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ジュンコ先生の

スロー・フォックストロットの

グループレッスン
が続いている。
(グループレッスンの登場人物紹介)


みんなは、サッカーボールを蹴るような足振りと、
手振りの連動を練習中だ。
この連動が、

大胆で華麗なるCBM

を教えてくれるということなのだが・・・。


ジュンコ先生は言う。
「大きく足を振ると、
自動的に腕の振りも大きくなるわね?
そして、
足の振りと腕の振りのタイミングも、
特に合わせようと思わなくても
合っているでしょう?
と言うことは、

カラダの中で、腕と足は

チャンとつながっている
わけね。

ガンバッテ、つなげようとしなくても」


「でも、リキムと切れちゃうんですよね?
そのつながりが・・・」

同じ方の手と足を振ってしまい、
パニックになっていた、ケイコさんが言う。


「ソウなのよ。
正しいカラダの動きは、
カラダのほうがよくわかってくれているから、
信頼してお任せしたほうがいいのね。
また、そういう信頼関係を取り戻していくためにも、
こういう(足振り・腕振り)シンプルな練習は良いわね。
特に、ダンスにおいて、
腕と足の運動の関連付けは大切な作業なの。
ジックリ練習して、
カラダの中での両者(腕と足)のつながりを
感じとって欲しいわ」


「あのぉ、質問なんですが・・・。
“大きく足を振ると、
自動的に腕の振りも大きくなる”ということは、
例えば、スロー・フォクストロットを
大きく踊りたいって思って、
歩幅を出そう思ったら、
腕も同時に大きな動きをしなければならない

ってことですよね?」

少々おずおずしながら、坂田さんが尋ねる。


「そのとおりよ」
とジュンコ先生が言うと、


「でも、足は実際のダンスでも、
今やっているような動きをしますが、
腕は、ホールドをするじゃないですか?
それでも、振る・・・んデスよね?
アレ? 腕はどんな運動をするんだろう?」

坂田さんは戸惑っているようだ。


すると横からカナちゃんが
「だからぁ、

CBMの勉強が必要なんですよね?

今の足振り・腕振りをスムーズにできるために。
ソウでしょ、先生」



ジュンコ先生は笑いながら
「カナちゃん、
スゴクよくわかっているわね。
そのとおりよ」
そういいながら、
ジュンコ先生は、
もう一度CBMの定義を白板に書きこうした時、


珍しく和夫が質問を始めた。
腕振りをしていて、
気がついたのですが・・・

大きく振れば振るほど、

カラダに回転動作が加わる


みたいなのですが、
それで正解なのでしょうか?」



ジュンコ先生は
「それで正解よ。
いいところに気がついたわね。
このCBMの定義を見れば、
納得がいくでしょう」
そう言って、ジュンコ先生は白板に向かった。

「CBMとは、
足を前方または後方にステップするとき、
ステップする足に対して
反対側のカラダが回転する動作」




      続く 第811話へ



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