初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス
突然ですが、「頭」の話です。
頭って重いのよね。
体重の10~13パーセント。
体重が50キロの人だと5~6キロもあるんよね。
ん? ピンとこない?
じゃぁ、これではどうだ。
「ボウリングの重めのボール」「スイカ・Lサイズ」
ね、重そうでショ?
それほどの重さのある頭を、
細い首が支えているってわけ。
だから首はフツーでも、
結構な負担を受けているものなんだ。
それが、ダンスになったら、なおのこと。
結構過酷な状況に置かれることもあるんだよね。
さて、こんな声が聞こえてきたぞ。
「ワタシ、
スタンダードをがんばるようになってから、
ものすごく“首がコル”んです。
ときどき、ツリそうになることも」
「僕は、最近、
ヒンパンに頭痛がするようになってきたんです」
と、もしお悩みのダンサーがいらっしゃったら、
要注意ですぞ。
頭の位置および首はダンサーにとって
ものすごく大切なモノだから。
「そりゃそうでしょ。
スーっと高い位置にある頭、
キレイに伸びた首って、GOODですものね
美的姿勢に絶対に必要です!」
ってなビジュアル要素だけではありませんぞ。
「あ、スピンする時でしょ?
ネックターンが切れないとダメですものね」
「タンゴのネックアクションでしょ?」
ソウソウ、みんな正解よ。
でも、他にもあるんだよな。
ひょっとしたら、
この頭の働きがもっともダンスの中で重要かも・・・。
答えは“重心移動”
もっと言えば、
メトロノーム・スイング
また
ヘッド・スイング
同じような使い方としてこんなものもある
ヘッド・ウェイトの利用
この辺りの話に関しましては、
もうチョイ後にいたしまして・・・。
先に、コレ・・・
「ダンサーにとって、非常に大切な部位だからこそ、
少しばかりの知識並びにケアも必要」
ってことで、
まずは、
重い頭を支える首に
焦点を当ててみよう!
最初に首の構造のカンタンな紹介からね。
首の真ん中には、骨が入っている。
このブログでも何度か取り上げた
「頚椎=けいつい」だ。
その頚椎(けいつい)の中には、
ナニが入っているかご存知?
「頚椎(けいつい)の中には
ホースのような管がある。
その中は循環している水で満たされており、
軟らかい“豆腐”が浮かんでいる」
ン?豆腐?
もうチョイ先まで話を続けよう。
「この“豆腐”は頭蓋骨(ずがいこつ)の中にある
“豆腐”と一続きだ。
つまり、頚椎(けいつい)の中に浮かぶ“豆腐”と、
頭蓋骨(ずがいこつ)の中に浮かぶ
“豆腐”は分離せずつながっている」
さぁさぁ、イメージできるかなぁ?
頭蓋骨(ずがいこつ)の中に浮かぶ“豆腐”は、
実は“脳”のこと。
片や
頚椎(けいつい)の中に浮かぶ“豆腐”は
“脊髄(せきずい)”のこと。
ってことは、
脊髄(せきずい)は
脳が下に延びたもの、
脳の延長
と言えるんだな。
脳はいわゆる中枢神経(ちゅすうしんけい)
神経の親玉だ。
脊髄(せきずい)も同じく中枢神経。
これだけ聞いても、
首の大切さって分かってもらえたと思う。
さてこの続きは、次回! 第851話へ
Real Junko Voice
「もう一つの学連物語」
vol.39 ~ カジュアル・ダンスがつなぐ縁 ~
“ビジネス書”を薦めてくれた生徒サンの名前を仮にY氏とします。
ある日のレッスン後、Y氏と食事をともにしたのです。
コレは異例のことです。
生徒サンと個人的に付き合うことはほとんどなかったからです。
特別な場合以外、例え誘われても喫茶店に行くことさえありませんでした。
ソレなのに、なぜか?
Y氏から電話が入ったのです。
ソレは、欧米でのダンス教授法に対する関心からのものでした。
前回のレッスンで、初心者であるY氏にその方式を取り入れたところ、
「こういうカジュアルなダンスが知りたかった」
と、大喜び。
Y氏の好奇心をかきたてたようです。
「どうして日本の社交ダンス界には、
このような楽しいダンスが少ないのか?」
不思議に思ったY氏は、その後、
日本のダンス界の現状などを色々な角度から調べ、
その結果“ハテナ?”がたくさん出てきたというのです。
コンサルタント※と言うお仕事がら、
さまざまな世界を見知ってきた彼の目には
日本の社交ダンス界は「なんや、けったいやなぁ」と映ったと言います。
それが、かえってY氏のコンサルティング魂に火をつけたようです。
「より詳しいダンス界の動きなりを、
先生の知っている範囲で良いので教えて欲しい」
という要望です。
困りました。
学連から一筋に“競技ダンス”だけをやってきて、
ダンスのある限られた部分しか知らないであろう自分。
欧米のダンスのことを知ったのも、偶然に過ぎません。
イエ、まだ、知っている範囲にも入らないでしょう。
「聞きたいのは、ワタシのほうです。実は・・・」
という話にもつれ込むのも、電話では難しそうに感じました。
それに、
全く違う視点からダンス界の様子を眺めているのであろう、
Y氏の意見も聞きたくなったのです。
「次のレッスンの後、少しお時間を・・・」
どちらからともなく、そういう風になった次第です。
そして、その日がやってきました。
※企業経営などについて相談を受け、
診断・助言・指導を行うことを職業としている専門家
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突然ですが、「頭」の話です。
頭って重いのよね。
体重の10~13パーセント。
体重が50キロの人だと5~6キロもあるんよね。
ん? ピンとこない?
じゃぁ、これではどうだ。
「ボウリングの重めのボール」「スイカ・Lサイズ」
ね、重そうでショ?
それほどの重さのある頭を、
細い首が支えているってわけ。
だから首はフツーでも、
結構な負担を受けているものなんだ。
それが、ダンスになったら、なおのこと。
結構過酷な状況に置かれることもあるんだよね。
さて、こんな声が聞こえてきたぞ。
「ワタシ、
スタンダードをがんばるようになってから、
ものすごく“首がコル”んです。
ときどき、ツリそうになることも」
「僕は、最近、
ヒンパンに頭痛がするようになってきたんです」
と、もしお悩みのダンサーがいらっしゃったら、
要注意ですぞ。
頭の位置および首はダンサーにとって
ものすごく大切なモノだから。
「そりゃそうでしょ。
スーっと高い位置にある頭、
キレイに伸びた首って、GOODですものね
美的姿勢に絶対に必要です!」
ってなビジュアル要素だけではありませんぞ。
「あ、スピンする時でしょ?
ネックターンが切れないとダメですものね」
「タンゴのネックアクションでしょ?」
ソウソウ、みんな正解よ。
でも、他にもあるんだよな。
ひょっとしたら、
この頭の働きがもっともダンスの中で重要かも・・・。
答えは“重心移動”
もっと言えば、
メトロノーム・スイング
また
ヘッド・スイング
同じような使い方としてこんなものもある
ヘッド・ウェイトの利用
この辺りの話に関しましては、
もうチョイ後にいたしまして・・・。
先に、コレ・・・
「ダンサーにとって、非常に大切な部位だからこそ、
少しばかりの知識並びにケアも必要」
ってことで、
まずは、
重い頭を支える首に
焦点を当ててみよう!
最初に首の構造のカンタンな紹介からね。
首の真ん中には、骨が入っている。
このブログでも何度か取り上げた
「頚椎=けいつい」だ。
その頚椎(けいつい)の中には、
ナニが入っているかご存知?
「頚椎(けいつい)の中には
ホースのような管がある。
その中は循環している水で満たされており、
軟らかい“豆腐”が浮かんでいる」
ン?豆腐?
もうチョイ先まで話を続けよう。
「この“豆腐”は頭蓋骨(ずがいこつ)の中にある
“豆腐”と一続きだ。
つまり、頚椎(けいつい)の中に浮かぶ“豆腐”と、
頭蓋骨(ずがいこつ)の中に浮かぶ
“豆腐”は分離せずつながっている」
さぁさぁ、イメージできるかなぁ?
頭蓋骨(ずがいこつ)の中に浮かぶ“豆腐”は、
実は“脳”のこと。
片や
頚椎(けいつい)の中に浮かぶ“豆腐”は
“脊髄(せきずい)”のこと。
ってことは、
脊髄(せきずい)は
脳が下に延びたもの、
脳の延長
と言えるんだな。
脳はいわゆる中枢神経(ちゅすうしんけい)
神経の親玉だ。
脊髄(せきずい)も同じく中枢神経。
これだけ聞いても、
首の大切さって分かってもらえたと思う。
さてこの続きは、次回! 第851話へ
Real Junko Voice
「もう一つの学連物語」
vol.39 ~ カジュアル・ダンスがつなぐ縁 ~
“ビジネス書”を薦めてくれた生徒サンの名前を仮にY氏とします。
ある日のレッスン後、Y氏と食事をともにしたのです。
コレは異例のことです。
生徒サンと個人的に付き合うことはほとんどなかったからです。
特別な場合以外、例え誘われても喫茶店に行くことさえありませんでした。
ソレなのに、なぜか?
Y氏から電話が入ったのです。
ソレは、欧米でのダンス教授法に対する関心からのものでした。
前回のレッスンで、初心者であるY氏にその方式を取り入れたところ、
「こういうカジュアルなダンスが知りたかった」
と、大喜び。
Y氏の好奇心をかきたてたようです。
「どうして日本の社交ダンス界には、
このような楽しいダンスが少ないのか?」
不思議に思ったY氏は、その後、
日本のダンス界の現状などを色々な角度から調べ、
その結果“ハテナ?”がたくさん出てきたというのです。
コンサルタント※と言うお仕事がら、
さまざまな世界を見知ってきた彼の目には
日本の社交ダンス界は「なんや、けったいやなぁ」と映ったと言います。
それが、かえってY氏のコンサルティング魂に火をつけたようです。
「より詳しいダンス界の動きなりを、
先生の知っている範囲で良いので教えて欲しい」
という要望です。
困りました。
学連から一筋に“競技ダンス”だけをやってきて、
ダンスのある限られた部分しか知らないであろう自分。
欧米のダンスのことを知ったのも、偶然に過ぎません。
イエ、まだ、知っている範囲にも入らないでしょう。
「聞きたいのは、ワタシのほうです。実は・・・」
という話にもつれ込むのも、電話では難しそうに感じました。
それに、
全く違う視点からダンス界の様子を眺めているのであろう、
Y氏の意見も聞きたくなったのです。
「次のレッスンの後、少しお時間を・・・」
どちらからともなく、そういう風になった次第です。
そして、その日がやってきました。
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