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初めての方へ  目次  エクササイズ&プラクティス集  

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T子さんは55歳。
ダンス歴6年目にして、
競技選手である友人に誘われ競技に出てみることに。
お相手は友人の紹介で知り合った同い年の男性。
Tさんにとっては、
「ソフトな踊りで、踊りやすい方」であり、

それなりの練習しながら

何度か競技に挑戦した
が、

特に成績をとることもなく、
のんびりムードでやっていた。
ところがそんな様子を見ていた友人
「パーティ・ダンスの延長だとダメよ、
二人とも競技用になっていない。
カタチもスピードもパワーも。
アマルガメーションも
ソレ(競技)用に変えたほうがイイ」

と、アドバイス。
二人のコーチ役をかって出てくれたのだ。

練習時間もぐんと増え、
もともとがんばり屋さんのTさん、
メキメキ上達し、のはずが・・・
「まず、競技用の姿勢を作るのが大変だった。
そして大きく動くことも。
しばらくは筋肉痛に悩まされたわ」

そして
「トップラインをきれいに作ろうと、
頭をぐっと反らせながら、
スピンの練習とかやっていたら、
遠心力がかかりすぎて吹っ飛びそうになる。
怖いから、しがみつく・・・コレでいいのかなぁ?
と疑問に思いながらの日々だった」


あるとき
「スロー・フォックストロットの後退で
『もっとシッカリ足首を使って』
ってアドバイスをもらった。
そのロゥア練習をしていたとき、
ワタシ、ヒザを曲げすぎたんだと思う。
(ヒザに)ヤバイって違和感をもったんだけれど、
次の日になったら
どうもなくなっていたんでそのままにしていたの」
ところが、その数日後
「リバース・ウェーブの練習だったかしら、
シッカリ前進しようとロゥアしながら
足に体重をかけてヒザを曲げながらひねった時、
『あ、痛い!』激痛にビックリ」


あわててクリニックへ。
そこでTさんはとんでもない言葉を聞くことになる。

「先生は驚いたような顔をして
『“格闘技”でもなさっていたのですか?』ですって。
格闘技ネェ・・・
ホント、そんな感じかもしれないわと、
おかしくなってきた」


ストレスの加わった状態で
ヒザをねじったことに起因する、

半月板の損傷!?

競技どころか、
ダンスもしばらくお休みとなってしまったのだ。


ダンサーでヒザに障害を抱えている人って、
多いんだよね。
特にスポーツ性の高い、競技志向ダンスは、
ホンマヒザに負担がかかりやすい。
「イヤァ、もう歳だからネェ。
ホラ、アレアレ、
最近テレビででも良く取り上げられている・・・
“変形性関節症”
老化現象だもん、仕方ないよ」
で、終わっちゃったらもったいないですよぉ。
※加齢、肥満、けがなどにより、関節の軟骨が磨り減り、
さらに骨が変形し痛みを生じる病気


確かに軟骨は、
「加齢の変化を受け、年齢とともに磨り減ったり、
もろくなって損傷を受けやすくなったりする」
だけど、
「軟骨は強い衝撃で傷つく一方で、
刺激が少ないと弱くなる性質がある。
だから、
過度ではなく適度な刺激を与え続けることが、
軟骨をいい状態に保つ秘訣

(第800話参照)
なんだもの。
で、その“過度ではなく適度な刺激を与え続ける”には
ダンス・最適!!なはず・・・。

とはいえ、実は私も現役時代、
ヒザはヨーク痛めたもんよね。
でも、チョイ痛みなんて、競技選手としての“勲章”よ、
そのくらいで練習を休むなんてダメダメ!
シップして、サポーターして・・って、
がんばっていたモンなぁ。
でも、
「“変形性関節症” というと
老化現象と考えがちですが、
ヒザの靭帯(じんたい)損傷や半月板損傷の診断や
適切な治療を受けていなかったアスリートに
意外に多く見られます」

という、専門家の言葉を聞いて、
アラ、
ちゃんとケアしてなかったけど、大丈夫かなぁ?
って思いつつの今日この頃、
ヒザを酷使してきた現役時代のことを振り返りつつ、
「ヤッパ、競技だからって、
ヒザを痛めるダンスはどこかおかしいでしょ!?」
で、

ヒザを痛めず

ヒザを活かす踊りにシフト
した方が、

結果、
ナチュラルでGOODな動きができるはず。
そのためには、
もうチョイ、ヒザってモンについて知らなきゃ・・・


次回へ。



      続く 第802話へ



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