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ジュンコ先生の

スロー・フォックストロットの

グループレッスン
が続いている。
(グループレッスンの登場人物紹介)


カナちゃんと一緒に踊っていた佐藤さんに
「胸のリキミをとって、
アバラ骨をもっと動かして」
とアドバイス。

「ラテンならともかく、
スタンダードでアバラを動かすなんて
シルエットが崩れてしまう」

という佐藤さんに、

「スタンダードでも、
存分に、

アバラは動かしてOKよ。

特にスロー・フォックストロットで
その練習をして欲しい」

「(シルエットが)崩れて見えるのは、
動かし方が中途半端だから。

もっと、動かしたなら、

崩れて見えなくなる
わ」

と、ジュンコ先生。

「もっと動かすって、
一体、どうやって?」

という田島さんの質問に、
トンデモない答えが返ってきた・・・



ジュンコ先生はニコニコしながら、
「アバラは、

一種の“楽器”よ。

その楽器を操って

聴こえてきた音楽を

体内で演奏し直す
のよ」



みんなは????

佐藤さんなどは
「ナンテことを言う?」
という感じで固まってしまっている。



が、ジュンコ先生はお構いなく話を続ける。
「ソウいうことをみんなができるようになると、
面白いわよ。
同じ音楽で踊っても、
一人ひとりのカラダの中で

“編曲”されて、

その人のカラダを通して

違った音楽となって聴こえてくる


ソレを感じ合い、一緒に踊ることで、
分かち合うのが社交ダンスの最も楽しいところなのよ」


ここでジュンコ先生は、
おもむろにジャズ音楽をかけ、
近くにいたトシ子さんと
サイドステップ・ブルースを踊り始めた。
(第654話参照)


「今、トシ子さんと組んで、
ただステップを踏んでいるだけのように
見えるでしょ?
でも、トシ子さんと私の間には、
お互いのカラダの中から作られた
“独特の音楽”
がある。
ソレを感じ合いながら踊っているの。
私とトシ子さんにしか分からない世界だけれどね」


そして、ジュンコ先生は 
「そうよね?」
という風に、トシ子さんに目配せ。


すると、トシ子さん
「ハイ。
今、確かに“音楽”が聴こえてきます。
とても心地良いです」

と言い、
本当に気持ち良さそうに目を閉じ始めた。



みんなはキョトンとして見守っている。



ジュンコ先生は踊りながら
「でもね、
私が自分の胸に力を入れて、
アバラの動きを止めてみると・・・」


すると、トシ子さん
「あ」
と、言って、
今までウットリしたように
閉じていた目をパッと見開き、
「音楽が・・・聴こえなくなりました。
シーンとしています」



ジュンコ先生は言う。
「(アバラ骨は)腕や足の骨と違って、
軟骨があるおかげで伸縮自在
アバラがグニュグニュ動くようになると、
あらゆる音楽を奏でることができるようになるわ」

「ただし、演奏するのは、アバラだけではなく、
胴体のあらゆる部位だけれどね。
インナーマッスルや骨格総動員の、
まさに

オーケストラ状態(笑)」



と、佐藤さんは
「ウーン、体験してみないと、
よくわかりませんなぁ」

と解せない様子だ。


ケイコさんも
「ジュンコ先生だからできるのであって、
私たちには無理じゃないんですか?」

と、消極的だ。



「みんなにもモチロンできるようになるわ。
さっそく、体験してみましょう」



      続く 第779話へ



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