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初めての方へ  目次  エクササイズ&プラクティス集  

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回転動作をするのに
必要なボディ・アクションである


CBM

について、
宿題の答えあわせ、しようかな。

CBMは、強め~弱め、
フィガーにより、時と場合により、色々あるんだけど、

「CBMが最大になるのは、

どんな場合か?」


チョイ、難しかったかな?
お、質問? どうぞ・・・

「難しいってより、
質問の意味がイマイチよくわからないだ。
『CBMが最大』って、
CBMというアクションが
すごくキツクかかるってことなの?」

そう。
言い換えれば、

CBMのボリューム(分量・量感)が

最大になるとき
・・・かな。

「ソレだったら、
スロー・フォックストロットの
フェザー・ステップを例に取れば、
第1歩にCBMがあるじゃない?
で、メッチャ豪快な
フェザー・ステップしよう!って感じで、
ドライビング(推進)すれば、
結果、ボリュームのあるCBMになるんじゃないの?
つまり、
運動量に比例する・・・って考えはどうよ?」

モチ、OK。
それにしてもエライわね。
フィガーの何歩目にCBMがあるか、知っているのね!?
それは結構重要なことなんよ。
よく使うベーシックフィガーだけでも、
(テキストなりを参考の上)
何歩目にCBMがあるか?
の確認をしておくと良い
わね。

おっと、話がそれかけたけど、元に戻して、と。
CBMのボリュームは踊る際の運動量に比例する
・・・はそれでOKって話だったわね?
ソレは、ソウなんだけど、
イイ? 

CBMのボリュームは

大きければ大きいほどGOOD!

というわけではない
から気をつけてね。

自分が踊りたい
スイングの量とCBMの量が合わないのも、
一緒に踊っている相手とのバランスもあるからネェ。
で、最初の宿題の話に戻るけど、
ココで問題にしている
「CBMが最大になるのは、どんな場合か?」
は、もうチョイ普遍的なことについてなんだ。
つまり、運動量とかヤル気とか回転量の多い、
少ないで、変化しちゃうってモンでもない・・・
言っている意味、わかるかな?

「ウーン、分かったような、
分からないような・・・」

OK、なら、
男性のフェザー・ステップを例にとって
考えて見ましょう。
CBMは1歩目の右足前進にアル、だったよね?
ってことは、CBMと言うアクション自体は
いつから行われるべきなんだろう?

「いつ?
(実際にフェザー・ステップをやってみながら)
右足上でCBMってことは、
あぁ、
その手前の左足に
体重があるときから始まっている
!」

ソウね。
じゃ、起点の左足から終点の右足の間、
いつが最大ボリュームのCBMになるかな?

「ん??
(もう一度、実際に
フェザー・ステップをやってみながら)
あぁ、分かった!

中間バランスの時、でしょ?」

そういうこと!

「でも、今、改めてやってみて気がついたけれど
シッカリ、

インナーマッスルが使えないと、

中間バランスの時に最大ボリューム

って感じはわからない
だろうね」


      続く 第815話へ





Real Junko Voice

「もう一つの学連物語」
vol.3 ~ モノは捨てても思いは残る ~
 
卒業し、すぐにダンスのプロになったワタシは、
当時のリーダーと結婚しました。
“学連上がり”のプロはまだまだ珍しく、
「ダンス界に新しい風」などと周りからも注目、
もてはやされていた頃でした。

色々な意味で大変な毎日。
ワタシにとっての“学連時代”は急速に遠ざかり始めました。
在学中から
“孤高(ここう)の人”だったリーダーのスタンスもあり、
同期のメンバーともだんだん疎遠に。
それから、色々あって、月日は流れ・・・
今現在、同期のメンバーのほとんどの“消息”さえも
わからなくなっていたのです。

さて、ブログの中で学連当時の話を取り上げ始めたとき、
キャラの立った同期のメンバーに興味を持った
ヒデ君が言いました。

「なぁ、写真、あるんやロ? 
どんな人らか見てみたい」

ワタシは言いました。
「写真は・・・ない」

ビックリしたヒデ君
「え、ないって!? 
競技会で踊ってるヤツとかもないの?」

「うん。全部、捨てた。焼却した」

「もしかして、(学連時代に)
もらったっていうトロフィーや賞状も・・・」

「あぁ、モチロン。破棄した。
ナーンにも残っていないよ」

そう、写真だけではないのです。
実は、ワタクシ、学連時代の“痕跡”を一切残していないのです。
あきれたとも、心配とも、困惑ともつかぬ、
複雑な表情のヒデ君に、私は言いました。

「消したかったてん、学連時代を。
決別しなアカンかったから」

ところが、今回の関係者の方のコメントにより、
ワタシはワタシの心に気付いてしまったというわけなのです。
“モノは捨てても、思いは残っていた”のです。

ヒデ君は言いました。
「なぁ、なんで、決別しなアカンかったん?
それに、また、
なんで学連物語を書こうって思ったの?」


至極当然の質問でしょう。
ワタシは、言葉を選びながらゆっくりと話し始めたのです・・・



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