初めての方へ
目次 テーマ別インデックス
エクササイズ&プラクティス集へ
特別シリーズ
社交ダンスが教えてくれたこと 人間美学そして哲学vol.7
4位 腸骨筋
5位 肋間筋の重要性
最高のコーチャーは自分自身!? ⑪
社交ダンサー的
インナー(内部)コーチャーの
優先順位
ねぇ、ドレに注目!?
筋肉の注目度、優先順位
ベスト6・7・8位の発表だ。
6位 骨盤用吊りバンド筋
腰方形筋(ようほうけいきん)
(第395話参照)
7位 “気をつけ!”姿勢筋
菱形筋(りょうけいきん)
(第62・477・481話参照)
8位 天然の美・ネックレス筋
胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとっきん)
(第590・591・592話参照)
腰・肩・首という重要3パーツの働きを
担っている筋肉が最後に登場だ。
この3パーツって、
カラダの中でコリやすく、
ゆえに故障・不調も多くなりがちな箇所なのよね。
具体的には
腰方形筋・・・ぎっくり腰など腰痛
菱形筋・・・(重度の)肩コリ
胸鎖乳突筋・・・首のコリ・頭痛
また、ダンサーの私たちにとっても、
腰・肩・首って、
メチャ
酷使しがちで痛めやすいパーツ
であるため、
ケアが必要だね。
じゃ、
腰方形筋の役割を・・・
もともとは、
カラダを横に曲げる(側屈)ための筋肉なんだけど、
特にダンス的な役割をあげてみよう。
1.骨盤を上半身から吊るコトで、
腰を伸ばす・腰の位置を高くする
大腰筋との“ダブルの吊り筋肉操作”で
運動が切れずにスムーズに
→腰方形筋は大腰筋と似ている。
おおざっぱに言えば、大腰筋、腰方形筋ともに
上半身部位から下半身部位を吊り上げている筋肉で、
吊り上げている場所がともに
胸椎の12番目辺り(つまりみぞおち辺り)
オマケにどちらも腰椎にくっついている。
ちなみに、大腰筋は大腿骨、
腰方形筋は骨盤を吊ってるんだけどね。
すきまなく重力パワーが降り注ぐ中での
パフォーマンスをできるだけスムーズにするには
“ダブルの吊り筋肉操作”をぜひ手に入れたいもんだ。
「1歩1歩、シッカリ踏みしめる」のではなく、
「上から吊ってもらって、スイスイいきましょ」
2.(他の筋肉との相互作用で)
腹式呼吸の補助・体幹安定の役割
“存在感がある”人、
“腰の座った安定感のある”人になる
→腰方形筋がくっついている12番目の肋骨には、
腰方形筋のほかに横隔膜もくっついており、
その横隔膜と連動で腹式呼吸の際の補助としての
機能もあるんだな。
この腰方形筋使用の腹式呼吸は、
さまざまなダンスシーンで有効に働くよ。
(第486話 ガマク操作として紹介)
また、アノ腹横筋とも連動しており、
体幹をしっかりと安定させる働きがある。
お次は、
菱形筋の役割をまとめておこう。
本来は肩甲骨を脊柱の方に引っ張る・・・
即効で姿勢が良くなる!?な筋肉だけど
大腰筋との連動でみていくってことが
ダンス的にはよりGOODかな。
1.菱形筋&大腰筋の対角連動操作
(コントラ・ラテラル)パフォーマンス
上半身と下半身の連動
カラダの右側と左側の対角的な連動が
スムーズに
→ダンサーにとって
“手と足の連動・カラダの左右の使い分け”が
できるようになるってことはデカイ!
CBMなどの対角線テクニックの実践が
分かりやすくなるね。
また、上半身の動きを通し、
下半身に“柔らかさ”を伝えたり、
下半身の“強力なパワー”を上半身に
伝えることができるようになる。
2.菱形筋と大腰筋の連動操作による
姿勢矯正
バスト・アップ&ヒップ・アップが手に入り、
ダンサー体型に。ダンス力もアップ
→メリハリ・ボディになるだけではなく、
動きのバランスも良くなる。
つまりダンス自体が良くなるんだ。
姿勢というカタチをつくるのではなく、
動くことで姿勢を作っていく方式。
どんな動きかって言うのが、
大腰筋と菱形筋の上記2つ
(上半身&下半身・左&右)の連動だ。
連動が繰り返されることで、筋肉は育ち、
やがて美的GOODなダンス姿勢は作られていくのだ。
時間は少々かかっても一石ナン鳥モノ効果アリ。
最後は、
胸鎖乳突筋の役割だ。
1.頭・首を安定させる
美しい長い首・静かな頭に
→きれいに胸鎖乳突筋が見える首元・・・
ソレだけで、ダンサーシルエットとしては
うれしいものなんだな。
しかし、この筋肉のリキミは禁物。
頭を高く保ち続けることを、
この筋肉に無理強いせずにできるようになるには、
全身の身体操作自体のレベルアップを図りたいものだ。
頭を無理なく高いところに、
真に支えることができたとき、
身体機能は100%可能になる
って言うくらいにスゴイモンだからね。
次回は、ようやく、
骨の優先順位の発表だよ~。
続く 第742話へ
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優先順位
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ベスト6・7・8位の発表だ。
6位 骨盤用吊りバンド筋
腰方形筋(ようほうけいきん)
(第395話参照)
7位 “気をつけ!”姿勢筋
菱形筋(りょうけいきん)
(第62・477・481話参照)
8位 天然の美・ネックレス筋
胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとっきん)
(第590・591・592話参照)
腰・肩・首という重要3パーツの働きを
担っている筋肉が最後に登場だ。
この3パーツって、
カラダの中でコリやすく、
ゆえに故障・不調も多くなりがちな箇所なのよね。
具体的には
腰方形筋・・・ぎっくり腰など腰痛
菱形筋・・・(重度の)肩コリ
胸鎖乳突筋・・・首のコリ・頭痛
また、ダンサーの私たちにとっても、
腰・肩・首って、
メチャ
酷使しがちで痛めやすいパーツ
であるため、
ケアが必要だね。
じゃ、
腰方形筋の役割を・・・
もともとは、
カラダを横に曲げる(側屈)ための筋肉なんだけど、
特にダンス的な役割をあげてみよう。
1.骨盤を上半身から吊るコトで、
腰を伸ばす・腰の位置を高くする
大腰筋との“ダブルの吊り筋肉操作”で
運動が切れずにスムーズに
→腰方形筋は大腰筋と似ている。
おおざっぱに言えば、大腰筋、腰方形筋ともに
上半身部位から下半身部位を吊り上げている筋肉で、
吊り上げている場所がともに
胸椎の12番目辺り(つまりみぞおち辺り)
オマケにどちらも腰椎にくっついている。
ちなみに、大腰筋は大腿骨、
腰方形筋は骨盤を吊ってるんだけどね。
すきまなく重力パワーが降り注ぐ中での
パフォーマンスをできるだけスムーズにするには
“ダブルの吊り筋肉操作”をぜひ手に入れたいもんだ。
「1歩1歩、シッカリ踏みしめる」のではなく、
「上から吊ってもらって、スイスイいきましょ」
2.(他の筋肉との相互作用で)
腹式呼吸の補助・体幹安定の役割
“存在感がある”人、
“腰の座った安定感のある”人になる
→腰方形筋がくっついている12番目の肋骨には、
腰方形筋のほかに横隔膜もくっついており、
その横隔膜と連動で腹式呼吸の際の補助としての
機能もあるんだな。
この腰方形筋使用の腹式呼吸は、
さまざまなダンスシーンで有効に働くよ。
(第486話 ガマク操作として紹介)
また、アノ腹横筋とも連動しており、
体幹をしっかりと安定させる働きがある。
お次は、
菱形筋の役割をまとめておこう。
本来は肩甲骨を脊柱の方に引っ張る・・・
即効で姿勢が良くなる!?な筋肉だけど
大腰筋との連動でみていくってことが
ダンス的にはよりGOODかな。
1.菱形筋&大腰筋の対角連動操作
(コントラ・ラテラル)パフォーマンス
上半身と下半身の連動
カラダの右側と左側の対角的な連動が
スムーズに
→ダンサーにとって
“手と足の連動・カラダの左右の使い分け”が
できるようになるってことはデカイ!
CBMなどの対角線テクニックの実践が
分かりやすくなるね。
また、上半身の動きを通し、
下半身に“柔らかさ”を伝えたり、
下半身の“強力なパワー”を上半身に
伝えることができるようになる。
2.菱形筋と大腰筋の連動操作による
姿勢矯正
バスト・アップ&ヒップ・アップが手に入り、
ダンサー体型に。ダンス力もアップ
→メリハリ・ボディになるだけではなく、
動きのバランスも良くなる。
つまりダンス自体が良くなるんだ。
姿勢というカタチをつくるのではなく、
動くことで姿勢を作っていく方式。
どんな動きかって言うのが、
大腰筋と菱形筋の上記2つ
(上半身&下半身・左&右)の連動だ。
連動が繰り返されることで、筋肉は育ち、
やがて美的GOODなダンス姿勢は作られていくのだ。
時間は少々かかっても一石ナン鳥モノ効果アリ。
最後は、
胸鎖乳突筋の役割だ。
1.頭・首を安定させる
美しい長い首・静かな頭に
→きれいに胸鎖乳突筋が見える首元・・・
ソレだけで、ダンサーシルエットとしては
うれしいものなんだな。
しかし、この筋肉のリキミは禁物。
頭を高く保ち続けることを、
この筋肉に無理強いせずにできるようになるには、
全身の身体操作自体のレベルアップを図りたいものだ。
頭を無理なく高いところに、
真に支えることができたとき、
身体機能は100%可能になる
って言うくらいにスゴイモンだからね。
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