2009.02.11 (第750話)社交ダンスが教えてくれたこと vol.7 外なる神・内なる神
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社交ダンスが教えてくれたこと 人間美学そして哲学vol.7
外なる神・内なる神
最高のコーチャーは自分自身!? ⑳
さぁ、前回のクイズの答えだよ。
インナー・コーチャーの“偉大な先生”。
ブログ愛読者のあなたなら、
「そんなモン、簡単ですよ。
あれ、アレでしょ」
って、
すぐにポンと言葉が浮かんだんじゃないかな?
正解はそう・・・
重力、1Gだ。
あなたが地球から落っこちないように、
まっすぐ中心に向かって引っ張る力だ。
逃れることができない圧倒的な力、絶対的な仕組み
ソレはいわば、
コーチャーというよりゴッド・・・つまり
神の名にふさわしいモン。
その
外なる神と呼応して、
内なる神
つまり、私たちの
人体の摂理・仕組み・システムはアルんだよね。
インナー・コーチャーは、
外なる神の基準を大前提に
外なる神と内なる神が
対立しないように
さらには
外なる神の力を活かすことで
内なる神の働きが最高にできる
ように、
常に働きかけてくれているものなんだ。
ホラ、今だって・・・
なんて言われても、
もう当たり前すぎてピンとこないだろうけどね。
それに、
重力の支配を受けないカラダって
どんなだろうと想像しても、
コレまた宇宙旅行にでも行かない限り
ドンなもんかわかんない。
で、
「重力があるから、
カラダに負担がかかるんでしょ?
骨格がゆがんだり、筋肉が圧迫されたり。
ダンスだって、カラダが重くなって、
すぐに下に落っちゃうから思うように踊れない。
重力のない宇宙なら、
カラダが浮くことができるんだもん、
軽々と、
ラクーにダンスできるんじゃないかしら」
なんて言いだしたりしてね。
でも、そーはナカナカいかないんですよ。
なぜなら、
私たちの人体はもともと地球重力(1G)の下で、
筋肉や骨格、内臓や脳神経を発生、
適応進化してきたからモンだから。
重力がないと、
途端にダメージがいっぱい出てくる。
そう、
人体には、重力の荷重が必要なんだ。
だってね、興味深いことに、
宇宙飛行士の職業病に
“腰痛”がアルんだよ。
どうしてかというと、
無重力状態では
地球の中心(地)に向かう
力=秩序がなくなるから。
骨と骨の接合部である関節の骨と骨が
離ればなれ※のバーラバラになるんだって。
それが関節の潤滑不全になっちゃって、
腰痛になるらしい。
※脊椎、1個1個の間隔が広がって、
背がなんと3センチから7センチも高くなるらしい。
骨格自体が不安定になるんだよね
日頃、私たちも同じような経験をしているよ。
休日に長寝※をして腰を痛くした経験ってない?
コレは寝ている時間が長いほど、
骨の並びが乱れて腰が痛くなるから。
※寝るカッコウは重力から解放されやすいから
いわば、
たくさんのコインを積み上げると
安定した円柱になるけど、
横にするとバラバラになってしまう、
このコインを背骨に置き換えると・・・
ね、わかるでしょ?
で、(起きたてで)腰が痛くても
起きて歩いているうちに楽になるのは、
重力の影響で
背骨が徐々に安定するからなんだ。
さぁ、ここからが大切だよ。
ダンスだって同じこと!
重力の元で踊りやすいように作られているんだ。
というか、
重力という外なる神と
仲良しになったとき
(あなたの、リーダーorパートナーと
仲良くなることではなく、
ってところがキモだよ)
最高のパフォーマンスが
出来るように仕組まれていると、
理解して欲しい。
最高のパフォーマンス・・・言い換えれば、
ナチュラルダンスだ。
ソレを目指すためには、
インナーコーチャーのガイダンスが必要。
イヤ、それに(ガイダンスに)信頼を持てるような、
ココロとカラダさえも、
ダンスの中で育てていかなきゃなんないけどね。
もう一度言おう。
インナー・コーチャーのガイダンスを
正しく聴き取るには
インナー・コーチャー自体が
ソレを絶対的な神と仰ぐ、
重力ってモンと対立してはならない。
(たとえ、あなたの
アウター・コーチャーと対立しても、
ってところがミソ)
また、
その
「重力方向=基準方向という秩序」を
カラダでもって理解していく道と、
ガイダンスを正しく受け取っていく道
は一緒だってこと。
を、ココロしておいて欲しいんだ。
でないと、
ナチュラル“もどき”ダンスから
脱出できる術はない・・・
続く 第751話へ
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あなたが地球から落っこちないように、
まっすぐ中心に向かって引っ張る力だ。
逃れることができない圧倒的な力、絶対的な仕組み
ソレはいわば、
コーチャーというよりゴッド・・・つまり
神の名にふさわしいモン。
その
外なる神と呼応して、
内なる神
つまり、私たちの
人体の摂理・仕組み・システムはアルんだよね。
インナー・コーチャーは、
外なる神の基準を大前提に
外なる神と内なる神が
対立しないように
さらには
外なる神の力を活かすことで
内なる神の働きが最高にできる
ように、
常に働きかけてくれているものなんだ。
ホラ、今だって・・・
なんて言われても、
もう当たり前すぎてピンとこないだろうけどね。
それに、
重力の支配を受けないカラダって
どんなだろうと想像しても、
コレまた宇宙旅行にでも行かない限り
ドンなもんかわかんない。
で、
「重力があるから、
カラダに負担がかかるんでしょ?
骨格がゆがんだり、筋肉が圧迫されたり。
ダンスだって、カラダが重くなって、
すぐに下に落っちゃうから思うように踊れない。
重力のない宇宙なら、
カラダが浮くことができるんだもん、
軽々と、
ラクーにダンスできるんじゃないかしら」
なんて言いだしたりしてね。
でも、そーはナカナカいかないんですよ。
なぜなら、
私たちの人体はもともと地球重力(1G)の下で、
筋肉や骨格、内臓や脳神経を発生、
適応進化してきたからモンだから。
重力がないと、
途端にダメージがいっぱい出てくる。
そう、
人体には、重力の荷重が必要なんだ。
だってね、興味深いことに、
宇宙飛行士の職業病に
“腰痛”がアルんだよ。
どうしてかというと、
無重力状態では
地球の中心(地)に向かう
力=秩序がなくなるから。
骨と骨の接合部である関節の骨と骨が
離ればなれ※のバーラバラになるんだって。
それが関節の潤滑不全になっちゃって、
腰痛になるらしい。
※脊椎、1個1個の間隔が広がって、
背がなんと3センチから7センチも高くなるらしい。
骨格自体が不安定になるんだよね
日頃、私たちも同じような経験をしているよ。
休日に長寝※をして腰を痛くした経験ってない?
コレは寝ている時間が長いほど、
骨の並びが乱れて腰が痛くなるから。
※寝るカッコウは重力から解放されやすいから
いわば、
たくさんのコインを積み上げると
安定した円柱になるけど、
横にするとバラバラになってしまう、
このコインを背骨に置き換えると・・・
ね、わかるでしょ?
で、(起きたてで)腰が痛くても
起きて歩いているうちに楽になるのは、
重力の影響で
背骨が徐々に安定するからなんだ。
さぁ、ここからが大切だよ。
ダンスだって同じこと!
重力の元で踊りやすいように作られているんだ。
というか、
重力という外なる神と
仲良しになったとき
(あなたの、リーダーorパートナーと
仲良くなることではなく、
ってところがキモだよ)
最高のパフォーマンスが
出来るように仕組まれていると、
理解して欲しい。
最高のパフォーマンス・・・言い換えれば、
ナチュラルダンスだ。
ソレを目指すためには、
インナーコーチャーのガイダンスが必要。
イヤ、それに(ガイダンスに)信頼を持てるような、
ココロとカラダさえも、
ダンスの中で育てていかなきゃなんないけどね。
もう一度言おう。
インナー・コーチャーのガイダンスを
正しく聴き取るには
インナー・コーチャー自体が
ソレを絶対的な神と仰ぐ、
重力ってモンと対立してはならない。
(たとえ、あなたの
アウター・コーチャーと対立しても、
ってところがミソ)
また、
その
「重力方向=基準方向という秩序」を
カラダでもって理解していく道と、
ガイダンスを正しく受け取っていく道
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