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エクササイズ&プラクティス集へ
では、
サンバをお勉強することで
スローフォックストロットが
上手くなる!
レクチャーの第3回目突入!
前回、
ホイスク・ツー・レフト&ライト
のテキスト的なバウンス・アクションの中での、
ヒザ、足首の変化を紹介したけど、
実は、ソレって
体幹部のインナーマッスルの変化の結果、
現れるもので、
その上半身のインナーマッスルの変化を紐解くと、
な、なんと、
スロー・フォックストロットとの
関連が見えてくる!ってこと。
では、前回のテキスト的な解釈と照らし合わせて、
チョイ詳しくやってみよう。
がんばってついてきてね♥
ホイスク・ツー・レフト&ライト
~体幹部のインナーマッスルの変化的解釈~
1. 1& (ヒザ・足首の変化・・・
下に下りる運動・曲がる)
まず注目すべきは、
左足のフットワーク=ボールフラットだ。
(フットワークに関しては第631話参照)
ボール部分から着地して、
その後足の裏全体にベタって乗ること
・・・ってことは、つまり、
“上から下に下りてくる”
というアクションのはず。
だから、左足を送り出す前の、
体重の乗っている右足の上でのアクションは、
こんな風に考察できるんだ。
「上に上がって、
左足を左横に送り出そうとする」
では、このときの
体幹部のインナーマッスルの変化
はどうかというと、
「床にプレスして(下に向かって)、
カラダの中は右横に保とうとする」
そう、右足の上でのアクションと、
反対のアクション!?なんだな。
コレって、
いわゆる
二律背反原理よね。
(第71話参照)
コレによって、左足は晴れて
“安全かつ正確に着地できる”
ってことなんだ。
こうできると初めて、
タイミング1&の意味が活きてくる。
言い換えれば、
1と&という2つのアクションを
使い分けるってこと。
つまり、1の時、左足は
「床に着地しただけまだ、
ヒザは曲がっていない。
しかもヒップは右にある」
コレがミソ。
カラダの中で、
「下に向かってプレスし、
右横に引っ張っている」からだ。
次の&で、そのカラダの中での
二律背反感覚が解かれる。
で、ようやく、左足のヒザ、
足首ともに緩んでくるってわけ。
ダウン・・・
下に下りる運動が本格的に始まるんだ。
2. a (ヒザ・足首の変化・・・
左足のヒザが伸びて通常の高さに戻る)
1で、二律背反感覚が解かれた結果、
右足が緩み、
タラリ~と左へ寄って来る。
右ヒップもゆるやかに下に向かい、
左方へと向かい始める・・・
ってな、感覚を味わえたら、
身体操作は大正解だ。
カラダの中がニュートラル
(第259話参照)
に戻ろうとしている感触なんだな。
コレって正しくリラックスできていないと、
味わえない微妙な感覚でもあるんだ。
ココがクリアできれば、
右足が左足の後ろに交差されたときには、
両足のかかとが浮いた状態に
自然となるんだ。
でも、ココでホッとして
一息となってはいられない。
次なる
二律背反感覚がすでに始まっているからだ。
どういうことかというと、
3歩目の左足が
“安全かつ正確に着地できる”ように
右足後ろ交差の時の、
右足の上でのアクションは、
「上に上がって左足をボールから
その場(右足の前)に着地させようとする」
体幹部のインナーマッスルの変化は
どうかというと、
「床にプレスして(下に向かって)
その場に(右足の前に)
ちゃんと着地させるために、
カラダの中を後ろに引き込んでいる」
コレができれば、晴れて次のアクションである
3. 2 (ヒザ・足首の変化・・・
ヒザと足首を緩めてダウン)
が、安全にできるようになるんだ。
右横に向かうときも要領は一緒だ。
さぁ、ここまでで、
スロー・フォックストロットとの関連
が見えてきたかな?
キーワードは、そう、
二律背反感覚だ。
サンバ・バウンスは、
体幹部のインナーマッスル使用による
二律背反感覚から
生まれるモノだってことが重要。
言うまでもなく、
二律背反感覚は、
スロー・フォックストロットを踊る上でも
重要なテクニックだ。
(第278・279話参照)
しかし、スローの中では、
フロアーを移動する感覚も強いため、
二律背反感覚実感としては味わいにくく、
または反復体感練習もやりにくい。
その点、サンバはその場で運動ができるし、
反復練習がメッチャ可能ってわけ。
「カラダの中で反対方向の
アクションをすることで、
実際の現れとしての運動を
スムーズに安全に正確にできる」
という、二律背反感覚を養うには、
サンバ・バウンスアクションの練習って
モッテコイなんだ。
今回は、横への動きである、
ホイスク・ツー・レフト&ライトで観たけれど、
(サンバの)ベーシックムーブメントの
前後の動きも一緒だよ。
で、二律背反の練習、
お奨めベーシック・フィガーとして
ステイショナリー・サンバウォーク
あたりもどうかな。
ホイスクの身体操作を手がかりに、
レッツ・トライ!
続く 第730話へ
いつも 応援クリック ありがとうございます。
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とても励みになっています。(ジュンコ)
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ヒザ、足首の変化を紹介したけど、
実は、ソレって
体幹部のインナーマッスルの変化の結果、
現れるもので、
その上半身のインナーマッスルの変化を紐解くと、
な、なんと、
スロー・フォックストロットとの
関連が見えてくる!ってこと。
では、前回のテキスト的な解釈と照らし合わせて、
チョイ詳しくやってみよう。
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ホイスク・ツー・レフト&ライト
~体幹部のインナーマッスルの変化的解釈~
1. 1& (ヒザ・足首の変化・・・
下に下りる運動・曲がる)
まず注目すべきは、
左足のフットワーク=ボールフラットだ。
(フットワークに関しては第631話参照)
ボール部分から着地して、
その後足の裏全体にベタって乗ること
・・・ってことは、つまり、
“上から下に下りてくる”
というアクションのはず。
だから、左足を送り出す前の、
体重の乗っている右足の上でのアクションは、
こんな風に考察できるんだ。
「上に上がって、
左足を左横に送り出そうとする」
では、このときの
体幹部のインナーマッスルの変化
はどうかというと、
「床にプレスして(下に向かって)、
カラダの中は右横に保とうとする」
そう、右足の上でのアクションと、
反対のアクション!?なんだな。
コレって、
いわゆる
二律背反原理よね。
(第71話参照)
コレによって、左足は晴れて
“安全かつ正確に着地できる”
ってことなんだ。
こうできると初めて、
タイミング1&の意味が活きてくる。
言い換えれば、
1と&という2つのアクションを
使い分けるってこと。
つまり、1の時、左足は
「床に着地しただけまだ、
ヒザは曲がっていない。
しかもヒップは右にある」
コレがミソ。
カラダの中で、
「下に向かってプレスし、
右横に引っ張っている」からだ。
次の&で、そのカラダの中での
二律背反感覚が解かれる。
で、ようやく、左足のヒザ、
足首ともに緩んでくるってわけ。
ダウン・・・
下に下りる運動が本格的に始まるんだ。
2. a (ヒザ・足首の変化・・・
左足のヒザが伸びて通常の高さに戻る)
1で、二律背反感覚が解かれた結果、
右足が緩み、
タラリ~と左へ寄って来る。
右ヒップもゆるやかに下に向かい、
左方へと向かい始める・・・
ってな、感覚を味わえたら、
身体操作は大正解だ。
カラダの中がニュートラル
(第259話参照)
に戻ろうとしている感触なんだな。
コレって正しくリラックスできていないと、
味わえない微妙な感覚でもあるんだ。
ココがクリアできれば、
右足が左足の後ろに交差されたときには、
両足のかかとが浮いた状態に
自然となるんだ。
でも、ココでホッとして
一息となってはいられない。
次なる
二律背反感覚がすでに始まっているからだ。
どういうことかというと、
3歩目の左足が
“安全かつ正確に着地できる”ように
右足後ろ交差の時の、
右足の上でのアクションは、
「上に上がって左足をボールから
その場(右足の前)に着地させようとする」
体幹部のインナーマッスルの変化は
どうかというと、
「床にプレスして(下に向かって)
その場に(右足の前に)
ちゃんと着地させるために、
カラダの中を後ろに引き込んでいる」
コレができれば、晴れて次のアクションである
3. 2 (ヒザ・足首の変化・・・
ヒザと足首を緩めてダウン)
が、安全にできるようになるんだ。
右横に向かうときも要領は一緒だ。
さぁ、ここまでで、
スロー・フォックストロットとの関連
が見えてきたかな?
キーワードは、そう、
二律背反感覚だ。
サンバ・バウンスは、
体幹部のインナーマッスル使用による
二律背反感覚から
生まれるモノだってことが重要。
言うまでもなく、
二律背反感覚は、
スロー・フォックストロットを踊る上でも
重要なテクニックだ。
(第278・279話参照)
しかし、スローの中では、
フロアーを移動する感覚も強いため、
二律背反感覚実感としては味わいにくく、
または反復体感練習もやりにくい。
その点、サンバはその場で運動ができるし、
反復練習がメッチャ可能ってわけ。
「カラダの中で反対方向の
アクションをすることで、
実際の現れとしての運動を
スムーズに安全に正確にできる」
という、二律背反感覚を養うには、
サンバ・バウンスアクションの練習って
モッテコイなんだ。
今回は、横への動きである、
ホイスク・ツー・レフト&ライトで観たけれど、
(サンバの)ベーシックムーブメントの
前後の動きも一緒だよ。
で、二律背反の練習、
お奨めベーシック・フィガーとして
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