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さてさて、今日は、
CBMについて語るときに、
チョイ忘れちゃダメですよ、というか、
思い出してよね、な“意識”についてお話しよう。

まずは、CBMの定義の再確認から・・・

「CBMとは、回転動作をするのに

必要なボディ・アクションである」


んで、思い出して欲しい“意識”ってのは、
ズバリ、
回転動作には、

「右回りと左回りがある」

「ナチュラル系の回転とリバース系の回転がある」
ということ。
しかも、

お互いをにズラして向かい合い、

組んでいる二人が一緒に回る
こと。

だから、CBMのテクニックも、
右回りの時と左回りで使い分けないと、
「おっと危ない!」になっちゃうよという話なんだ。
言っている意味、分かるかなぁ?
「うーん、 よくわからないなぁ」
と言う方は、第205206話へGO!

「あぁ、思い出しました。
右回りは相手のいる方向だから比較的やりやすい。
でも、左回りは気をつけないと、
相手を押し倒してしまうんだったね」


「そうそう。
右回りの時は、男性の右手で上手く誘えば、
結構思い切ったアクションもできるけど、
左回りは、
直接的に回転を相手に強いると、ダメだったんだ」


そのとおり!
相手との位置関係からクル問題を
モロにかぶっちゃうのが“回転”
つまり“CBM”アクションなんだ。
中には、
「相手を巻き込んじゃうから、
基本的に、
リバース系(左回り)は回らない・回さないが正解だ。
ただし、まったくCBMがないわけではない」
なんて???な意見を持つ人も現れるのも
その難しさゆえなんだよね。

ってことで、もう一度言おう。
CBMは右回り(ナチュラル系の回転)の時と
左回り(リバース系の回転)で使い分けよう!


問題はどう使い分けるのかと言うことだけど・・・
基本的には、

「右回りは積極的に、

左回りはより丁寧に」
・・・かな。

ただし、
CBM動作自体をカラダの中から
つまり
インナーマッスルを使ってできるようになれば、
どのように使い分けるべきかは、
基本的に、自分のカラダが教えてくれる
ようになるものなんだ。
カラダはきっと
こんな感じであなたにささやくだろう。

左回りの時ほど、

カラダの中の小さな回転を意識
しなさい。

そのアクションが、

ボディの表面、アームなどに

伝達していく感覚を知りなさい。

そうすれば、
今にふさわしい、
CBMができるようになります」

くれぐれも、左回りだからって
消極的なCBMアクションにならないでね
丁寧と消極的はチャウモン(違うもの)だよ。
リバース系でも
特にリバース・ピポットなんて、
しっかり回転動作をしないと、
かえって崩れちゃうからね。
あ、ただし、
カラダの中でアクションをしないとブー。
そして、
CBMPも同時にかけるからソレも意識してね・・・
え?
「CBMPって何だったかな」ですって????
OK、その辺ややこしいからね・・・

次回にチョイ説明を続けよう。


      続く 第816話へ





Real Junko Voice

「もう一つの学連物語」
vol.4 ~ 静かな平和にいる悪魔 ~
 
今から10年前、
ソレはまだ、ヒデ君の存在さえも知らなかった頃、
ワタシは一つの大きな「さようなら」を経験していました。
そう、リーダーであり主人でもあった“その人”との別れです。
大学入学直後の出会いから、17年の歳月が経っていました。

「17年って、メッチャ長いナァ」
ヒデ君が目を見張ります。

「その人の“勧誘”がきっかけで、
ジュンコ先生、ダンス、始めてんヤロ?
4年間、ダンスばーっかりやって、卒業して結婚してプロになって、
その間、ズーッとその人と一緒におって(居て)、
で、またダンスばっかり。
考えてみたら、スゴイことやナァ・・」

ヒデ君の驚きの焦点は、まさにその言葉通りで、
暗に「17年間といっても、その中身は、普通の人のソレとは違い、
ダンスとその人との時間で埋め尽くされている、
特殊に濃いモノだったんだね」と伝えたかったのであり、
その人に対する嫉妬心など毛頭なく・・・なのは、
次のヒデ君の言葉からも明瞭に伝わってきます。

「愚問かも知れんけど、飽きることってなかったの?
ダンス以外のことに目を向けるとか」

「そんなのナイ。満たされていたよ。
自分が上手く踊れないこと以外は、ね」
即答です。

なのに、別れは突然やってきたのです。
しかも(別れの)引き金となる
“過激アクション”を起こしたのは、このワタシ。
ソレは、あたかも“進化の突破口”という名の、
“穴”をふさいでいた大きな岩を、
ドドーンと爆破して破壊するような荒っぽさでもありました。

競技生活・スタジオ勤務にピリオドを打ち、
独自のレッスンで生活していた当時、
生徒サンの支持もアリ、その人との日々は、
“習慣性からなる安定”を勝ち得てはいました。
しかし、それ以上の発展の方向についてはと言えば、
二人の意見は真っ二つ。
動かないその人と、動きたいワタシ。
「アナタのせいで、
ワタシの人生が発展していかないのよ」
「偉そうなこと、口で言うだけではなくて、
実践したらどうなのよ!!」 
それが当時のワタシの言い分。

しかし、いざその人の前に出ると
「どうせ、アナタが正しくて、
コッチが間違っているんでしょ!?」
という、学連時代からズーッと引きずっているコンプレックスが、
妙にワタシを黙らせてしまうのでした。

大きなケンカをすることもなく、
静かなる平和がずっとありました。

「向かい合って踊っているつもりだったのに、
実は、ずっと背中合わせだったのね。
だから『お互い本当にやりたいことをやりましょうよ』ってなったとき、
一目散に別々の方向に向かって行ってしまった。
でもね・・・」

私の話は続きます。



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