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ジュンコ先生の

スロー・フォックストロットの

グループレッスン
が続いている。
(グループレッスンの登場人物紹介)


「先生、質問、イイですか?」
と、レッスン中に元気よく手をあげたのは、
ノリタケ君だ。

「実はこの間、初めて公民館のパーティに参加して、
女性とスロー・フォックストロットを踊ったのですが、
サンザンな目に遭いました」


ノリタケ君、
口にしている言葉と表情が伴っていない?
なにやら、愉快そうにニコニコ。


ジュンコ先生は、尋ねた。
「どんな風に散々だったの?」


「ハイ、一緒に踊ったアル女性から 
『あなたのスローは、全然スローらしくない。
ただ、スタスタ歩いているだけだ』

って言われたんです」



教室から、小さなどよめきが起こった。


ノリタケ君の“パーティ報告”は続く。
「それで気持ちがナエてしまって、
スローの音楽がかかったときは、
休んでおこうと思ったのですが、
そのパーティ、女性から誘ってもいい
スペシャルタイムみたいなものがあって、
それがちょうどスローの時に当ってしまって、
別の女性から誘われたんです。
それで、正直に
『スローはあまり分からないので』と言うと、
その女性『私が教えてあげるわ』って(笑)」



「最近は女性の“教え魔”も多いですからネェ、
気をつけないと」

田島さんが、声を上げた。


ノリタケ君
「ホント、ソウみたいですね」
と言ってから

「で、質問と言うのは、
その女性が教えてくれた
『スローは、CBMが重要よ』
ということについてです。
『CBMがかかっていないと
普通に歩いているだけのスローになる』
とアドバイスを受け、
あ、それでさっきの女性から『スローらしくない』
って言われたのかと、気付いたのですが、
そういう解釈であっていますか?
また、その“教え魔!?”の女性から
CBMとやらを習ったのですが、
あんまりよくわからなかったので、
ちゃんと知りたいなと思いまして」



ジュンコ先生はうなずきながら聞いていたが、
「OK、よくわかったわ。
スロー・フォックストロットは
CBMが重要・・・そのとおりね。
CBMのないスロー・フォックストロットは、
確かにスタスタ歩きになっちゃう(笑)
CBMが上手くできるようになると、
スロー・フォックストロットらしくなるから
ノリタケ君の解釈で合っているわよ」

ジュンコ先生は、みんなの方に向き直り

「ということは、いい?

スロー・フォックストロットで

ジックリ

CBMのお勉強ができる


ということなのよ。
スタンダードを踊るには、
絶対はずせないテクニックだからね」

「でも、CBMに関しては以前にも少し、
授業で取り上げたわね。
(第224話参照)
・・・カナちゃん、
CBMって何か覚えているかしら?」


カナちゃんは、
「エート、こんな感じかなぁ」
と、歩いて見せた。
右足が出るときは左手が出て、
左足が出るときは右手が出て・・

そして、
「フツーに歩くときの、
もうちょっと慎重でキレイなヤツって、
解釈してます」



ジュンコ先生は微笑みながら
「なかなか良い解釈ね。
一応、テキスト的な解釈をもう一度言っておくと
“前進や後退をするときにステップする
足の反対側のカラダを動かすこと”

でも、その原点は
さっきカナちゃんが示してくれたように、
普通の歩く感覚と同じなの」


すると、ノリタケ君が手を上げて
「フツーの歩くが原点なら、僕、
その程度の動きは確かやっていたはずなんですけれど。
CBMっていう名前は知らなかったけれど。
ソレなのになぜ、スタスタ歩いているとか、
スローらしくないって言われたんだろう?
って思ったのです」



ジュンコ先生が言った。
「ノリタケ君、
少し、シャドウで見せてくれないかしら?」


素直に従う、ノリタケ君。
呼び足からフェザーステップ、リバースターン・・


ジュンコ先生は静かに言った。
「OK。
CBMにはなっていないことはないわ。
でも、
もっと、ハッキリCBMをかけないと・・・

大胆で華麗なるCBMにならないと、

スローらしくないといえるわね」



      続く 第809話へ



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