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チョット中休み エッセイvol.19 

ダンスが突然飛躍した!?

~ワークショップ・途中経過報告(前編)~


「頭と首のお話」が続いておりますところに、
突然ですが・・・

イヤァ、生徒サンの方から
色々問い合わせがありましてネェ。

「先生、10日(5月10日)、どうやったんですカァ? 
みんな来はりましたぁ?
ブログで何の報告もないから、
どうやったんかなぁと思って」


え、一体何のこと?
なぁんてね、待ちに待った“アレ”のことですよ。

第1回

社交ダンスが上手くなるということ

読者限定 ワークショップ


~ダンスは突然飛躍する~

(第783784話参照)

ハイな、ハイな、無事終了。
来てくださった皆様、
ホント、素晴らしい時間をありがとう~!!
だったのになぜ、ナンの報告もなかったのかといえば、
実はまだ、“途中”だから、なんだ。
そう、先日第2回目が終了したばかりで、
まだ、数回の予定アリ。
つまり、5月10日は第1回目だったってこと。
で、
すべて終了後に、
読者の皆様への報告を予定いたしておりました。
それじゃぁ、なぜに途中経過報告か?と申しますと、
第2回目終了翌日の“会議”で、
こーいう話になったからなんだ。


ヒデ君
「エライことになってきましたねぇ」


ミキヒコさん
「ホンマですねぇ。
どエライことになってきましたネェ」



ジュンコ先生
「ハァ・・・(ため息)」


ヒデ君
「なあ、ジュンコ先生、コレは絶対、
ブログで報告しといたほうがエエワ。
読者の皆さんにも聞いてもらいましょう」



ワワワ、どうしたって言うんですか?
どエライことって?

なにか重大なミステーク?

ジュンコ先生、
ため息って、ストレス?お疲れ?
それとも・・・
ワークショップ参加者がコレ、読んでいらっしゃったら、
「あのぉ、私たち、
心配になってきたんですけれどもぉ」
かも知れないので、ハッキリ、いたしやしょう。

まず、参加者の方々へ、
「全くご心配なさらないでください」
ジュンコ先生はモチロン、
男性二人とも、すこぶる元気ですし、
特別なミステークがあったわけでもありません。
んじゃ、何なのよ? 
にお答えするのに先駆けて、
ジュンコ先生の“ため息”の理由から伝えておこう。

理由は、ズバリ

感嘆(かんたん)

感嘆って「感心してほめたたえること」の意。
で、 “翻訳”すれば
「なんて、スゴイ人たちなんでしょう!?」
つまり、参加者の方々について、
ホンマに感心しての“ため息”だったんだな。

ん、感心って・・・??
さぁさぁ、解説しよう。

参加者の皆さんの中から、もうすでに

ホンマに

ダンスが突然飛躍した!!


って方が、現れちゃったのであります。
ある方は、2週間後に。 
ある方は、なんと、ワークショップの数日後に。
こりゃもう「スゲェ~」な方は、
当日のワークショップ中に“飛躍”しちゃったんだもん。
「アレェ~、こんなに、
踊れるカラダだったんだ、自分って」

突然の飛躍に、ご自分も、周りも、先生も、
みんな、お・ど・ろ・きだ。
また、ご自分では気がついていなくとも、
ワタシの“目”にはハッキリと分かる変化を伴った方も多く。
つまりは、参加者の全員が
“突然・飛躍” および 
“突然・飛躍予備軍”に躍り出た!という次第。
ソンナコンナの事実を目の当たりにし、
主催者側であるワタシたちの方が、
やや興奮状態というわけなんだ。


ジュンコ先生
「今回取り上げた(ワークショップの)内容は、
チャンとやりさえすれば必ずカラダは応えてくれる
“自信作”では、アル。
でも、実際にカラダが変化し始めるには、
少なくとも3ヶ月はかかると思っていたのよ。
ワークショップのテーマどおり

“飛躍する

=急速に進歩・向上すること”
を、

期待するとなると、
もっと先だろうと踏んでいたのに」


ミキヒコさん
「え~、ほんなら、
めちゃくちゃ早かったってワケですね。
スゴイナァ。
どうしてやったんかな」



ジュンコ先生
「うーん、
ご本人の“意識”からくるものかなと思っている。
『上手くなれる』と直感したら、
それがどんなモノであっても信じて実践してみる強さ、
自分に変化を許す素直さみたいなモンを兼ね備えている。
それに、いくつかの条件が上手く重なって、
ボンって変わった」


ヒデ君
「そら、みんな、
オレらとココロ構えがチャウ(違う)、真剣や。
オレなんか特に、(先生の)近くに居すぎて、
甘えているって思いましたわ」



ミキヒコさん
「ワークショップで紹介したエクササイズとかを、
ホンマにちゃんと実践してハルんでしょうね」



ヒデ君
「『アレ以来、教えてもらったこと、毎日やってます』
って方が、実際に多いし。
まぁ、みんな熱心や。
オレらよりずっと努力してハルと思う。
頭下がりますわ」



ミキヒコさん
「この分だと、“突然、飛躍する人”が
どんどん増えてくるかも。
エライことになってきましたネェ。
僕らも、もっとがんばらんと」



ヒデ君
「ホンマ、エライことになってきましたわ。
みんなに抜かされてしまう・・・って、
最初から抜かれているか(笑)」



皆様のおかげで、ヒデ君、ミキヒコさんも
「ふんどしを締め直す=気を引き締め直す」
キッカケをいただいたわけでございます。

ちなみに“飛躍”の余波は、
ワタシ直々の生徒サンにまで影響を与えているんよね。
「(ブログの読書に比べ)
ワタシらなんか、ボーっとしてる」

ってな感じで、反省。
「もっと、がんばらないとアカンワ」
と、コチラも気持ちを切り替えて・・・の体制です。

でも、最も、

「えらいこっちゃぁ~」

と感じているのは、このワタクシ自身かもしれません。


というわけで、
“途中経過報告”をもうチョイだけ、次回!


      続く 第856話へ





Real Junko Voice

「もう一つの学連物語」
vol.44 ~ 娘の告白 ~
 
「お付き合いしている人がいる」

ワタシがそう口にした瞬間、
両親の周りの空気がスーッと静まりました。
そして、ピーンと張り詰めます。
ワタシの想像した以上に、動揺しているようです。

しばらくして、母が口を開きました。
「やっぱり・・・」
ワタシと会った瞬間から
「まさかとは思った」
自分の勘が当っていたことを何度も振り返ります。
そして、現実の世界に帰ってくるや、今度は質問攻めです。
どんな人なのか?
どこで知り合ったのか?
年齢、仕事、住んでいるところ・・
ワタシはその一つひとつにできる限り丁寧に答えるよう努めます。

父は、娘の告白を聞いたときから、
ずっとうなだれたままです。
一緒に暮らす“夢”が潰(つい)えようとしているからでしょう。

父にY氏のプロフィールを手渡すと、
「用意がいいんだな」
苦笑しています。

そして、
「そういうことだったのか・・・」
今日の会食の目的がわかったようです。

「じゃ、今のところ、
ウチに戻って来る気はねぇんだな」
念を押すようにワタシに言うと、母は、
「そんなことより、こっちの方がジュンコには大切や」
父からプロフィールを奪うように受け取るや、
メガネを取り出し、もう真剣です。

決め手は“写真”だったので驚きです。
母は見るなり、
「あぁ、エエ人やわ、なぁ、お父さん」
すると、父までうなずいています。
なにやら深く納得しているようです。

ワタシは不思議な気持ちになりました。
両親の“基準”の変化、にです。
家柄とか学歴とか仕事とか・・
そういうものを最も大切にしているかのように思っていたからです。
写真からナニを感じたというのでしょう?
その答えを聞き、さらに驚きました。
表面的なモノだけを見ているのではなかったからです。

「人柄が出ている」
父は言いました。
「おおらかで誠実な人や」
と母。
確かに当っていました。
基準が見えました。
「ジュンコが幸せになれるかどうか」
その一点でした。

最後に母は声を小さくして聞きます。
「もう、アノ子のことは大丈夫か?」
別れた“その人”のことです。

笑ってうなずきます。

「全然違うタイプの人やからかえってエエかもなぁ」
“その人”との時とは違う人生を選択したんやね、
ということでしょう。
さすが、母、お見通しです。

話はトントンと運び、
数ヵ月後、ワタシはマンションを脱出。

新しい暮らしが始まりましたが・・・



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