初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス
さてさて、前号のまとめから。
下記の内容が、ダンスの中で体現できるあなたは、
スーパー・スター!?★○△
どこの世界に行っても、
一流のパォーマンスが可能でしょネ。
そんなあなたとは、どんな人かというと・・・
「強い足腰を使って、
踏ん張り立ってのパフォーンス」
をみごと卒業し、
重力との協調・調和ができる
カラダを手に入れた人
つまり、そのカラダとは
「いかに、重心をラクに次に移すか」
が瞬時に操作可能であり、
「重力エネルギーにしたがって、
バランスを崩す」ことが、恐れずにできちゃう。
すべてのダンス・パフォーマンスを
重力によって倒れようとする力に対する、
復元力(もとの状態に戻すように働く力)
によって行える、究極のか・ら・だ。
具体的に言えば、
ワルツを踊る際、
大きなテイクバック・スウイングから、
ドゥオーンってな、
ジェットコースターに乗ったがごとくの
落差のあるスウイング、
大きなロゥアから、フヮ~ンって浮上。
ライズが継続。
最高の高さのアップ状態で、一瞬、静止・・・
かと思いきや、
また、ドゥオーン。
って感じかナァ。
で、ドナタ様にも、
そのような究極のカラダを手に入れる
第1歩を踏み出していただけるために、
重力に対する復元力のカナメ
カラダの中に作り出す、
Static balance(静的釣り合い)
のお話に入っていくわけだけれど、
その前に、ある人からこんな質問・・・
「『重力エネルギーにしたがって、バランスを崩す』
について、
重力エネルギーとは、
どういうものなのでしょう?
ただ単に“下向きの力”と言うこと、ですか?
重みのあるモノが
下に落っこちるエネルギーってこと・・・?」
お、ベリーグットな質問ね。
コレ、知っておくと良いよ。
なぜって、ダンス・パフォ-マンスの中で、
重力エネルギーってモンを、
「ちゃーんと知って・分かって・納得して」
使えるようになるものね。
てなことで・・・
ジャジャン!!
ダンサーのための カンタン・
物理(ブツリ)の授業
テーマ 「重力エネルギー」
重力って英語で、
グラヴィティ (gravity)
俗にG(ジー)と訳すこともある。
ちなみに、外国のコーチャーのレッスンを受けると、
「gravity」ってワードが、よく出てくるから、
覚えておく方がいいよね。
さて、
物体が受ける重力の大きさを、
その物体の重さ(重量)というんだ。
言い換えれば、
重力とは、重さを生む力なんだ。
で、重力エネルギーとは、
「天体の重力圏内で、物体が持っているエネルギー」
であり
「物体が(天体の中心に向かって)
“落ちていく”エネルギー」
(その天体の中心から)物体が離れているほど、
物体が重いほど、重力エネルギーは大きくなるよ。
次に、エネルギーとは?
って話なんだけど、
このワードは、
このブログの中でもしょっちゅう登場するけれど
エネルギーとはおおざっぱに言えば、
“仕事”ができる能力ってことかな。
(他の物体に対しての、
変形させたりといった“働きかけ”も含む)
と、ここまできたところで、改めまして
重力エネルギーとは?について、具体的にみてみましょ。
「重力エネルギーとは
位置エネルギーである」
そして
「位置エネルギーは
運動エネルギーに変化することができる」
つまりは、
「重力エネルギーは
運動エネルギーに変化することができる」
ウワァ!もろ“物理”よね!?
(実はジュンコ先生もこの辺り、ニガテ・・・汗)
さぁて、意味がわかるかな?
頭の中を整理しながら一つひとつ見て行きましょ。
まず、位置エネルギーとは、
「高い位置にある物体が持っているエネルギー」
具体例・・・
ここに一個のリンゴがあるとしよう。
このリンゴのまんまでも内在された
エネルギー(重み・生命エネルギー)はあるけれど、
でもソレを、
床から2メートルほどの高さに持ち上げたとする。
コレは、
「リンゴに位置エネルギーを与えた」ことになるんだ。
で、この状況を
「リンゴは位置エネルギー=重力エネルギーを持っている」
という。
リンゴと床の距離があればあるほど
重いリンゴ(中が詰まっているのかな?)であればあるほど
リンゴの持っている
「位置エネルギー=重力エネルギーは大きい」
ということなんだ。
ただ、ジッとしていて運動をしていないため、
この時点での
リンゴの運動エネルギーは0(ゼロ)だ。
次に
そのリンゴを床に向かって落とす。
すると、リンゴは落下を始め、つまり運動を始めるんだ。
下に向かうにつれ、加速し、
位置エネルギーは減り、運動エネルギーが増えていく・・・
つまりは、
位置エネルギーが
運動エネルギーに変化していっている
というわけだ。
リンゴが床に到着寸前!
このときリンゴの
落下速度は最大になり、運動エネルギーも最大になる。
で、
高さが0(ゼロ)なので、
位置エネルギーはもう持っていないんだ。
さて、この一連の中で使われた全エネルギーは、
全エネルギー=
位置エネルギー+運動エネルギー
ただし、実際は落下途中、
摩擦や空気抵抗などがあったりするんだけど、
その辺りのことは、チョイややこしくなるんで、
ここではカット!
さて、次回、
この授業のお話をダンスに置き換えていってみよう。
続く 第827話へ
Real Junko Voice
「もう一つの学連物語」
vol.15 ~ 何のために生きているのか ~
「何かにすがりたい※」と、ワタシは思いました。
とはいえ「すがりたい」という感情は、
生まれて初めて味わう不思議なものでもありました。
それは、単なる「甘えたい」気持ちとは全く異なるものなのです。
どこが違うかといえば、それはもう“真剣さ”が違います。
本人は死にかかっているワケですから、
文字通り必死=死に物狂いなのです。
しかもワタシの場合、「すがる」ことで救われたいのは
“肉体・カラダ”ではなく、そして“精神”でもない。
それらよりももっともっと深い、
いわば“たましい=魂”というものだったようです。
ソレは、こう叫んでいました。
「自分が正しく、強く“イキテイク”ための“指針”が欲しい」
大海で遭難した船が、“灯台”を捜しているがごとく、です。
ソレは、「自分は一体何のために“イキテイル”のか」
問い直したいという思いでもありました。
もっと言うなら、
「自分という人間が“イキテイテ” 果たして価値のアルモノなのか」
を知りたかったのです。
つまり、ソレは、
「自分が“イキテイル”ことへの価値を見出したい」からであり、
それが明確になれば、
「新たな人生で、たった一人でも“イキテイケル”」
自信が持てると思ったのです。
さらに、魂は叫び続けます。
「ワタシはダンスの先生として、がんばりたいと思っている。
今の自分に残されていることはソレしかないと思っているし、
できるなら、ソコにこそ自分の価値を見出したい」
実際、ワタシにはダンスしかない状態でした。
ところが、
ソレさえもやっていく気力が途絶えてしまいそうになっていたのです。
まさに、危機的状況だったといえます。
何とかギリギリで持ちこたえながら、
わたしは“すがるもの”を捜しました。
必死でした。
そして、見つけたのです。
ソレは意外にもマンションからすぐの場所にアリました。
ソコにたどり着くためのヒントは、“その人”の言葉にありました。
“夜の語らい”でのアル話を思い出したのです。
語らいのタイトルは、
「鎮守(ちんじゅ)の大神(おおかみ)」・・・!?
※助力を求めて頼りとすること
いつも 応援クリック ありがとうございます。
↓ ↓ ↓

とても励みになっています。(ジュンコ)
テーマ別インデックス
さてさて、前号のまとめから。
下記の内容が、ダンスの中で体現できるあなたは、
スーパー・スター!?★○△
どこの世界に行っても、
一流のパォーマンスが可能でしょネ。
そんなあなたとは、どんな人かというと・・・
「強い足腰を使って、
踏ん張り立ってのパフォーンス」
をみごと卒業し、
重力との協調・調和ができる
カラダを手に入れた人
つまり、そのカラダとは
「いかに、重心をラクに次に移すか」
が瞬時に操作可能であり、
「重力エネルギーにしたがって、
バランスを崩す」ことが、恐れずにできちゃう。
すべてのダンス・パフォーマンスを
重力によって倒れようとする力に対する、
復元力(もとの状態に戻すように働く力)
によって行える、究極のか・ら・だ。
具体的に言えば、
ワルツを踊る際、
大きなテイクバック・スウイングから、
ドゥオーンってな、
ジェットコースターに乗ったがごとくの
落差のあるスウイング、
大きなロゥアから、フヮ~ンって浮上。
ライズが継続。
最高の高さのアップ状態で、一瞬、静止・・・
かと思いきや、
また、ドゥオーン。
って感じかナァ。
で、ドナタ様にも、
そのような究極のカラダを手に入れる
第1歩を踏み出していただけるために、
重力に対する復元力のカナメ
カラダの中に作り出す、
Static balance(静的釣り合い)
のお話に入っていくわけだけれど、
その前に、ある人からこんな質問・・・
「『重力エネルギーにしたがって、バランスを崩す』
について、
重力エネルギーとは、
どういうものなのでしょう?
ただ単に“下向きの力”と言うこと、ですか?
重みのあるモノが
下に落っこちるエネルギーってこと・・・?」
お、ベリーグットな質問ね。
コレ、知っておくと良いよ。
なぜって、ダンス・パフォ-マンスの中で、
重力エネルギーってモンを、
「ちゃーんと知って・分かって・納得して」
使えるようになるものね。
てなことで・・・
ジャジャン!!
ダンサーのための カンタン・
物理(ブツリ)の授業
テーマ 「重力エネルギー」
重力って英語で、
グラヴィティ (gravity)
俗にG(ジー)と訳すこともある。
ちなみに、外国のコーチャーのレッスンを受けると、
「gravity」ってワードが、よく出てくるから、
覚えておく方がいいよね。
さて、
物体が受ける重力の大きさを、
その物体の重さ(重量)というんだ。
言い換えれば、
重力とは、重さを生む力なんだ。
で、重力エネルギーとは、
「天体の重力圏内で、物体が持っているエネルギー」
であり
「物体が(天体の中心に向かって)
“落ちていく”エネルギー」
(その天体の中心から)物体が離れているほど、
物体が重いほど、重力エネルギーは大きくなるよ。
次に、エネルギーとは?
って話なんだけど、
このワードは、
このブログの中でもしょっちゅう登場するけれど
エネルギーとはおおざっぱに言えば、
“仕事”ができる能力ってことかな。
(他の物体に対しての、
変形させたりといった“働きかけ”も含む)
と、ここまできたところで、改めまして
重力エネルギーとは?について、具体的にみてみましょ。
「重力エネルギーとは
位置エネルギーである」
そして
「位置エネルギーは
運動エネルギーに変化することができる」
つまりは、
「重力エネルギーは
運動エネルギーに変化することができる」
ウワァ!もろ“物理”よね!?
(実はジュンコ先生もこの辺り、ニガテ・・・汗)
さぁて、意味がわかるかな?
頭の中を整理しながら一つひとつ見て行きましょ。
まず、位置エネルギーとは、
「高い位置にある物体が持っているエネルギー」
具体例・・・
ここに一個のリンゴがあるとしよう。
このリンゴのまんまでも内在された
エネルギー(重み・生命エネルギー)はあるけれど、
でもソレを、
床から2メートルほどの高さに持ち上げたとする。
コレは、
「リンゴに位置エネルギーを与えた」ことになるんだ。
で、この状況を
「リンゴは位置エネルギー=重力エネルギーを持っている」
という。
リンゴと床の距離があればあるほど
重いリンゴ(中が詰まっているのかな?)であればあるほど
リンゴの持っている
「位置エネルギー=重力エネルギーは大きい」
ということなんだ。
ただ、ジッとしていて運動をしていないため、
この時点での
リンゴの運動エネルギーは0(ゼロ)だ。
次に
そのリンゴを床に向かって落とす。
すると、リンゴは落下を始め、つまり運動を始めるんだ。
下に向かうにつれ、加速し、
位置エネルギーは減り、運動エネルギーが増えていく・・・
つまりは、
位置エネルギーが
運動エネルギーに変化していっている
というわけだ。
リンゴが床に到着寸前!
このときリンゴの
落下速度は最大になり、運動エネルギーも最大になる。
で、
高さが0(ゼロ)なので、
位置エネルギーはもう持っていないんだ。
さて、この一連の中で使われた全エネルギーは、
全エネルギー=
位置エネルギー+運動エネルギー
ただし、実際は落下途中、
摩擦や空気抵抗などがあったりするんだけど、
その辺りのことは、チョイややこしくなるんで、
ここではカット!
さて、次回、
この授業のお話をダンスに置き換えていってみよう。
続く 第827話へ
Real Junko Voice
「もう一つの学連物語」
vol.15 ~ 何のために生きているのか ~
「何かにすがりたい※」と、ワタシは思いました。
とはいえ「すがりたい」という感情は、
生まれて初めて味わう不思議なものでもありました。
それは、単なる「甘えたい」気持ちとは全く異なるものなのです。
どこが違うかといえば、それはもう“真剣さ”が違います。
本人は死にかかっているワケですから、
文字通り必死=死に物狂いなのです。
しかもワタシの場合、「すがる」ことで救われたいのは
“肉体・カラダ”ではなく、そして“精神”でもない。
それらよりももっともっと深い、
いわば“たましい=魂”というものだったようです。
ソレは、こう叫んでいました。
「自分が正しく、強く“イキテイク”ための“指針”が欲しい」
大海で遭難した船が、“灯台”を捜しているがごとく、です。
ソレは、「自分は一体何のために“イキテイル”のか」
問い直したいという思いでもありました。
もっと言うなら、
「自分という人間が“イキテイテ” 果たして価値のアルモノなのか」
を知りたかったのです。
つまり、ソレは、
「自分が“イキテイル”ことへの価値を見出したい」からであり、
それが明確になれば、
「新たな人生で、たった一人でも“イキテイケル”」
自信が持てると思ったのです。
さらに、魂は叫び続けます。
「ワタシはダンスの先生として、がんばりたいと思っている。
今の自分に残されていることはソレしかないと思っているし、
できるなら、ソコにこそ自分の価値を見出したい」
実際、ワタシにはダンスしかない状態でした。
ところが、
ソレさえもやっていく気力が途絶えてしまいそうになっていたのです。
まさに、危機的状況だったといえます。
何とかギリギリで持ちこたえながら、
わたしは“すがるもの”を捜しました。
必死でした。
そして、見つけたのです。
ソレは意外にもマンションからすぐの場所にアリました。
ソコにたどり着くためのヒントは、“その人”の言葉にありました。
“夜の語らい”でのアル話を思い出したのです。
語らいのタイトルは、
「鎮守(ちんじゅ)の大神(おおかみ)」・・・!?
※助力を求めて頼りとすること
いつも 応援クリック ありがとうございます。
↓ ↓ ↓

とても励みになっています。(ジュンコ)