初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
第2回 社交ダンスが上手くなるということ
読者限定 ワークショップのご案内はこちら
社交ダンス的・プロトコールのススメvol.3
実践・締められホールドの対処法
~社交ダンサーのための“距離感”の教養 ⑯~
引き続きまして、
パーソナル・スペースを活かしあった
ホールドの作り方
今回は、
実践・アクシデントの対処法
簡単にパーソナル・スペース侵入OKな
社交ダンスの世界で、
どんなときも自分の心地よいスペースを確保し続け、
踊り続けるのは、至難の業!?
だからこそ、それができている人が、
真のダンス上級者といえるのかもしれません。
その1
男性からの“締め付けホールド”対処法
どれだけ、背中をグッと締められても、
また、抱え込まれても
ソレはアウター・マッスルの世界でのお話。
あなたのカラダの中、
インナー・マッスルは自由のままだ。
誰からも不当な扱いを受けることはないだろう。
ということで、
もし、腕力でパーソナル・スペースを
侵略されてしまったならば、
インナー・マッスルのパワーで
対処しよう
カラダの外の力は抜いちゃって、
カラダの奥、みぞおち辺りに少々力を入れるんだ。
具体的には、
“腹横筋のコルセット”
を少々キツク締めるってこと。
(第866話参照)
そして、その辺りをクチャクチャ動かして踊る。
つまり、
大腰筋などインナー・マッスルで踊るってことだね。
上手くいけば、
締めている男性の手がフッと緩んでくるかも知れない。
動ける隙間(すきま)ができる可能性も高い。
そして、
自分のパーソナル・スペースを
カラダの中で確保できた!
って感触が持てるんだ。
ポイントは、締められることで、
踊る気持ちを萎えさせてしまわないこと。
「もう、好きにして」
とばかり、あきらめてしまい、
自分のカラダをホッポリ出してしまわないことだ。
また、
「きついなぁ、イヤだなぁ」
という不快な気分でも、踊らないことだ。
なぜなら「イやだなぁ」の思いが相手に伝染しやすいから。
そうすれば、
もっと締め付けられるなんて事態を招くかもよ。
自分のパーソナル・スペースをカラダの中で
確保できるフィーリングが見つかれば、
締める相手に対しても、
それほど嫌な印象を持たなくなるだろう。
というより、
自分のダンスは“内側にアル”わけだから、
“外側にイル”相手のことが、
あんまり気にならなくなるだろうってこと。
むしろ、締め付けホールドと出会ったとき、
「インナーマッスルを鍛えるチャンス!到来」
ナァンテ、歓迎できるようになれば、上級生だ。
なお、本番実践に行く前に、
練習しておくのもオススメだ。
誰か知り合いの友人男性に頼んで、
ワザと、強力な締め付けホールドをやってもらうんだ。
そのとき、外に気持ちを分散せず、落ち着いて
自分のカラダの内側を感じる・・・
しばらく、続けていると、
自分の内側を濃く感じ
外側が薄くなってくる感じ
になってくるだろう。
この感覚こそが
自分のパーソナル・スペースを
カラダの中で確保できた感覚だ。
そうなれば、
締められているという事実が、
あまり気にならなくなっている自分に気がつくはずだ。
なお、この
“インナー・マッスルパワーによる、
パーソナル・スペースの内側からの確保”は、
女性が下半身並びに、
ボディを強力に押し付けてきたときの対処法
としても効果アリ。
男性軍、試してみてね♥
さて、次にいってみよう。
その2
女性・右手突っ張り左手握り締め
ホールド対処法
続く第889話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.72 ~ ドリカムって何? ~
ひょっとしてコレは恥ずかしい話なのかもしれませんが、
いえ、次の言葉を告げた際のY氏の反応から言っても、
ソレはきっと、恥ずかしいことに違いないのですが・・・
ワタシは学連でダンスを始めたくらいを境(さかい)に
歌謡曲・流行歌などに非常に疎く(うとく)なっていたのです。
海外はモチロン日本の有名なアーティストにもチンプンカンプンでした。
ワタシは言いました。
「ねぇ、ドリカムって何?」
歌手だろうということは、なんとなく分かっていましたが、
イメージも何もない状態だったのです。
一瞬、固まったY氏はCDを手渡し、聞くように薦めたというわけです。
「あぁ、この歌、聞いたこと、アル」
Y氏は尋ねます。
「ミスチルは知ってる?」
「知らない」
「サザンは?」
「ソレは少し分かる。
でも、やかましい音楽だったような」
Y氏は愉快そうに笑っています。
あきれているようです。
でも、ワタシはキョトンとしています。
自分は世間から取り残されているとは思っていないのです。
反対に、アーティスト名を略していうのも、
なんだか、気に入らないというか・・・
当時、どうも、
ワタシの頭の中は、色々なこだわりがいっぱいだったようです。
じゃ、ダンスをする以前はどうだったのかと言いますと、
特に、“音楽”が好きというものでは決してありませんでした。
ただ、小さい頃は娯楽的歌謡番組が多く、
色々なチャンネルをひっきりなしに見ていた記憶があります。
「スター誕生」や「ベスト30歌謡曲」が好みでした。
しかし、
根っからヒット・ソング好きな“実姉”とは違い、
ワタシはどこか妙に冷めていました。
テレビの前で、マイクを持つマネをしながら、楽しそうに歌って踊る
“実姉”に侮蔑※したような視線を送っていたと思われます。
そう「歌って踊る」なんて、
ワタシには考えられないこと、だったのです。
ところが、Y氏から手渡されたサザンやドリカムのベストを聞いたとき、
驚きました。
「踊れそうな曲が、多い」
こと、
そして実際に踊ってみると、意外に楽しいこと。
「言ったとおりでしょ?」
Y氏はニコニコしています。
ヨシ、レッスンでも使ってみよう。
ソレは新たな試みのスタートでした。
※ くだしさげすむこと。軽蔑。
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実践・締められホールドの対処法
~社交ダンサーのための“距離感”の教養 ⑯~
引き続きまして、
パーソナル・スペースを活かしあった
ホールドの作り方
今回は、
実践・アクシデントの対処法
簡単にパーソナル・スペース侵入OKな
社交ダンスの世界で、
どんなときも自分の心地よいスペースを確保し続け、
踊り続けるのは、至難の業!?
だからこそ、それができている人が、
真のダンス上級者といえるのかもしれません。
その1
男性からの“締め付けホールド”対処法
どれだけ、背中をグッと締められても、
また、抱え込まれても
ソレはアウター・マッスルの世界でのお話。
あなたのカラダの中、
インナー・マッスルは自由のままだ。
誰からも不当な扱いを受けることはないだろう。
ということで、
もし、腕力でパーソナル・スペースを
侵略されてしまったならば、
インナー・マッスルのパワーで
対処しよう
カラダの外の力は抜いちゃって、
カラダの奥、みぞおち辺りに少々力を入れるんだ。
具体的には、
“腹横筋のコルセット”
を少々キツク締めるってこと。
(第866話参照)
そして、その辺りをクチャクチャ動かして踊る。
つまり、
大腰筋などインナー・マッスルで踊るってことだね。
上手くいけば、
締めている男性の手がフッと緩んでくるかも知れない。
動ける隙間(すきま)ができる可能性も高い。
そして、
自分のパーソナル・スペースを
カラダの中で確保できた!
って感触が持てるんだ。
ポイントは、締められることで、
踊る気持ちを萎えさせてしまわないこと。
「もう、好きにして」
とばかり、あきらめてしまい、
自分のカラダをホッポリ出してしまわないことだ。
また、
「きついなぁ、イヤだなぁ」
という不快な気分でも、踊らないことだ。
なぜなら「イやだなぁ」の思いが相手に伝染しやすいから。
そうすれば、
もっと締め付けられるなんて事態を招くかもよ。
自分のパーソナル・スペースをカラダの中で
確保できるフィーリングが見つかれば、
締める相手に対しても、
それほど嫌な印象を持たなくなるだろう。
というより、
自分のダンスは“内側にアル”わけだから、
“外側にイル”相手のことが、
あんまり気にならなくなるだろうってこと。
むしろ、締め付けホールドと出会ったとき、
「インナーマッスルを鍛えるチャンス!到来」
ナァンテ、歓迎できるようになれば、上級生だ。
なお、本番実践に行く前に、
練習しておくのもオススメだ。
誰か知り合いの友人男性に頼んで、
ワザと、強力な締め付けホールドをやってもらうんだ。
そのとき、外に気持ちを分散せず、落ち着いて
自分のカラダの内側を感じる・・・
しばらく、続けていると、
自分の内側を濃く感じ
外側が薄くなってくる感じ
になってくるだろう。
この感覚こそが
自分のパーソナル・スペースを
カラダの中で確保できた感覚だ。
そうなれば、
締められているという事実が、
あまり気にならなくなっている自分に気がつくはずだ。
なお、この
“インナー・マッスルパワーによる、
パーソナル・スペースの内側からの確保”は、
女性が下半身並びに、
ボディを強力に押し付けてきたときの対処法
としても効果アリ。
男性軍、試してみてね♥
さて、次にいってみよう。
その2
女性・右手突っ張り左手握り締め
ホールド対処法
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「もう一つの学連物語」
vol.72 ~ ドリカムって何? ~
ひょっとしてコレは恥ずかしい話なのかもしれませんが、
いえ、次の言葉を告げた際のY氏の反応から言っても、
ソレはきっと、恥ずかしいことに違いないのですが・・・
ワタシは学連でダンスを始めたくらいを境(さかい)に
歌謡曲・流行歌などに非常に疎く(うとく)なっていたのです。
海外はモチロン日本の有名なアーティストにもチンプンカンプンでした。
ワタシは言いました。
「ねぇ、ドリカムって何?」
歌手だろうということは、なんとなく分かっていましたが、
イメージも何もない状態だったのです。
一瞬、固まったY氏はCDを手渡し、聞くように薦めたというわけです。
「あぁ、この歌、聞いたこと、アル」
Y氏は尋ねます。
「ミスチルは知ってる?」
「知らない」
「サザンは?」
「ソレは少し分かる。
でも、やかましい音楽だったような」
Y氏は愉快そうに笑っています。
あきれているようです。
でも、ワタシはキョトンとしています。
自分は世間から取り残されているとは思っていないのです。
反対に、アーティスト名を略していうのも、
なんだか、気に入らないというか・・・
当時、どうも、
ワタシの頭の中は、色々なこだわりがいっぱいだったようです。
じゃ、ダンスをする以前はどうだったのかと言いますと、
特に、“音楽”が好きというものでは決してありませんでした。
ただ、小さい頃は娯楽的歌謡番組が多く、
色々なチャンネルをひっきりなしに見ていた記憶があります。
「スター誕生」や「ベスト30歌謡曲」が好みでした。
しかし、
根っからヒット・ソング好きな“実姉”とは違い、
ワタシはどこか妙に冷めていました。
テレビの前で、マイクを持つマネをしながら、楽しそうに歌って踊る
“実姉”に侮蔑※したような視線を送っていたと思われます。
そう「歌って踊る」なんて、
ワタシには考えられないこと、だったのです。
ところが、Y氏から手渡されたサザンやドリカムのベストを聞いたとき、
驚きました。
「踊れそうな曲が、多い」
こと、
そして実際に踊ってみると、意外に楽しいこと。
「言ったとおりでしょ?」
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