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エクササイズ&プラクティス集へ
特別シリーズ
社交ダンスが教えてくれたこと 人間美学そして哲学vol.7
なぜ、インナー(内部)コーチャーと
出会えないの?
最高のコーチャーは自分自身!? ⑤
カラダの中の
高感度センサー・高性能な防衛装置である
インナー(内部)コーチャー
前回、それに出会うための
モロモロをお伝えしたんだけれど。
今日は、
「いくらがんばってもダメ、
出会う気がしない」
という方への、提言だ。
実は、
インナー(内部)コーチャーに出会うための
真のポイントは、
「どうやったら出会えるのか?」
と一生懸命になったり、
とんでもなくがんばったり・・
というモンではなく、
つまり、ナニかを加算することで
出会えるのではなく、
多くは引き算
(力を抜く・意志を持ちすぎないなど)
または
意識の転換にアリなんだ。
出会いを妨げている
原因を知り、
ソレを
改善していくことで、
誰もがナチュラルに出会えるってこと。
だって、
ダンスがなかなか上達しない人には
先生がいないのか?
というとそうではないモンね。
色んな原因で、先生、つまり装置との
連絡が上手く取れていないだけなんだ。
ではその原因を探ってみよう。
① 最初の願望のインプットのときから
混乱している場合
例えば、
「ダンスが上達したい」ということと
「健康になりたい」「人に優しく・誠実でいたい」
を一緒にインプットしたとする。
これはOK。
インナー(内部)コーチャーは指令が出しやすい。
なぜなら、
もともと最初から人体の中に入っている
普遍的・本質的願望や人体の生存に関する
願望に反しないからだ。
(第734話参照)
でも、
「ダンスが上達したい」
+
「競技会で成績を上げたい」
「見た目にカッコよく踊りたい」
「人から上手と思われたい」
・・をインプットしたらどうなるだろうか?
ウーンこれは難しい。
なぜって
「健康に良いダンス」と
「見た目のカッコよさ」は、
即つながってはいないモンね。
だからどちらを先に優先させるか?
ということになっちゃう。
結果、
インナー(内部)コーチャーは
混乱をきたしてしまい、
的確な導きが得られないんだ。
また、
自分にふさわしくない、
自分らしくない願望を選択し、
インプットしちゃってる場合も、
上手い具合にコーチャーとの出会いが果たせない。
っていうか、
ダンスが一向に上達しないんだな。
でもコレは、角度を変えてみれば、
コーチャーと出会ってるんだけどね。
どういうことかといえば、
「競技で勝ちたい!」
とがんばっていても、
競技選手という道が
あなた自身に実は向いていないと、
コーチャーが判断したら、
「コッチの道ではないですよ」
と、
ダンスが上達しないという結果でもって、
教えてくれているってワケ。
あなたが選択を変え、
「パーティダンスが上手くなりたい」
「人を指導できるようになりたい」・・
とシフト変更宣言したとたん、
イキナリコーチャーとこんにちは!でき、
ダンス上達への兆し・・・
ってなるケースも多いんだよ。
② 先生の言うことを無視、
または疑い続けた場合
例えばインナー・コーチャーが、
「そうよ、それが
あなたにとって良いダンスなのよ」
とあなたにソッと告げたとする。
でも
「本当かなぁ? 友人に
『オマエひどい格好で踊っているぞ』
って言われたからなぁ」
と信じない。
「大丈夫。
あせらず今のままの線で練習してゆけば、
見た目もキレイになってくるわ」
「そうかなぁ、そんなことしていたら、
みんなに置いてけぼり食っちゃうよ」
こんなやりとりがあった結果、
インナー・コーチャーの声とは反対方向の
“見た目優先”のほうに行ってしまう、
を繰り返していると、
だんだん先生の声は
あなたに届かなくなってしまうというわけだ。
おまけに少々の不快感は、
がんばって練習することで克服(?)
なんてしていたら、なおさらだ。
だんだんとセンサーの感度が鈍り、
正常な判断ができなくなり、
ついには「不快感」と「快感」の
区別がつかなくなってしまうこともある。
インナー・コーチャーは、
その人の中にある “素直な感情”に
敏感に反応してくれるもんなんだ。
で、ソレを大切に取り扱い、理解し、
愛ある指導をしてくれる。
「今は要らない」
って時は、
ソッと見守っていてくれるんだ。
決して無理強いはしない。
そう、
無理強いはしないが、
やるべき必要なことは
必ず教えてくれるんだ。
で、
忍耐強くいつも“アル”モンだから、
要は本人がホンキでその気になれば、
出会えるってものなんだな。
あなたはただ身体と心の緊張を解いて
その先生を
信頼できる自分でいられること、
それが一番重要だ。
次回は、ようやく出会った
インナー・コーチャーと
上手く付き合って行くにはどうしたら良いか?
を考えていこう。
続く 第736話へ
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インナー(内部)コーチャー
前回、それに出会うための
モロモロをお伝えしたんだけれど。
今日は、
「いくらがんばってもダメ、
出会う気がしない」
という方への、提言だ。
実は、
インナー(内部)コーチャーに出会うための
真のポイントは、
「どうやったら出会えるのか?」
と一生懸命になったり、
とんでもなくがんばったり・・
というモンではなく、
つまり、ナニかを加算することで
出会えるのではなく、
多くは引き算
(力を抜く・意志を持ちすぎないなど)
または
意識の転換にアリなんだ。
出会いを妨げている
原因を知り、
ソレを
改善していくことで、
誰もがナチュラルに出会えるってこと。
だって、
ダンスがなかなか上達しない人には
先生がいないのか?
というとそうではないモンね。
色んな原因で、先生、つまり装置との
連絡が上手く取れていないだけなんだ。
ではその原因を探ってみよう。
① 最初の願望のインプットのときから
混乱している場合
例えば、
「ダンスが上達したい」ということと
「健康になりたい」「人に優しく・誠実でいたい」
を一緒にインプットしたとする。
これはOK。
インナー(内部)コーチャーは指令が出しやすい。
なぜなら、
もともと最初から人体の中に入っている
普遍的・本質的願望や人体の生存に関する
願望に反しないからだ。
(第734話参照)
でも、
「ダンスが上達したい」
+
「競技会で成績を上げたい」
「見た目にカッコよく踊りたい」
「人から上手と思われたい」
・・をインプットしたらどうなるだろうか?
ウーンこれは難しい。
なぜって
「健康に良いダンス」と
「見た目のカッコよさ」は、
即つながってはいないモンね。
だからどちらを先に優先させるか?
ということになっちゃう。
結果、
インナー(内部)コーチャーは
混乱をきたしてしまい、
的確な導きが得られないんだ。
また、
自分にふさわしくない、
自分らしくない願望を選択し、
インプットしちゃってる場合も、
上手い具合にコーチャーとの出会いが果たせない。
っていうか、
ダンスが一向に上達しないんだな。
でもコレは、角度を変えてみれば、
コーチャーと出会ってるんだけどね。
どういうことかといえば、
「競技で勝ちたい!」
とがんばっていても、
競技選手という道が
あなた自身に実は向いていないと、
コーチャーが判断したら、
「コッチの道ではないですよ」
と、
ダンスが上達しないという結果でもって、
教えてくれているってワケ。
あなたが選択を変え、
「パーティダンスが上手くなりたい」
「人を指導できるようになりたい」・・
とシフト変更宣言したとたん、
イキナリコーチャーとこんにちは!でき、
ダンス上達への兆し・・・
ってなるケースも多いんだよ。
② 先生の言うことを無視、
または疑い続けた場合
例えばインナー・コーチャーが、
「そうよ、それが
あなたにとって良いダンスなのよ」
とあなたにソッと告げたとする。
でも
「本当かなぁ? 友人に
『オマエひどい格好で踊っているぞ』
って言われたからなぁ」
と信じない。
「大丈夫。
あせらず今のままの線で練習してゆけば、
見た目もキレイになってくるわ」
「そうかなぁ、そんなことしていたら、
みんなに置いてけぼり食っちゃうよ」
こんなやりとりがあった結果、
インナー・コーチャーの声とは反対方向の
“見た目優先”のほうに行ってしまう、
を繰り返していると、
だんだん先生の声は
あなたに届かなくなってしまうというわけだ。
おまけに少々の不快感は、
がんばって練習することで克服(?)
なんてしていたら、なおさらだ。
だんだんとセンサーの感度が鈍り、
正常な判断ができなくなり、
ついには「不快感」と「快感」の
区別がつかなくなってしまうこともある。
インナー・コーチャーは、
その人の中にある “素直な感情”に
敏感に反応してくれるもんなんだ。
で、ソレを大切に取り扱い、理解し、
愛ある指導をしてくれる。
「今は要らない」
って時は、
ソッと見守っていてくれるんだ。
決して無理強いはしない。
そう、
無理強いはしないが、
やるべき必要なことは
必ず教えてくれるんだ。
で、
忍耐強くいつも“アル”モンだから、
要は本人がホンキでその気になれば、
出会えるってものなんだな。
あなたはただ身体と心の緊張を解いて
その先生を
信頼できる自分でいられること、
それが一番重要だ。
次回は、ようやく出会った
インナー・コーチャーと
上手く付き合って行くにはどうしたら良いか?
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