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初めての方へ  目次  エクササイズ&プラクティス集  

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ワーク8 体幹ウォーク

いやぁ、長かったですなぁ。
インナーマッスルを使用した正しいCBMを求めて、
チェアー・ボディ・ワークをやり始め、
いよいよ最終目的、
「歩く」ってところにまでたどり着きましたぞ。

ところで、
改めましての質問になっちゃうんだけど、

“ウォークのレッスン”って受けたこと、

あります?

「あるさ。
ウォークはダンスの基礎だからね。
ウォークに関してはシッカリ習ったよ」
と言う方は、多いかも知れないね。
ンジャ、
ウォークに関して習ってきたことや
練習してきたことを披露してもらおうか、
となったとする。
すると・・・

A氏
「大切なのは支え足である
サポーティング・フットと、
ムービング・フットの使い分け
だね。
サポーティング・フットで送り出す、
コレをスゴク習ったし練習もしたよ」

B氏
ヒザの使い方の重要性かな。
特にウォークの動き出しの動作
難しいんだよね。
支え脚のひざを前方に緩める、
ソウすることによってカラダを前方に移動させ始める、
その辺のところをよく習ったね」

C子
「なんと言っても中間バランスを作ることね。
両足の間に重心を感じて、ね。
ちょうど 漢字の“人”の字のような感じを作る。
難しいから、かなり練習したわ」

D子
足の裏を体重がシッカリと通過させることね。
フットワークに気をつけながら。
でも、ヒールを履いてやると、
コレが上手く行かないのよね」

E氏
「タンゴ以外の種目は、
スキミングすることを大切にしているよ。
スキミングとは、
床の上をこするように滑らせるようにして 
床から浮かせないようにする事さ」

さて、よく見て欲しいんだけれど、みんな

脚・足に関するものなんだよ。

脚・足にばっかり焦点を当てていると、
歩くというアクションの全体像が見えなくなってしまう。

「木を見て森を見ず」

(小さいこと(木)に心を奪われて、
全体(森)を見通さないこと)になっちゃうよ。

脚・足の付け根がアルのは、あくまで体幹部。
だからソコ(体幹部)の操作をすることが必要なんだ。
ただし、体幹部の中にあるインナーマッスルは、
目で見ることもできないし、
操作方法は簡単ではない。
習得するには忍耐力が要るだろう。
でも、足・脚の操作方法だって同じように
一朝一夕には行かないものだ。
んじゃ、同じ忍耐を要するのならば、

体幹部・インナーマッスル

によるウォーク


に向かってみようではないか!!
それが習得できた後には、
上記の脚・足に関するモロモロも、
結果できるようになってくるものなんだ。

もし、「ずっとウォークの練習をしてきたけれど、
ソレにしては、ダンスが上達しない、
スイングがかからない。大きく伸び伸び踊れない」
なら、考え直してみよう。
ソロソロ

脚・足の呪縛から

解放されたウォーク


へと向かってみようではないか!?

と言うことで、これから示す
体幹ウォークは、
今まで脚・足のウォークをがんばって
練習してきた人に取ったら
「こんなウォーク、初めて! 
ナーンか、
やってはいけないことをしているみたい」
とか
「コレ、見た目、変じゃない!?」
とか
「脚のことをここまで無視して、大丈夫か?」
ってモンかもしれない。
でも、ソレだからこそ、習得できた暁には
今までとは全く違う動きができるようになる!

ってことをふまえて、
次回、体幹ウォーク紹介だよ。



      続く 第838話へ





Real Junko Voice

「もう一つの学連物語」
vol.26 ~ 恋愛・人生相談 ~
 
「今のジュンコ先生からは、考えられへんわ」
一連の話を聞きながら、ヒデ君が何度となく口にした言葉です。

離婚したものの忘れられずに、寄りを戻しに行ったこと、
その後、自殺しそうなほどに辛い日々を送ったこと、
ストーカーまがいの気持ちに傾いていったこと、
ようやく吹っ切れかけたとき、電話をし、
彼女ができたことを知らされ、また傷ついて・・

「いっちゃァ悪いが、
あんましレベルの高くない、昼ドラみたいな展開や」
と苦笑します。
「オトコには、あんまりナイ世界やろ。
いや、少なくとも、正直、
オレには理解デケヘンところがギョーサンあるわ」
とはいえ、
「夫婦としての愛があるから、
理解しようと思えばできなくはない。
でも単純にオレという人間としては、理解不能なんだ」
と言いたいのでしょう。

「ホンマ、フツーの女の人、やったンやなぁ」
目の前のワタシを愉快そうに眺め、
そして、こう続けます。
「今のジュンコ先生を知っている人からしたら、勇気出るんやない?
そんな人生を送った人でも、ここまで更正できるって」

最近になって、
若い方の“恋愛・人生相談”に乗ることも多くなりました。
よく話を聴いた後、ズバッと鋭い意見を下します。
苦しかったこの時期の経験が非常に活きてくることに、
いつも驚いてしまいます。

そういえば、ワタシとヒデ君との出会いも、
その“恋愛・人生相談”がきっかけでした。
ただし、ヒデ君の方から相談に乗ってほしいなどと、
アプローチがあったわけではありません。 
遠い存在の生徒サンであったヒデ君に、先生としての助言をしたのです。
それは、一緒に踊って気が付いたことでした。

「この人は、何かにエネルギーを不当に奪われている」

何かは、想像が付きました。
タバコ・仕事・つきあっている彼女。
タバコが酒に変わったり、
彼女が家族に代わったりすることはありますが、
たいてい、この3つとの関係が上手くいっていないときに出る症状を、
ヒデ君のカラダは持っていました。
ヤンワリ聞いてみると、やはり思ったとおりでした。
助言はやがて厳しい苦言(くげん)※へと発展します。
でも、不思議なことに二人の仲は急速に近付いていったのです。
そして、今に至るわけですが・・・。


さて “再試練のための電話”を“その人”にかけた話をすると、
「へぇ~、そんなこと、ホンマにしたん?」
と、不思議ソウです。

自分が彼女と別れるときに、
ワタシからもらったアドバイスとはエライ違うなといったところでしょう。
「あのアドバイスはホンマ、正解やった。
それでオレは、
彼女に最後の愛をプレゼントできたと思ってるモン」

さて、それはどんなアドバイスだったのでしょう?

※本人のためを思い、
言いにくいところまであえて言って、いさめる言葉




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