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特別シリーズ 
社交ダンスが教えてくれたこと 人間美学そして哲学vol.7 

4位 腸骨筋

5位 肋間筋の重要性


最高のコーチャーは自分自身!? ⑩


社交ダンサー的

インナー(内部)コーチャーの

優先順位

ねぇ、ドレに注目!?



筋肉の注目度、優先順位 
ベスト4・5位の発表だ。

4位 達人の筋肉 

腸骨筋(ちょうこつきん) 
(第183202話参照)

5位 偉大なる呼吸筋 

肋間筋(ろっかんきん) 
(第64話参照)

さぁて、正解だったかな?

(べスト2・3位の)
腹部&背中のインナーマッスルによって
背骨の安定・活性化を図った後は、
(第739話参照)

骨盤と胸郭(きょうかく・・・アバラに囲まれた部位)

という、

骨の集合体である

“2大ボックス部分”


インナーマッスルに注目しよう
というわけ。

で、今回は、
(骨盤にくっついている)

腸骨筋

(アバラにくっついている)

肋間筋について

お互いに存在する位置は結構離れているし、
一見あんまり関係なさそーなんだけど、
意外やリンクする働きをしているんだよ
・・・ってところから、
その注目するべき点をみておこう。

まず、

良好&美形な姿勢を作るためには、

骨盤並びに胸郭の安定・活性化が
非常に重要
だよってこと。
で、もちろん
骨盤の安定、活性化をになっているのが、

腸骨筋

胸郭の安定、活性化にがんばっているのが、

肋間筋

ってワケなんだよね。
(ちなみに腸骨筋は、
骨盤を形成する腸骨・・・ゾウさんの耳のような
左右の骨の内側の一面を覆うように
腸骨と同じようなカタチで位置する、
いわば“骨盤内筋肉”で
肋間筋は、アバラの間をスキマなく埋めている、
いわば“胸郭形成筋肉”だ)

骨盤に何か問題がアルと、
決まって胸郭にも、
その“トバッチリ”がやってくる。
またその反対のケースもアルんだ。
そう・・・歪んだりするわけ。
コレは、
背骨を通してつながっているからだけど。
この悪い “連鎖連動”を防ぐにも、
(骨盤をほぐす・アバラを緩めるなどをして)
腸骨筋と肋間筋共のリキミをとることが重要だ。

また、

骨盤と胸郭は表現の場

としてもつながりがある。
骨盤・・・ヒップ・アクション
胸郭・・・チェスト・アクションなど 
骨がいっぱいアル部位だから、
それぞれに色々表現可能なわけ。
で、
これまた、背骨のつながりから来るものだけど
骨盤の動きが良くなるにつれて
アバラのアクションも良くなってくるってこと。
(背骨を通しての)揺れがGOODになり、
動きが途切れなくなってくるんだ。

また、腸骨筋は、

脚・足の表現にも大いに関わっている。

なぜなら、
腸骨筋はアノ大腰筋と
協働※し、大腿骨を吊り上げているから。
(大腰筋は背骨から、腸骨筋は腸骨から吊っている)
脚・足を無理に使わずしての
“脚・足”のパフォーマンス
のための、
(大腰筋同様)ムッチャ重要な筋肉なんだ。
※大腰筋とあわせて
“腸腰筋(ちょうようきん)”と言われている。


一方、肋間筋は、

腕・手の表現と深くかかっている。

なぜって、
肋骨と鎖骨が胸骨を通してくっついているからね。

手と足の表現の連動のためにも、
常に、両筋肉がほぐれ、
が自由に動ける状況でありたい。

最後に、コレは
肋間筋の特有の働きだけど、

呼吸の機能をもっている

ブログ内でも触れたことはあるけれど
(第5664話参照)
ただ、このあたりの話については、
話し出すとチョイややこしいところもあるから、
詳しくはまたオイオイね、
で、ココでの説明は控えマス。
ザッと言えば、

胸式呼吸のときに使用する筋肉なんだな。

ダンスの中では、
メッチャ利用価値大!な話はまたいずれ・・・

次回は“筋肉番付け!?”のラスト
6・7・8位の発表だ。



      続く 第741話へ



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