初めての方へ
目次 テーマ別インデックス
エクササイズ&プラクティス集へ
音楽の人体への影響の中で、
ダンサー諸君が知っておいたほうがベターよ、
なモノ
最後を飾りましては、
その3
音楽は筋肉の緊張を和らげ
身体の動きと調和を高める
言い換えれば、
音楽は運動・身体能力を高める
ってこと。
サラリ言ってるけど、コレ、すごいことだよ。
なぜって、音楽を聴くだけで
「おぉっ!キミ、良い動きするねぇ。
運動神経が良いんだね」
な人間になれるってことなんだもん。
途端に、ウソォ、ホンマぁ?って声が聞こえそう。
でも、モチ、マジな話
この原理がわかると、
社交ダンス上達を願う人々にとって、
どれほど音楽が大切か
ということが
納得していただけるだろうね。
と、同時に、
数あるダンステクニックの中でも
音楽を“聴く”テクニックが
どんだけぇ重要であるか、
そんでもって実は、
聴力開発こそが
ダンス上達のカナメであるっていっても、
「さもありなん!!=もっともである」と、
うなずいていただけるはずなんだ。
しかし、なぜ音楽を聴くと、
「筋肉の緊張を和らげ
身体の動きと調和を高める」
ってな、素晴らしい状況を生むんだろうね?
と、問われると、
さぁ、どう答える?
「そりゃぁ、
音楽はリラックス効果があるからでしょ?
アルファ波が出て、
脳内麻薬のエンドルフィンが出て・・」
とかって、お勉強したばかりのことを
答える方もいらっしゃるかも。
答えは・・・ソレもアリなんだけど、
もっと
決定的なモノがあるんだよ。
そう、答えは
耳そのものの役割にあるんだ。
(第525話参照)
耳の役割は、
聴く・聞くといった聴覚的だけなもんにあらず、
動きの調整
という重大なお役目もあるんだな。
ってことは、シンプルに考えれば
「耳=聴覚が発達すれば、
一緒に、動きの調整能力も上がる」
ってことなんだ。
このことは、
大昔、脊椎動物が誕生して間もない頃からの
進化にもちゃーんと現れているって言うよ。
どういうことかというと、
魚から爬虫類へ、
そして、
鳥から哺乳類、人間へと進化する過程で、
“耳”も一緒に進化を遂げてきたって話なんだ。
人間が重力下の元、
思いのまんまに、
前後・左右・上下に動くことができるのも、
メッチャ“耳”のおかげだってことなんだ。
聴覚神経は、
骨髄(こつずい)や
脳幹(のうかん)ってところを通じて、
カラダのあらゆる筋肉と結びついているという。
だから、音は筋肉の緊張、
平衡、柔軟性に直接影響を与える。
それだけにととどまらないぞ。
さらに細やかに調べてみると、
なんと、カラダのほぼすべての器官を調整、
管理、形成している!?ってほどに
人体に対する耳の影響力は絶大
なことが分かってくるんだな。
以前紹介した
音楽療法の世界的権威、
「音のアインシュタイン」
アルフレッド・トマティス氏(仏)の言葉を借りれば
「人体は、
言語や音楽といった音の発信源と一緒に
振動する受信アンテナです。
だから、より良く受信できるような
(言い換えれば、良く聴こえるよう)
姿勢が大事なのです」
さぁさぁ、ダンサー諸君、
ココからが大切な話ですぞ。
トマティス氏のお話をマジに受け取れば
「ダンスの時の良い姿勢の定義」
が、変わっちゃうってこと。
で、
ダンスが真に上手くなる理由、
反対に、
どんなにがんばっても、アル程度しか
ダンスが上手くならない理由が、
こんなところにあるようで。
言ってること、わ・か・るかな?
続きは次回。
続く 第771話へ
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とても励みになっています。(ジュンコ)
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身体の動きと調和を高める
言い換えれば、
音楽は運動・身体能力を高める
ってこと。
サラリ言ってるけど、コレ、すごいことだよ。
なぜって、音楽を聴くだけで
「おぉっ!キミ、良い動きするねぇ。
運動神経が良いんだね」
な人間になれるってことなんだもん。
途端に、ウソォ、ホンマぁ?って声が聞こえそう。
でも、モチ、マジな話
この原理がわかると、
社交ダンス上達を願う人々にとって、
どれほど音楽が大切か
ということが
納得していただけるだろうね。
と、同時に、
数あるダンステクニックの中でも
音楽を“聴く”テクニックが
どんだけぇ重要であるか、
そんでもって実は、
聴力開発こそが
ダンス上達のカナメであるっていっても、
「さもありなん!!=もっともである」と、
うなずいていただけるはずなんだ。
しかし、なぜ音楽を聴くと、
「筋肉の緊張を和らげ
身体の動きと調和を高める」
ってな、素晴らしい状況を生むんだろうね?
と、問われると、
さぁ、どう答える?
「そりゃぁ、
音楽はリラックス効果があるからでしょ?
アルファ波が出て、
脳内麻薬のエンドルフィンが出て・・」
とかって、お勉強したばかりのことを
答える方もいらっしゃるかも。
答えは・・・ソレもアリなんだけど、
もっと
決定的なモノがあるんだよ。
そう、答えは
耳そのものの役割にあるんだ。
(第525話参照)
耳の役割は、
聴く・聞くといった聴覚的だけなもんにあらず、
動きの調整
という重大なお役目もあるんだな。
ってことは、シンプルに考えれば
「耳=聴覚が発達すれば、
一緒に、動きの調整能力も上がる」
ってことなんだ。
このことは、
大昔、脊椎動物が誕生して間もない頃からの
進化にもちゃーんと現れているって言うよ。
どういうことかというと、
魚から爬虫類へ、
そして、
鳥から哺乳類、人間へと進化する過程で、
“耳”も一緒に進化を遂げてきたって話なんだ。
人間が重力下の元、
思いのまんまに、
前後・左右・上下に動くことができるのも、
メッチャ“耳”のおかげだってことなんだ。
聴覚神経は、
骨髄(こつずい)や
脳幹(のうかん)ってところを通じて、
カラダのあらゆる筋肉と結びついているという。
だから、音は筋肉の緊張、
平衡、柔軟性に直接影響を与える。
それだけにととどまらないぞ。
さらに細やかに調べてみると、
なんと、カラダのほぼすべての器官を調整、
管理、形成している!?ってほどに
人体に対する耳の影響力は絶大
なことが分かってくるんだな。
以前紹介した
音楽療法の世界的権威、
「音のアインシュタイン」
アルフレッド・トマティス氏(仏)の言葉を借りれば
「人体は、
言語や音楽といった音の発信源と一緒に
振動する受信アンテナです。
だから、より良く受信できるような
(言い換えれば、良く聴こえるよう)
姿勢が大事なのです」
さぁさぁ、ダンサー諸君、
ココからが大切な話ですぞ。
トマティス氏のお話をマジに受け取れば
「ダンスの時の良い姿勢の定義」
が、変わっちゃうってこと。
で、
ダンスが真に上手くなる理由、
反対に、
どんなにがんばっても、アル程度しか
ダンスが上手くならない理由が、
こんなところにあるようで。
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