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エクササイズ&プラクティス集へ




“カタチから入る”
ビジュアル(視覚)重視のダンス姿勢
ではなく、
音楽というエネルギーと
床からの反作用エネルギーという

“内容から入る”

聴覚&触覚重視のダンス姿勢


をみんなで作ろうとジュンコ先生。
その具体的方法とは・・・


ジュンコ先生はみんなに言った。
「さぁ、これから私が言うとおりの
イメージをしてみてね。
ただし、慣れないと思うので
最初はちょっと難しいわよ」

そして、スロー・フォックストロットの
いつものジャズ・ミュージックをスタート。


♪♪♪♪~


その曲をバックに、
ジュンコ先生が出した指示は・・・


あなたも一緒にトライしてみよう。

聴覚&触覚重視の

ダンス姿勢を作るプラクティス



最初に、

① 床からの反作用エネルギーを

取り込んでいこう


自分の立っている床を足の裏で感じて※みて。
そして足の裏全体がコンセントみたいになって、
床にそのコンセントを差し込む感じをイメージ。 
そしてソコから
エネルギーが上がってくる様子をイメージする。
※足裏と床の接触感覚が大切だ。
普段から、セルフ足裏クリニカルマッサージなどで
足裏に手で触れ、
感度を上げておくといいね。

(第465話参照)


② 足裏から上がってくる

エネルギーを誘導する


両足から腰、胴体へ上がってくるイメージを。
そして、背筋に沿って上がってきて、
肩甲骨辺りで3方向に分かれる。
一つはまっすぐ首から頭へ。
残り二つは両肩甲骨より、左右の腕、そして各指先へ。


③ 頭のてっぺん(上)からも

エネルギーを取り込んでいく


床からの反作用エネルギーとは反対方向の、
天からのエネルギーも取り込んでいくよ。
頭のてっぺん遠くより、まっすぐ(頭のてっぺんに)
エネルギーが下りてくるのを感じる。
エネルギーのシャワーを浴びるように、
カラダの中にそのエネルギーを取り込んでいくよ。
①②③の感覚の精度が上がったものが、
センター感覚だ。
(第29話参照)
また
「下は地球の中心に引っ張ってもらい、
上は天からぶら下がった状態」

いわば
「天地と一体になった究極の状態」だ。


④ 自分の周囲のエネルギーを

感じてみる


③までが(大体)できたならば、
カラダ全体もエネルギーのようなものに
包まれているのを感じるだろう。

ココまでだけでも、
マァそれなりの練習を要するでしょう。
イメージ力・感受力・インナーマッスルの成長・・
さまざまなモノが必要だ。
だから、すぐに完璧にできなくとも全然大丈夫。
モチロン練習を積むことで、
実感の精度も増してくる。


いよいよ、

⑤ 音楽エネルギーを取り込んでみよう

音楽の波(エネルギー)は、
今教室の空間いっぱいに漂っている。
両腕を左右に広げ、ソレを感じてみる。


⑥ 音楽エネルギーを集めてくる

空間いっぱいに広がっている
音楽エネルギーを、
自分の懐(ふところ)に抱いてくるような感じで、
両腕をユックリ閉じてくる。
このとき、
静かに息を吐くようにすると感じやすいかも。
目を軽く閉じてもいい。
上手く音楽エネルギーが集まってきたなら、
腹部がキューッと締まってくる感覚、
頭は、スーッと高い位置にある感覚だろう
そして、周囲の雑音が静かになり、

音楽がクリアに聴こえてくるハズだ。

このときとっている体勢が今の時点で目指べき
ダンス姿勢だ。

以上がなんとなくできたなら、
誰かとペアになって、


⑦ 集めてきた音楽エネルギーを

一緒に踊る相手と共有する


二人で向かい合って立ち、両手を取り合い、
上記⑤・⑥をやってみよう。
向かい合う二人で、
音楽エネルギーを大切に
閉じ込めている感じがするだろうか?
音楽は鮮明に聴こえるだろうか?
また、その音楽は心地よいものだろうか?
ん? 何か踊りたくなってきた? 
サイド・ステップ・ブルースでも、
(第654話参照)
スロー・フォックストロットでもなんでもOK。
レッツ・ダンス!!
きっと上手く踊れるよ・・・な気分に違いない。



「さぁ、どうかしら?
音楽が心地よく聴こえてきたカナ?」
とジュンコ先生。

「このときの
(音楽が心地よく聴こえるときの)体勢が、
あなたにとってベストなダンス姿勢なの」

「つまり目指す正しいダンス姿勢とは、

『今、音楽が聴こえている』

その時の姿勢そのもの
なの」



グループレッスンのみんなも
プラクティスに挑戦してみているが・・・



      続く 第776話へ



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