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第1回 社交ダンスが上手くなるということ
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第788話の続き

カウント診断結果解説

② なるたけ(カウントが)ブツ切れにならずに、
つながって言うことができるか?
語尾も切れずに伸びがあり、途中、
息が上がって途絶えてしまうこともないか?」
の問いに対し「ハイ」なら、
ダンス・レベルの高い人・・・
ってことをもうチョイ詳しく説明しよう。

ぶっちゃけて言えば、
これってカウント以前の「声」の話、
で、
「ちゃんと

良い声が出せる

=GOODな発声な人は、

ダンス・レベルも高い


(またはソウなる可能性大)!?」
ってこと。
と、こう書けば、
エ~ホンマ?
発声とダンスにそんなにつながりがあるの? 
と、疑問に思われそうだけどね、
実はかなり、深い関係にあるんだな。
ちなみに私、
生徒サンにコンナコトをよく言っているよ。

「熟練したコーチャーは、
生徒サンのカウントを聞くだけで、
その人がドンナ踊りをしているか、
踊り方の癖がつかめるから、
電話での(カウントを言う声を聞くだけで)
レッスン可能なんだよ」
(モチ、私も目指すところだ)

んじゃ、発声とダンス
どうつながりがあるのだろうか?
また、
なぜにつながりがあるんだろう?


ポイントは「呼吸」なんだ。 

声※の基盤となるのは呼吸だ。
※声は肺から出ていく息が、
ノドにある声帯を振動させるコトで発生する

だから良い発声のためには、
呼吸をコントロールする練習が必要なんだ。
(いわゆる、ボイストレーニングでやっているよ)
つまり、
良い発声には、
必ずや良い呼吸活動がある
んだな。
ソレと同じように、
良いダンスにも、
必ずや良い呼吸活動があるモノ
なのだ。

カウントがブツブツ切れるような発声の時は、
呼吸活動がスムーズにできていないんだ。
そんなときのダンスは、
声と同じように、
ブツブツ切れたモンだろうと想像される。
モチロン、その反対に、
(カウントが)ブツ切れずにつながっていて、
語尾も切れずに伸びがあり、
ってな、
GOODな発声でのカウントが言えている場合は、
声と同様、動きにつながりと伸びのアル
良いパフォーマンスがなされているはずだ。

おっと・・・
発声とダンスのつながりに関しては、かなり重要で、
ここでは書ききれないため、
これ以上の説明はまたオイオイね。


カウント診断結果解説

③ 「カウントの分からないフィガーがない
また、カウントを
言い間違えてしまうこともなく最後まで通せる」
ことの重要性は?

どの種目かはさておき、
誰にも、
踊ることはできても、カウントの言えない、
または分からないフィガーって、
あるかもしれないね。
特に女性の方の中には、
「カウント?そんなの覚えられないわ。
カウントなんて知らなくても、
なんとなーく踊れているから問題ないでしょう」
で、チャンチャンな方もいるかもね。
でも、もう一段高いダンスレベルを望むなら、
「踊れる(知っている)フィガーは、
すべてカウントも正しく言える」

を目指して欲しいんだ。
なぜなら、
フィガーを多面的に見つめなおすことができるからだ。
カウントを単なる“数かぞえ”と思わず、
(今回の連載記事を参考にしていただいたりして)
深い意味があるモノなのね、ということを知り、
「どうも上手く踊れないな」ってなフィガーほど
積極的に“カウントが言える”ように
なっていただきたい

そして、発声や言い方・・にこだわってみて欲しいんだ。
新たな発見があり、
苦手意識を克服できる可能性があるよ。


カウント診断結果解説

④ 「カウントを言うことばかりに必死にならず
それほどなストレスもなく、
音楽に乗って気持ち良く踊ることができるか?」
と言う問いに対し、「ハイ」と言えるには。

良いカウントが言える時って、
カウントを言うことそのものに
必死になってはいない状態の時だもんね。
つまり、
カウントは特にがんばらなくても
スラスラ出てくる状態が理想だし、
また、そのようなことができるのが上級者だ。

「正しく言わなきゃ。
シッカリ声を出さなきゃ」
など「~しなきゃ」と、
一生懸命になっている時は必ずや力んじゃうもの。
かえって、言えなくなるし、
目的達成もしにくくなるんだな。 
この場合の目的は、
カウントを言うことではなく
(目的は)良いダンス
(音楽に乗って気持ち良く踊ること)だ。
カウントを言う行為は、あくまで

良いダンスを踊るための

一手段・テクニックに過ぎない


(カウントを言うことで)
ストレスになって、かえって踊りにくい・・・
なんて、ならないようにしなきゃね。
とは、わかっていても
フィガーのカウントが不明解であったり、
言い慣れていなかったりだと、
いざ、言うシーンになれば、
どうしてもがんばってしまいがち。
上記③の気持ちを持って、
自分の知っているフィガーは
できるだけすべてカウントが言える
ように、
日頃から鍛えておきたい。



      続く 第790話へ



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