトロノーム・スイングをしちゃってるってことなんだ。

「ダンス・テクニックとしての
メトロノーム・スイングは、
この

“ナチュラルな生体反応”の

意識的な操作
と思ったらいいでしょうね。

でもあくまで “生体反応”だから、
スイングのキッカケは操作するというより、
メトロノーム・スイングが掛かるのを
妨げないようにすることが大切よ」


ジャ、どうやったら、
メトロノーム・スイングが掛かるのを妨ぐことになるのか?
コレはもうお分かりだろうね。
ソウ、リキムこと。
頭・首、特に頭と首のジョイント部
後頭下筋(こうとうかきん)の周辺に無駄な力が入ると、
頭は正しく揺れなくなる。
(第852話参照)
てなことで、キッカケが上手くつかめないと、
メトロノーム・スイングは、
非常に難しいテクニックとなっちゃうんだな。

「ただし、ナチュラルな生体反応としての
メトロノーム・スイングを、
ちゃんとしたダンス・テクニックとしてモノにしていくには、
メトロノーム状態を
意識的なモノとして体感することが必要ね。
動きながらの、メトロノーム・スイングは体感が難しいから
“その場”でやってみましょうか」

とジュンコ先生。

では、

その場・メトロノーム・スイング

を体感してみよう。

① 脚を肩幅に開いて立つ。
頭はラクーにし、高いトコロにおいておく
(できれば、裸足がGOOD)

② そのまま、風に揺れる樹のように、
カラダを左右に揺らしてみる
一番大きく揺れているのは頭だ。
揺れに合わせて、足の裏感覚が変化するのを感じる。
だんだん揺れを大きくしてみよう。
かなり、斜めになってもまっすぐのまんまでね。

③ ②の時、一本になって揺れているかどうか、
腰など抜けていないか?
目の力を抜くようにしよう
(入ってきたなと思ったら、
まばたきをしてリキミを取ってね)
脚に無理なリキミが入っていないかも、チェック。

④ ついで、前後に揺れてみる
足の裏のつま先のほう、
かかとのほうを行ったり来たりしている様子を
感じながらやってみる。
前に揺れたとき、くるぶしに力が入っているようだと、
抜くようにする

⑤ 今度は頭のてっぺんが水平に円をえがくように、
カラダを動かして
みよう。
足の裏のいろいろなところへ行けるようにやってみよう。

無駄なリキミが取れるほどに、
頭がグワングワン揺れてくるでしょ?
気持ち良いかな?
姿を鏡に映しながらやっていると、
左右や前後など結構傾いているのね、と思うはず。
練習を積めば、もっと傾いても、力まなくなってくるよ。

「今は足元を固定させているから、
メトロノーム・スイングがかかりやすい状況なの。
でも、実際に動くとなったら、
このままだと 単なる“倒れこみ”になっちゃって、
メトロノーム・スイングは“たった一歩”しかかからない、
はかないものになっちゃうわ。
だから、何か操作を加えないと・・・」


さて、どんな操作なんだろう?


      続く 第862話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.50 ~ 2大教習所 ~
 
“両親”との出会いは学連の頃にさかのぼります。
2回生の時です。

今もソウかも知れませんが、
学生ダンスは基本的に、
先輩から後輩へと受け継がれるモノを大切にします。
そういう意味もあってでしょう、
1回生の間は先輩からのみ、ダンスを学びます。
一種独特な“学連ダンス”の基礎をみっちり叩き込まれるのです。
2回生になり“永久リーパー”※が決まった後は、
プロの先生に習いに行くことが解禁になります。

当時はプロのスタジオを「教習所」と呼んでいました。
各大学で、どの教習所を選ぶかはほぼ決まっていました。
ソレは先輩たちが築いた“縁”です。
この“縁”の後輩への引継ぎも非常に大事なイベントです。
ワタシの大学は、3つほどの教習所と“縁”を持っていましたが、
中でも多くの部員が“両親”の教習所「K」のお世話になっていました。

ところが、1つ上の先輩の代でちょっとした “革命”が起こりました。
今まで全く“縁”のなかった教習所を“新規開拓”したのです。 

“両親”は10ダンサーでしたが、
どちらかといえばラテンに強い先生と評判でした。
新しく“縁”をもった教習所「B」は、モダン※が強いと有名でした。
ワタシの同期部員の約半数が「B」を選びました。
当時は全部員がモダンもラテンも両方踊っていましたが、
やはりモダンを得意とする者が「B」を選択したようです。

また “両親”は厳しい先生で通っていました。
しかも、ベテランの現役選手、チャンピオン・ダンサーでした。
教習所「B」の先生は、もうとっくに引退をされ、
教えることのみに専念している方でした。
優しく、教え上手で、人当たりの良い先生として人気でした。

色々な点で2つの教習所には大きな違いが見られました。

どちらを選ぶかによって、
その後、習得していく“テクニック”はもちろん、
ダンスに対する価値感、ひいては、
学連時代におけるダンス人生まで、
大きく影響を受ける結果になって行ったように思われます。

ワタシのリーダーであった“その人”は、
迷わず“両親”の教習所「K」を選びました。
理由は、
ラテンが得意だったからではなく、
“両親”の厳しさに惹かれたからだというのです。
「自分を鍛えてくれると思った」といいます。

ワタシは反対に、「B」に魅力を感じてしました。
というより、
「K」および“両親”のことがニガテだったのです。
できれば、レッスンに行きたくありませんでした。
なぜなら、
先輩からもたらされるさまざまな“怖い情報”があったからです。

それは・・・

※リーパーとはリーダーとパートナーの意味。
永久リーパーとは4回生の最後まで、
そのリーパーで組み続けるカップルを指す。
先輩によって決められる。
※スタンダード種目のこと




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